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高知旅行レポ 2023.5.27-28

5月末、高知(一部愛媛)は最高の気候でした。
鮮度が高いうちにレポしていきます。

①ひろめ市場

高知龍馬空港から西に車を30分ほど走らせると、高知名物を提供する飲食店が集まる場所があります。平成10年に様々な事業者が協力して作り上げ、土佐の食文化・商い文化を受け継ぐこの「ひろめ市場」は高知県の人気スポットです。

大量の店・食べ物・座席・人

市場内には鰹、ウツボ、川海老などの魚介類を中心に、唐揚げ、たこ焼きなど幅広い飲食物が販売されており、来場者は周辺に設置された座席で購入したものを自由に食べることができるフードコートのようなスタイルです。スーパーのように刺身や弁当が陳列されているお店もあり、自由に好きなものを好きなだけ食べることができます。この場所を訪れるのは4年ぶりでしたが、朝10時に来場したにも関わらず8割程度の座席は埋まっており、依然として人気のスポットのようでした。帰り際に見かけた「明神丸」というお店は開店前から長蛇の列ができており、おそらくここが1番の人気店なのではないかと思われます。

②仁淀川

ひろめ市場から更に1時間ほど進んだ場所にある「仁淀川アウトドアセンター」は奇跡の清流と呼ばれる仁淀川をカヤックやSUPで楽しめるアクティビティ施設です。

空撮画像

仁淀川は急峻な地形で流れが速く、低い水温によって藻が発生しにくいことから透き通ったような青色に見えることで有名で、「仁淀ブルー」と称されます。今回はそんな仁淀川をクリスタルカヤックで堪能しました。
水深は深いところで6m程度ですが、スポットによっては周囲を泳ぐ川魚を見ることもできます。ガイドの方が撮ってくれる写真に加えてドローンによる空撮画像・動画も無料で共有してもらえるので、思い出作りにピッタリです。

③中津渓谷 湯の森

特別棟「黒森山」

宿泊したのは特別棟「黒森山」と呼ばれる2019年にリニューアルした客室です。一戸建てのコテージで内風呂やバルコニーのようなスペースもあり、広々とした別荘のような雰囲気を味うことができます。備え付けの茶菓子として池谷茶園さんの水もちが冷蔵庫で冷やされており、ひと味違うおもてなしを感じます。Wi-Fiはかなり脆弱です。
料理は幅広いジャンルで地域の美味しいものを味わうことができ、選べるウェルカムドリンクも付いています。旅館の夕食では終盤にご飯が出てきがちですが、こちらはご飯を最初から出すか聞いてくれる点に心遣いを感じました。
お風呂は温泉になっていますが、宿泊者以外も入浴可能なシステムです。大衆温泉にありがちなオートストップタイプのシャワーが採用されていますが、こちらは止まるまでの時間がかなり短く、節水効果が大きいことが推測されます。

④四国カルスト

高知県と愛媛県の県境にある四国カルストは「日本のスイス」とも称される景勝地です。石灰岩が雨水などで侵食されて誕生した土地はカルスト地形と呼ばれており、この四国カルスト、福岡の平尾台、山口の秋吉台と合わせて日本三大カルストと呼ばれています。12月〜3月頃にかけて積雪や凍結等により通行止めになるため、春から秋にかけてしか訪れることができません。
到着までの道のりは道中は道幅1台分ほどしかない山道が続き、どの方面からでも時間を要するため、運転に不慣れな人の運転は推奨しません。ただし、ドライブルートは天空の道と呼ばれるほど綺麗で、ここにしかない景色を味わうことができます。

牛と石灰岩と雄大な大地

エリア内には撮影スポットになるような景観が良い場所が点在しており拠点となるような場所がなく、適宜路肩に停車して自由に写真を撮りにいくスタイルです。
周辺にはお店が少ないですが、東側にある「星ふるヴィレッジTENGU」では地域の食材を使った料理を味わうことができます。西側にある「姫鶴荘(めづるそう)」の横では濃厚牛乳アイスが販売されていますが、こちらはかなりおススメです。

⑤桂浜水族館

1時間ほどでも十分楽しめる

高知県の名勝・桂浜にあるコンパクトで少しレトロな水族館です。構造的にどこを回ってどこを回っていないかがわかりやすく、子供と一緒でも快適に周遊できそうなサイズ感です。
生き物との距離が近く、ペンギンやカメにセルフ式で餌をやることができるほか、ドクターフィッシュ体験や魚の泳ぐプールに入ることもできます。入場料は1600円と規模にしては割高のような気もしますが、お客さんに楽しんでもらえるような工夫が凝らされおり、十分立ち寄る価値があるスポットだと感じました。

高知は景色が雄大で、接する方の多くが元気でにこやかだったことが印象的でした。
四国はどうしても車移動の距離が長くなるので、大人数での来訪もオススメです。

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