VIBE MAG 2021.04.21 NU'ESTインタビュー

NU'EST、ロマンについて

疲れた日常も、薄い望みも、退屈な日々も、NU'ESTが歌えばロマンチシズムになる。タイトル曲「INSIDE OUT」からメンバーたちのソロ曲までぎゅっと埋め尽くした正規アルバムで戻ってきたNU'ESTとのインタビュー。

Q.正規アルバムとしては2014年の初正規アルバム[Re:BIRTH]以来約7年ぶりだ。正規アルバムを出すまでこんなに長くかかった特別な理由があるのか?
良いアルバムをお聞かせするために努力しているうちに、久しぶりに出ることになった。正規アルバムが出ていない期間が長かったのでいつかは出さなければならないと思ったし、今回がその時だと思った。
Q.[Romanticize]というタイトルを付けたが、「ロマン」というコンセプトを持ってきた理由は?
簡単に通り過ぎる日常、大変だと感じる瞬間をNU'ESTならではの感性を通じてロマンチックな状況に再解釈して込めたくて、聞く人にアルバムを聞く時間をロマンを夢見る瞬間にしてあげたいという気持ちで準備した。
Q.デビュー10年目だ。かなり長い期間でもあるが、その間NU'ESTが成し遂げたことを見ると時間が色あせる。過ぎた時間を振り返るとデビュー時代から今まで全く変わっていないことと、自分で考えてもドラマチックに変わったことを挙げるとしたら?
ミニョン:依然としてファンミニョンだということは変わっていない。大きく変わった点は応援してくれるラブの方がたくさんできたということだ。
JR:変わらないのは感謝の気持ちで、ドラマチックに変わったのはチャンスが多くなったこと。
レン:心掛けはいつも同じだ。ドラマチックに変わったことは、皆がもう少し成熟したようだ。
アロン:心構え。様々な経験をし、様々な方面で活動できるようになった。
ベクホ:俺たちがNU'ESTなんだということ。状況は大きく変わった。
Q.NU'ESTのメンバーそれぞれが追求するロマンに対する解釈が知りたい。個人的に一番理想的だとまたはロマンチックだと思う瞬間について話していただければ
ミニョン:深い考え、悩み無く好きな歌を聞く時
JR:日常のすべての瞬間をロマンだと思う
レン:好きな人たちとご飯食べて話をする時。
アロン:ノア、コッスニと楽しい時間を過ごしてる時
ベクホ:ロマンという単語自体がロマンチックだと思う。同じ状況でも人によって違うように感じる時、それもロマンチックだと思う。
Q.メンバーたちのソロ曲が 一曲ずつ収録されているんが、自分の曲をメンバーたちが直接説明してくいただければ
ミニョン:「EARPHONE」という曲だが、聞きたくないものは遠ざけ、自分の声に耳を傾けるという気持ちを盛り込んだ曲だ。疲れて大変な時にイヤホンをして好きな歌を聞いて力を得た経験をもとに書いた
JR:「DOOM DOOM」はより新しい自分を見つける過程で感じるロマンを描いた
レン:自分の傷、苦痛のすべてをステージに昇華させるという爆発的なエネルギーを盛り込んだ歌だ
アロン:NU'ESTの中のアロンに関する話だが、NU'ESTのメンバーとして成長する過程をロマンとして表現した曲だ。
ベクホ:ある目標に向かって走っていく過程を表現し、走っていく時に出会う試行錯誤さえロマンチックに感じられるということを表現した曲だ
Q.タイトル曲「INSIDE OUT」は表に出ている気持ちとは異なる本音に対する歌詞のようだ。どんな感情に関する曲なのか?
一言で定義できない複合的な感情の移動を繊細な歌詞で表現した曲!
Q.正規アルバムであるだけにトラックリストにも各曲の作業にも力を入れただろう。最も長い時間と努力が必要だった、NU'ESTを最も苦労させた作業に関するエピソードを話すとしたら
ミニョン:「INSIDE OUT」が最も多くの修正を経て出た曲だ。修正録音をしすぎて大変だった記憶がある。
