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思い描いていた未来が、叶えられなくなった時の悲しみ

今日は、私の知人の話。
子宮ガンになってしまい、子宮の全摘出をしなければならなくなってしまったとのこと。
彼女には、息子がいて、夫がいて、家も買って、順風満帆に見えていた。

子供を産みたいと思っている人が、子宮を全摘出しなければならなくなってしまうなんて、神様は意地悪だと思う。
できれば、私の子宮をあげてしまいたいとも。

だからと言って、子供を望まない人が子宮がんになればいい訳でもないと思うのね。
実際、私も去年子宮の円錐切除をしたけども、果たしてその決断が正しかったのかも、今後再発しないのかも、わからない。
ましてや、私が子供を産みたいと思うのか、産めるのかなんて、もっとわからない。

選べることは自由なんだけど、時に不自由で、
選べたものが選べなくなるものは、もっと不自由だと思う。
きっと、家族を作っていきたいと思っていた彼女にとって、とても悲しくて受け入れ難いものなんだと思う。

一方私は、家族が欲しいとも、子供が欲しいとも、全く想像できずに、毎日飲酒喫煙を繰り返している。
いつか私にも、家族を作りたいとか、子供を産みたいとか思える日が来るのだろうか。
そもそも、私と一緒になると厄介なことが沢山あるので、誰かと一緒になりたいなんて、おこがましいことは基本的に考えていないし、願ったこともないんだけど。

そんなこんなで、32歳を目前に控えているんだよね。
あと3年以内を目安に動かなければ。
けど、一年後も同じようなことを考えていそうな気はする。「あと2年」って。
そうやって少しずつ、人口の減少に力を貸していくんだろうな、私は。

なんとも言えない気持ちだったので、つらつら書いてみました。
賛否両論あると思うけど(というか、私の意見として、別にどちらでもない)
デリケートでナイーブな問題なあと思う。

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