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何を伝えたイカ
なぜまた再びアカウントを作ってまでnoteなんぞを書き始めたかといっても、特に理由はない。時として140文字に収まるよう推敲するのは面倒だが、青い印をもらうような金は持ちあわせていない、せいぜいその程度の話である。続くかもわからない。
備忘録や内省といった目的だけなのであればメモ帳アプリでも使えばいいわけで、結局私は何かを書き伝えたいのだ。とはいえ対象が誰なのかはよくわからないし、特定の売りコンテンツを考えているわけでもないので、ある意味もっとも厄介な…中年独身男性のエッセイってことか。
ただ、真に読み手の存在しない文章というのは私にはイメージがつかない。「自分」という書き手は同時に読み手として不可分ではあるが、自分が読みにくいと思えば手直しもするわけで、まったく別の存在だったりする。
むしろこういう場合、自分も含めて、少しずつ読み手がいなくなっていくような文章がよいのだろう。干されたスルメが海に戻れなくて誠に遺憾だなんて、どう考えても健康な人はこんなこと書かない。
要するに、自分なりのセラピーのつもりだ。
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