見出し画像

THE ROYAL HOUSE 美しい組子に魅了されます

こんにちは、スルガ銀行の深田です。

先日、伊豆急さんとの協定事業「伊豆ぽた」の撮影で下田に行ってきました。伊豆急さんとの仕事で下田詣の回数も増え、おかげでだいぶ下田の街がわかってきました。黒船来航の地であり、下田条約にまつわる歴史上の名残が、街のあちこちで見られます。一方でジオパークの美しい自然スポットも点在し、柱状節理をはじめとする伊豆半島の特徴的な景観を間近で見る事もできます。私が好きな景色は、寝姿山から見る下田の街と下田湾です。

画像1

その寝姿山の頂上にあるラウンジが「THE ROYAL HOUSE」です。今回の撮影でもおじゃましてきました。

▼THE ROYAL HOUSE SHIMODA
https://www.the-royalexpress.jp/house/

THE ROYAL HOUSEは、伊豆急さんのラグジュアリートレイン「THE ROYAL EXPRESS」の世界観を創出する施設群のひとつで、内装には車両と共通する和の伝統工芸が随所に使われています。デザインディレクションは水戸岡 鋭治氏によるものです。

▼THE ROYAL EXPRESS
https://www.the-royalexpress.jp

画像2

店内はふんだんに木が使われた内装です。伝統木工技術である組子が随所に使われ、光、風、音を柔らかく吸収し、席ごとの居住性を上げています。

画像3

組子は、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける木工技術のことをいいます。 細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けする繊細な技術です。格子状に組みつけた桟の中に「葉っぱ」と呼ばれる小さな木の部品を様々な形にはめ込むことで幾何学模様を表現します。

そして磨き上げられた木工の床、飴色に仕上げられた梁など、職人が手間をかけて作り上げた安らぎの空間が広がっています。THE ROYAL HOUSEでは、お食事も楽しめますし、カフェとしても利用できます。伝統工芸の空間に身を沈め、開国港の歴史に思いを馳せるのもいいと思います。

画像4

画像5

伊豆急下田駅向かいの下田ロープウェイ寝姿山山頂駅内にあります。

▼下りの下田ロープウェイからの眺めです。#


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?