JR:タイトル曲。レコーディングの時ニュアンスやトーンのような微妙な部分を表現するのが難しくて長い時間録音したし、こういう部分が僕にとって成長するきっかけになったと思う。
レン:やはりタイトル曲だと思う。ボーカルのトーンを合わせていたらずっと修正を繰り返した。
アロン:ソロ曲作業をする時、僕のメッセージが上手く伝わるように気を遣ったと思う。歌詞とメロディー、ジャンルも僕が伝えたい話と よく合ってたと思う。
ベクホ:タイトル曲を作るためにずっと新しい曲のを沢山作った。
Q.アルバムが完成して発売を控えた時、一番満足していた点を挙げるとしたら?
ミニョン:長い間準備してきたアルバムなので構成もとてもいいし、各メンバーのソロ曲も個性があってよかった
JR:レコーディングで大変だったけど、今聞くと胸がいっぱいになる
レン:発売前日が一番緊張して胸がいっぱいだ。L.O.Λ.Eの方々が、 どれだけ喜んでくださるのか想像して
アロン:今回トレーラーが公開されたときはとても嬉しくて満足した。
ベクホ:メンバーたちがそれぞれロマンが違うし、それを表現する方法が本当に面白かったと思う。お互いに同じことを考えても、違う表現ができるというのが 最もよく出ているアルバムではないかと思う。
Q.メンバーたちが均等に作詞·作曲·編曲に参加した。デビュー時代のインタビューを見ると習い始めたばかりの人の初々しさ(?)が感じられるが、これまで音楽的に成長するまでどのような習作の過程を経てきたのか知りたい。
ミニョン:僕がやりたいこと、話したいことを音楽で表現したくて、そうやって作詞から一つ一つ始めたんだと思う。
JR:たくさん学び、経験しようと努力した。
レン:成長するまでかなりの試行錯誤があった。人は試練を経験してこそ成長すると思う。
アロン:沢山のインスピレーションを得るために様々なジャンルの音楽をたくさん聞いた。
ベクホ:10年間たくさんの経験をしてきたし、いろんな感情を感じたからこういう部分が積もって作業するときにもっとうまく表現できたんだと思う。
Q.パフォーマンスの面で常に歴代級という期待を受けてきた。正規アルバムでカムバックしながらまたどんな致命的なパフォーマンスを 準備したのか気になる。
ミニョン:今回は致命的な感じというより、曲に合うパフォーマンスが出たようなので楽しく練習している。
JR:メンバーたちと息をあわせる部分が多くて、(ファンが)喜んでくださると思う。
レン:いつも準備はできているので期待してくださってもいいと思う
アロン:ユニットダンスがたくさんあるんだけど、これらをよく見てほしい。
ベクホ:導入部からキリングパートだと思う。座って足首を使う部分があるが、ディテールを多く使った振り付けだ。
Q.長い間一緒にしてきたメンバー同士は、今や格別さを越えてお互いに対する信頼があるだろう。メンバーたちがお互いにどんな感情を与えるのか説明するとしたら
ミニョン:お互いに応援もしてあげながら刺激もたくさん受けていい影響を与えていると思う。
JR:時には楽で時には刺激になるメンバーたちだ。
レン:お互いに安定感を与える。
アロン:頼もしい。
ベクホ:泣いて笑って、全ての感情をメンバーといつも一緒に感じてる。 複雑な感情なので言葉で言い表せない
Q.これまでデビューしてから10年の話をしたが、これからNU'ESTの10年はどうなることを望みどんなロマンを夢見るか?
ミニョン:元気で幸せでいてほしい。 一番難しいことだけど^^
JR:実際これからどうなるか分からないけど、諦めるという言葉はなさそうだ。それがロマンだと思う。
レン:与えられた人生を幸せに過ごしてほしい。
アロン:元気にいつまでも幸せに活動したい。
ベクホ:これからの10年も僕たちが熱心に活動して幸せでいてほしい。

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