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短文日記:21.12.06-21.12.12. アーバン・アウトドア・ライフを目指す週。

12月6日(月)

ひさびさに本屋B&Bのイベントに。畑中章宏さんと塚田有那さんの対談。「死」を連想するもの……鞄とか…?/吉増剛造『詩とは何か』を読む。吉本隆明はノートの罫線を自筆でひいていて、それがシャワーか野の草の茎のようだった、というのがイイ話。紹介されている詩は好きなものが多かった。

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12月7日(火)

雨でテンションが下がるが、訪問先で青森のりんごをもらったのでテンションが上がる。時期的に、たぶんお歳暮。お歳暮系りんごは絶対ぜんぶ美味しい。/ブライアン・ウィルソン『At My Piano』を聴く。最高。うまい演奏っていうより、ブライアンの頭の中をピアノで一生懸命なぞったような…

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12月8日(水)

雨が続く。折り畳み傘の袋を落としたと思って、テンションが下がる。袋の無い折り畳み傘なんて、価値ゼロだよ。結局、Gパンの後ろポケットに入ってた。なんだよ。/ROTH BART BARON『無限のHAKU』を聴く。朗々としたアレンジが好き。あと、チャゲアスみを感じている。

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12月9日(木)

そぼろ丼をつくるぞ。そぼろというと、居酒屋ランチのメニューの端にポツンとある扱いだけど、出来たてはほんとうにウマいぞ。/『世界の音を訪ねる』を読む。久保田麻琴の新書なんてあるのか!と思ったけど、書き下ろしではなかった。内容がやや専門的か。音楽遍歴を語ったところが面白かった。

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12月10日(金)

帰りが遅くなり、もう今日は出来合いのもんでも買ってこーと海鮮丼屋をのぞくと、たくさんのしらす丼しか残ってなくて、ひっ露骨!と思う。/芦沢一洋『アーバン・アウトドア・ライフ』を読む。都会で自然を感じる指南書。来年は、首都圏の公園でいっぱいチェアリングするぞう。

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12月11日(土)

ポッドキャストを収録して、その後、渋谷で忘年会。忘年会シーズンがはじまった。観念する、今年もおわりだ。/丸山眞男『日本の思想』を読む。学生時代に読んで分からなかったけど、いまもよく分かんない。でも、日本の近代ってなんかヘンだというこの本のモチベーションはめちゃ共感した。

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12月12日(日)

新聞を読む日。昨日の東京に「革新的 解体されるスタジアム」という記事が。カタールW杯用で、974のコンテナで組み立てて、終わったら解体する。デザインもカッコいい。東京五輪でこういうの観たかった。/Jon Hopkins『Music For Psychedelic Therapy』を聴く。最近、寝るときに流してる。

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