オペラ「こうもり」を観てきました

 やまぎん県民ホールでオペラ「こうもり」を観てきました。やまぎん県民ホールは駅に隣接しているため徒歩1分で着き、とてもアクセスが良かったです。
 服は何を着て行こうと悩んだ末にカジュアルなものにしました。この服装でいいのかな、なんて不安になりつつ会場に入ったのですが着物やドレスなどを着ている人はごく少数で皆様普段着のような肩肘張らない服装でした。ドレスコードなどは特になさそうでした。
 オペラを冠した公演でしたが性的な話の隠喩に満ちていました。例えば懐中時計を男性器に見立てたり聳り立つ男性器の隠喩にナメクジという言葉を出してきたりとね。
 オペラは上流階級向けでオペレッタは庶民向けオペラなのだそうですが愛や恋やそこにかかる蜜月の関係や情はどちらにも存在しているのならこのオペラに見られるような性的な隠喩はあって然りと言ったところなのでしょうか。
 演出の面において特筆するべきところは畳の置かれ方です。actⅠでは全てを広げて劇が始まり、actⅡでは舞台として2畳分に10枚の畳を重ね、actⅢでは牢名主の座る場所として1箇所に集められていました。これは話の展開と劇が進むにつれ内容が収束していくということを表現していたのではないかなと思いました。

ネタバレになるのもいかがなものかと思うのでかいつまんでお話ししましたが素晴らしい劇でした。

次は椿姫を観に行こうと思います。

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