理学療法士さん作業療法士さんの話-病院で出会った人たち-
長い入院生活、つらい副作用で寝たきりになってしまうこともあります。低下した筋力や機能を改善する手伝いをしてくれるのが理学療法士さんだったり作業療法士さんだったりします。
理学療法士さん
体の動きを改善するのを助けてくれるお仕事だと思ってます。進まない自転車やリングフィットなどなど無理なく体を動かすプログラムをたくさん用意してくれました。
老若男女色々な方がいましたが、息子が頼りにしたのは若い女性の理学療法士さんでした。好きなマンガの話をきっかけに息子の心に入ってきてくれました。
リハビリのプログラムも無理がないようでも効果的なものであるように息子のペースに最大限合わせてくれました。最後まで変わらずに対応してくれたのも彼女だったので息子の中で一番お世話になった人でした。
退院後も縄跳びやスイミング、良いですよ!という彼女のアドバイスがとても役に立ちました。
作業療法士さん
手先指先や発語など細かい動きを戻してくれるお仕事だと思っています。
息子も担当の作業療法士さんがいたのですが、やはり若い女性の方でした。一緒にリハビリをしたのは最初のうちだけでした。そのときは一緒にカードゲームをしました。私も一緒に混ざることがありました。カードゲームを座った姿勢でできることが素晴らしいことと実感できる体験でした。
彼女もリハビリはしないまでも退院するまで時折様子を見に来てくれました。
また別の子の受け持ちの方ですが、中学の先生も匙を投げた難しいお年頃の思春期の男子の心に寄り添い、話芸で心を溶かして見事にリハビリを楽しませていた凄腕の作業療法士さんもいました。
リハビリも大事ですが、対話で寄り添ってくれることは長期入院患者には特にありがたいことだと思います。
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