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【東急ホテルズ自転車旅 Ep2《E-BIKEで挑戦!伊豆半島一周(後編)》】SURUGA Cycle Journal Vol.158

東急ホテルズ&リゾーツさんとのコラボ企画「東急ホテルズ自転車旅」。ホテルを拠点としたサイクリングの魅力と、ホテル周辺の観光情報を紹介していきます。

今回のE-BIKEで伊豆半島一周の旅は、後編に突入です。前編は1泊2日の1日目、伊豆今井浜東急ホテルでひと休みしたところまで。

▼前編はこちら

続いては白い砂とエメラルドグリーンの美しい海が魅力的な、下田の白浜海岸までやってきました。伊豆半島最大の海水浴場「白浜大浜海水浴場」は、南北に約800mの広々とした開放感あふれる砂浜です。

自転車旅の途中ですが、海にダイブしたくなっちゃいますね。

白浜海岸の他にも、海岸線は立ち止まって撮影したくなるスポットだらけです。自転車なら駐車場を気にせず、少し足を止めて撮影できるのがいいところですね!

伊豆半島南東部の岬「爪木崎(つめきざき)」も素晴らしい景観スポットです。岬の先端まで少しアップダウンがありますが、苦労して辿り着いた先の景色は格別です。岬の先端に到着すると、目の前に広がる青く澄んだ海・青い空・緑の丘…まるで楽園のようです。

冬期には300万本ともいわれる水仙の花が咲き誇り、あたりは水仙の甘い香りに包まれます。可憐な水仙の白い花と、アロエの鮮やかな赤い花の共演も見どころです。

水仙群落地の奥には、青い空を背景にそびえる白亜の灯台「爪木埼灯台」があります。灯台の先端からは、伊豆七島や10kmほど沖合に浮かぶ神子元島(みこもとじま)を見ることができます。

ついに下田港までやってきました。夕暮れ時の港は静かで趣があっていいですね。下田港は幕末にペリー艦隊が入港し、開国の舞台にもなった歴史ある港です。

港の目の前にある「道の駅開国下田みなと」には、開国のまちとして歩んだ歴史を紹介するミュージアムや、海産物の製造直売所、新鮮な海の幸をいただけるお店が揃っています。また、サイクリストのための休憩所「バイシクルピット」に登録されており、自転車用工具や空気入れなどを借りることができます。

ここまで来たら1日目はほぼ終わり!下田の街を散策しながら、宿泊先の「下田東急ホテル」へ向かいます。

チェックイン前に少しだけ下田の海を見ながらサイクリング。

湾になっているので波が穏やかです。潮風を感じながら走るのは気持ちがいいですね。

下田東急ホテルの看板を発見!高台にあるエントランスまでは上り坂が続きますが、ここが最後の頑張りどころです。

なかなかの斜度ですが、E-BIKEのアシストのおかげで2人とも無事に上り切ることができました。

ホテルのエントランスに到着しました。今回は1泊2日の自転車旅なので、ホテルでゆっくりと体を休めましょう。

▼下田東急ホテル

海抜56mの高台に建つホテルは、目の前の大浦湾や伊豆七島が一望できる「美しい景観」と、新鮮な海の幸や温泉、四季の花などの「豊かな自然の恵み」が魅力です。

伊豆急行線が伊豆急下田駅まで開通した翌年の1962年(昭和37年)に開業し、2022年で開業60周年を迎えました!

ヤシの木と南国風の花が咲くエキゾチックなガーデンから海を眺め、海を一望できる露天風呂にゆっくり浸かれば、旅の疲れも吹き飛びます。

心地よい波の音で心が安らぎます。

ホテルにチェックインした後は、晩ごはんを食べに下田の街に出かけましょう。今回は「開国厨房なみなみ」さんにやってきました。

幕末、黒船で来航したペリー提督一行が歩いた「ペリーロード」近くにお店があります。下田の地金目鯛・天城しゃも・伊豆牛を使った料理がメインの居酒屋です。

「下田地魚金目鯛炙り丼」と「海鮮丼」をいただきます!どちらも丼から溢れんばかりの盛り。港の近くなので鮮度抜群なお魚をいただくことができます。

新鮮なお刺身がてんこ盛りの「海鮮丼」。下田の地魚金目鯛、生マグロや地魚など。そしてジュワッとだしが染みた、だし巻き卵が美味しい!

