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愛の哲学
先日、フィロソフィーのダンスというアイドルグループのライブに行った。
歌やダンスはもちろん最高だったし、演出の面白さや生バンドの迫力、何から何まで自分の感情を震わしてくれる良いライブだった。
ライブの終盤で披露した「愛の哲学」という曲がある。その中で、「容赦なく愛してあげる」という歌詞があるのだが、このライブはまさにフィロソフィーのダンスの4人からの愛を容赦なく浴びせてもらえるライブだと感じた。
MCの中で「愛を届けるという想いで自分たちはライブをしていたけど、容赦なく愛をもらっていたのは私たちの方でした」というコメントを仰っていて、ハッとした。
僕はあの4人に愛を届けられているのだろうか、みんなの良さを言葉にしていただろうか。
せっかくだからこの機会にnoteに書いてみようと思った。
フィロのスとの出会いはコロナ禍に入り始めた頃、「RAGAZZE」というNHKのアイドル番組だった。当時私は、ハロープロジェクトのヲタクをしていて、「モーニング娘。」目当てでその番組を見ていた。
その中でフィロのスが披露した「ダンス・ファウンダー」に衝撃を受けた。まず曲がとにかくカッコ良かった。そして、圧倒的な歌声とそのパフォーマンスに魅了された。
それからすぐに知り合いにおすすめの曲とYouTubeに無料でライブ映像が公開されていることを教えてもらった。
そのライブはアイドルにしては珍しくフルバンドで、会場が一体となって作り上げられるライブに完全に心を掴まれた。
「新しいダンスを踊らせてあげる」-ダンス・ファウンダー
自分が全く触れたことのない音楽やパフォーマンスに心は踊った。
話は今回のライブに戻る
ライブ終盤のMCで奥津マリリさんが「ソロで音楽活動をしていた時に仲間なんていらないと思っていたし、音楽をやめようと思った時もあったけど、あの時の自分が頑張ってくれていてよかった」と言っていた。この言葉になぜか私は涙が止まらなかった。
僕は来年から社会人になるのだが、小説家、エッセイストになるという夢も叶えたいと思っている。両立させることは本当に難しいことだと思うけど、マリリさんのようにあの時の自分が頑張っていて良かったと思えるように頑張ろうという気持ちになれた。
過去がどれだけ辛くても、今をコツコツと積み重ねることで輝けるし、そしてそんなこれまでの自分を愛していいということを教えてもらった。これからもフィロのスへの愛を体全部で伝えたい。
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