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日本縦断旅日記24日目 ~ 広島編 ~

さて今日はホテルを取ったので、ふかふかのベッドからの起床。

安いホテルとはいえ、ベットで眠ると気分的には体力が回復するような気がする。

実際のところは前日なんだかんだ作業諸々で就寝時刻が0時になってしまったため、若干睡眠不足感が否めない。

だがせっかくベッドで眠れたので、十分に体力を回復できたと自己暗示をかけていざ出発。

最初の目的地は鷲羽山展望台。

個人的に四国旅に出たとき、瀬戸内海の景色がかなりきれいな覚えがあり、自分の好きな景色だったので反対側からみたらどうなんだろうと思っていたため、最初の目的地に決定。

今までの最初の目的地が100キロ先のようにはならず、約30分強の時間で到着。

景色はやはり綺麗だったものの、やはりそこまで標高が高く無いことに加え、若干海が悪い感じに霞んでいたので以前丸亀城から眺めた瀬戸内海と比べると少々劣るような気がした。

瀬戸大橋を眺めることができたが、やはり構造的に巨大橋をつくる方法は同じになるのか、明石海峡大橋そっくりの見た目をしていた。

そんなこんなで次の目的地である尾道の千光寺へ。

本当は尾道からしまなみ海道を走ってみたかったが、排気量が125ccオーバーで側道を走ることができないので、今回は諦めることにした。

ここは機会があったらレンタルバイクでもかりて挑戦しに行きたい。

尾道までは新広島バイパスというのが整備されていて、かなり運転はし易い。

若干看板が高速道路っぽくで無料区間かと思ったりもしたが、一応バイパスなのでたまーに信号機が出現する。

ここはただひたすらに降りていくだけなので、無心で走行。

昨日までは出発日も含めて基本雨合羽を装備していたので、晴れの日に走りやすい気温でバイクを転がすのは非常に気持ちが良かった。

千光寺へは途中でバイパスを降りたあと、少々狭い山道を登っていくと到着することができる。

行ったときには休館日だったが、尾道市立美術館も存在しており、結構観光バスもやってきていた。

頂上からの眺めは相変わらずの瀬戸内海を一望できるようになっていて、ずっとぼーっとしていたかったが、なんだかんだ広島市街地まではここから2時間弱ぐらいかかるので足早に退散。

またもバイパスをひたすら突き進んで広島市街地の方向へ突き進んでいたら、この区間の一部は海沿いを走ることができ、そこからの景色が非常にきれいだった。

GoProを回していなかったのが大変悔やまれる。

おそらく上から見る景色よりもきれいだった。

さて無心で走ること2時間弱。

完全にお昼ごはんを食べ逃したが、広島市街地の方へ到着した。

やはり人口100万人としということもあり、なかなか栄えている一方で車線が多く運転がし辛い。

広島も岡山同様に「国民の地元感」つよい感じがしていたが、市街地はやっぱり都会度合いが高めな気がする。

さて目的地は原爆ドーム等のある平和記念公園だが、公園には駐車場が無い。

コンビニ休憩をしながら探していたが、どうしても良さげな場所が見つかりそうになかったので、そのまま少々バイクを置かせてもらい、弾丸で公園を回ってくることにした。

平日にもかかわらずかなり人がいて、ゆっくり観光するような場所ではなかった。

やはり修学旅行生や団体の観光客が多く、写真撮影はままならない。

良くも悪くも急ぎで回っていたので、慰霊碑から原爆ドームまでを駆け足でめぐり速攻でバイクの元へ戻ることになった。

さて今日の最終目的地は厳島神社のある宮島。

広島といえばここは外せないので、どうしても行ってみたかった。

ただ時刻は現時点で15時過ぎ。

マイルールで基本日没以降バイクには乗らないようにしていたので、ここから宮島行きのフェリー乗り場まで1時間弱かかるとすると絶対に日没までに今日の宿へは到達しない。

流石に厳島神社は見たかったので、今日はルールを解禁し宮島観光を行うことにした。

難解な市街地を抜け、渋滞に巻き込まれながらも宮島方面へ。

市街地から宮島へは海に面しているため、夕日を眺めながらのツーリングとなりかなりよかった。

あと少しで宮島に到着するというところでヘビーな渋滞に巻き込まれなかなか前に進まない。

完全に宮島行きフェリーのりばへの右折待ちぽかったので、仕方なくジリジリと進む。

付近の駐車場の値段が暴騰しており、目的としていた駐車場は一回あたり1000円取られるようになっていたが、バイクは300円だったので非常に助かった。

管理人のおじちゃんがいい人だったので、フェリー乗り場までのショートカットの道を教えてもらい、無事フェリー乗り場まで到着。

意外とフェリー乗り場はきれいな建物で、少々イメージとは異なる印象だった。

切符を買い船に10分ぐらい揺られると、無事宮島へ上陸することができる。

船の運行も15分おきぐらいにはあるので、特に時間を心配することも無い。

さて宮島へ上陸すると、完全に日が傾き始めており、夕日に沈む厳島神社を取れるのではといういい時間帯だった。

ただ思ったより有名な鳥居まで距離があったことと、角度体に正面に行くと夕日が入らなくなりそうでなかなか撮影が難しい。

また逆行になるので、鳥居の赤さが全く目立たない……。

やはりプロのカメラマンが撮影する写真はすごいんだと痛感した。

宮島は厳島神社で人がやってくるために、フェリー降り場周辺はお土産街になっていた。

修学旅行生向けにの学割があったりして、やはり平和記念公園と同様に広島は修学旅行生のメッカになっているのだろう。

五重の塔や厳島神社の本殿、諸々回ってみてかなり雰囲気がよかったので男一人で旅をするのには少々向かないかなと思ったり……。

誰かと一緒に来るべきところだった。

さて少々名残惜しいが帰りのフェリーへ乗り込み、今日も快活クラブへと向かう。

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