炙りの香ばしさと身の柔らかさが絶妙な「下田地魚金目鯛炙り丼」。ワサビと塩で食べるのもオススメです!

ちなみに、今回のお店選びは下田東急ホテルのコンシェルジュさんにお願いしました。お店選びに迷ったら、コンシェルジュさんにご相談ください。

ご予算やお好みにあわせてオススメのお店をピックアップしてくれます。

美味しい食事をいただいて、ふかふかのベッドでゆっくり寝て、自転車旅の疲れを癒すことができました。

2日目の始まりは美味しい食事から!お楽しみの朝食はブッフェ形式です。

南伊豆の新鮮な野菜や果実、お米、下田特産の干物や、伊豆各地からの地元素材を取り入れた「伊豆の朝ごはん」をいただくことができます。

お寿司や釜飯、カレーやお寿司など、バラエティ豊富なメニューの数々です。

好きなものを好きなだけ食べて朝から幸せいっぱいです。伊豆半島一周は残り半分!たくさん食べてエネルギーチャージしましょう。

お腹も満たされて出発準備OK!おふたりが持っているのは、下田東急ホテルオリジナル手拭い。ガーデンから見える海と、下田市ご当地キャラクターの「ぺるりん」がデザインされています。こちらは下田東急ホテルショップマルシェにて1枚500円にて販売中ですので、ぜひチェックしてみてください!

ホテルのスタッフさん(小泉さん)に見送られて、自転車旅2日目がスタートです。

まずは伊豆半島最南端に位置する南伊豆町の海水浴場「弓ヶ浜」にやってきました。約1kmに渡る砂浜のビーチが弓のような形をしているため、この名が付きました。遠浅で波も穏やかなので、お子様連れのご家族にも人気の海水浴場です。

周囲には青々とした松原が広がります。人々の暮らしを守る防風林としての役割を果たすとともに、白砂青松(はくしゃせいしょう)という日本の美しい海岸風景を作り出しています。「今井浜」「白浜」とともに、「弓ヶ浜」は「伊豆三大美浜」の一つに挙げられています。さらに「日本の渚100選」にも選ばれていて、文字どおり伊豆を代表する砂浜のひとつです。

続いて「あいあい岬」にやってきました!目の前に広がる手付かずの大自然は、どこを切り取っても美しい。「ここまで来てよかった」と思わせてくれる、伊豆半島を代表する名所のひとつです。

荒々しい岩肌が織りなす海岸線一帯は、富士箱根伊豆国立公園および、名勝(伊豆西南海岸)の指定を受けています。数百万年前の海底火山の噴出物が広く分布し、波の浸食を受けた険しい地形など、長い年月をかけて形成されたダイナミックな景観を楽しむことができます。

眼下には抜群の透明度を誇る海岸「ヒリゾ浜」があります。切り立った崖に覆われ、渡し船でしか行くことができません。独特の地理的環境から、ありのままの美しい自然が残された場所です。

伊豆半島は南に行けば行くほど交通量がぐっと減り、信号も少ないので快適にサイクリングを楽しめます。

小さな漁港周辺のレトロな町並みを横目に走ったり、木々に囲まれたジャングルのような道を走ったり、気がついたら海を見下ろす高所を走っていたり…。

変化に富む伊豆半島の海岸線は走っていて全く飽きません。

ヤシの木やハイビスカス、アロエなど、植生に注目してみるのも面白いですよ。

ランチは西伊豆町の「沖あがり食堂」さんへ。仁科(にしな)漁港に水揚げされた、伊豆半島近海の新鮮なイカを使った丼が人気のお店です。

一番人気は、イカの短冊切りのお刺身&漁師秘伝の漬けダレに漬けたお刺身を半分ずつ盛った「いか様丼」。

その他にも刺身のイカを乗せた「イカス丼」、漬けたイカと卵の黄身で夕陽をかたどった「夕陽丼」などなど…イカ好きにはたまらない食堂です。今回は「いか様丼」と、本日のおすすめ「アジ丼」を注文。季節により仁科漁港に水揚げされる魚介類をお手頃価格でいただけます!

