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マグナムフォトの原点にまつわる展示で自分も原点に帰る。

最近、乃木坂に私が行くときは大抵、雨になる。2週間前に乃木坂へ打合せに行った帰りも雨だったなあ。「マグナム創設の原点」という展示を富士フイルムスクエアで開催していたので、勿論寄って来た。


何か特別な約束のために向かった後で、雨だったり、嵐みたいになることが多いのだが、それをしのぐために入った先で大体何かすごく大切な再会がついてくるのも、乃木坂の魔力だなと思っている。


この写真、キャパとジョージ・ロジャースの1枚は撮影できたので記念に撮ってきた。
創設に関わった初期のメンバーたちの作品が展示されていた。

エリオット・アーウィットのプリントって、昔から何度も見ているはずなのに今あらためて見れば、また涙が出る。人間を見る目の原点で多大な影響を受けた写真家だなあ。昔、来日した際にサインをいただいたのは宝物。
イヴ・アーノルドもだけども、編集者としてマグナムに参加したところからフォトジャーナリストとして活躍したインゲ・モラスのあり方には、学ぶことばかりだ。
マグナムや、ナショナルジオグラフィックといった、高校生の頃に感銘を受けた「ジャーナル/ジャーナリズム」の世界に立ち帰る機会が続く。何らかの示唆だなあ。
写真展は無料、明日10/25まで。

マグナムフォト東京: http://www.magnumphotos.co.jp/

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