すぐ近くの「はんばた市場」さんではお土産を購入できます。新鮮な海産物はもちろん、西伊豆だけで製造している「潮かつお」や、松崎特産品の「さくら葉」を使った「さくら葉餅」など、西伊豆の「美味しい」が詰まっています。

仁科漁港の北側には、奇岩に囲まれた乗浜(のりはま)海岸があります。対岸に見えるのは堂ヶ島公園です。堂ヶ島周辺の白く美しい海岸線は、伊豆が南の海の海底火山だった頃のなごりです。本州との衝突により隆起し、その後の侵食によって姿を現した景色は、美しいだけではなく太古の海底火山の姿を今に伝える貴重な場所でもあります。

続いてやってきた西伊豆の「黄金崎(こがねざき)」は、夕陽を浴びて黄金色に輝く岩肌と駿河湾と富士山の眺望が素晴らしいスポットです。岬全体が公園になっていて、遊歩道や芝生広場、展望台があります。

黄金色の岩肌は、高温の温泉水や地熱による変質作用で染め上げられたもので、静岡県の天然記念物に指定されています。馬の頭そっくりな奇岩は「馬ロック」の愛称で親しまれています。展望台から見るとまさに馬の横顔!ぜひ記念撮影してみてください。

伊豆半島一周もそろそろ終盤に差し掛かってきました。戸田(へだ)の「出逢い岬」に到着です!こちらは富士山の撮影スポットとしても人気の展望所です。

戸田港方面を向くと、鳥のくちばしのような形をした御浜岬(みはまみさき)が見えます。駿河湾の海流で運ばれてきた土砂が、湾の入り口部分に帯状にたまってできた砂嘴(さし)と呼ばれる地形です。

戸田港は御浜岬に囲まれて自然にできた天然の良港です。駿河湾の深海に生息するタカアシガニや、その他深海魚などの水揚げに利用されています。さあ、アップダウンの激しい海岸線もあと少しです!

大瀬崎付近を通り過ぎた先の海岸線は比較的平坦な道になります。駿河湾を眺めながら気持ちよく走っていると、旅の終わりを感じて少し切なくなります。そんな思いが「また走りに来たい」に繋がるのではないでしょうか。

そしてとうとうゴールの富士山三島東急ホテルに到着しました!ナショナルサイクルルート「太平洋岸自転車道」を走り、伊豆半島を一周する1泊2日の自転車旅は無事完結です。

海岸線の素晴らしい景色の数々、海鮮グルメを堪能することができました。今回は富士山三島東急ホテルを発着とし、伊豆今井浜東急ホテルに立ち寄りひと休み。そして下田東急ホテルに宿泊しました。

伊豆半島一周は距離が長い&アップダウンの激しいコースですが、ホテルに休憩・宿泊で立ち寄りながらぜひチャレンジしてみてください。サイクリストにフレンドリーなホテルのスタッフのみなさんがお待ちしています。最後に、富士山三島東急ホテルの広瀬さん(写真中央)とのスリーショットでフィニッシュ!

次回の自転車旅もお楽しみに!

【Information 1】
▼東急ホテルズ&リゾーツ 株式会社
https://www.tokyuhotels.co.jp/index.html

▼富士山三島 東急ホテル
https://www.tokyuhotels.co.jp/mishima-h/index.html

▼伊豆今井浜 東急ホテル
https://www.tokyuhotels.co.jp/imaihama-h/index.html

▼下田東急ホテル
https://www.tokyuhotels.co.jp/shimoda-h/index.html

▼ナショナルサイクルルート(太平洋岸自転車道)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/good-cycle-japan/national_cycle_route/pacific.html

▼バイシクルピット(静岡県東部・伊豆エリア)
https://hellonavi.jp/cycling/route/fuji-izu/bicycle-pit.html

▼伊豆白浜海岸
https://www.izu-shirahama.jp/

▼爪木崎
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/100100midokoro/110772.html

▼道の駅 開国下田みなと
https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/

▼開国厨房なみなみ
http://kaikoku-shimoda.sakura.ne.jp

▼南伊豆弓ヶ浜
https://yumigahama.info/

▼あいあい岬(奥石廊崎)
https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2013031200552/

▼沖あがり食堂
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/suisan/suisangyo/uocching/1003397/1043925/1028091.html

▼乗浜海岸
https://www.nishiizu-kankou.com/play/beachnorihama

▼黄金崎
https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/koganezaki

▼出逢い岬
https://numazukanko.jp/spot/10013

【Information 2】
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https://www.surugabank.co.jp/reserved/landing/road_bike/index.html?ad=tokyuhotels_cycling

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