スターニュース NU'EST単独インタビュー

デビュー2611日ぶりに音楽放送1位、デビュー8年ぶりに年末授賞式受賞。グループNU’ESTは今の成果を達成するまで遠い道を巡ってきた。アイドル解体の分水嶺とされる「魔の7年」を逃れ、昨年の再契約まで終えた彼らはどんなチームよりもお互いに向けた信頼がしっかりして見えた。
昨年Asia Artist Awards in Vietnam 2019受賞の瞬間にもNU’ESTは「5人で一緒にできて光栄」とお互いの大切さを振り返った。
絆はファンとの関係でも同じだった。いつもファンL.O.Λ.Eのために発展した姿を見せたいというNU’ESTの言葉には心がこもっている。いつのまにかアイドル長寿グループに仲間入りしたNU’ESTがここまで来た理由は彼らにを会った瞬間、一瞬で分かった。

-NU’EST Wに続き、今度は完全体でも3年連続『AAA』に出席されました。特に『AAA 2019』で2冠王まで獲得し良い成果を出しおめでとうございます。

▶ありがたくも3年連続『AAA』に参加して良い賞をたくさん頂きました。L.O.Λ.E(ファンクラブ)の方々がいたからできた事でした。再度L.O.Λ.Eの皆様に感謝します。(JR)

-特に完全体では『AAA』で初の受賞だっただけに格別な意味があるでしょう。

▶賞をもらう事を目標に置いていませんが、それでもデビューをしたら一度ぐらい夢見るじゃないですか。私たちも「あんな賞をもらいたい」と思ったりしましたが、かなり長い時間がかかって5人で一緒に成し遂げました。そのため少し大切な感じもします。またこのような賞を頂いた事でもっとがんばらなきゃと再度思いました。色々な事を思いましたね。(ベクホ)

▶NU’ESTとして8年ぶりに賞を頂き、本当に記憶に残るでしょう。特に授賞式がベトナムだったじゃないですか。ベトナムのL.O.Λ.Eたちが一ヵ所に集まってピンク色のペンライトを持っている姿を見たらすごく嬉しくもありました。(ミニョン)

-ベトナムのファンは頻繁に会える機会がないですが、会った感想はどうでしたか。

▶本当にベトナムL.O.Λ.Eとは頻繁に会う機会がないですよね。時々お会いするんですが、この前のように私たちを応援するために授賞式に来てくれたことだけでも感謝でした。多くのファンダムの中でもL.O.Λ.Eは特に目立ちました。L.O.Λ.Eたちがいて僕たちも授賞式に来られるという気がしてもっと元気が出ました(ミニョン)

-もう9年目の歌手になりました。それでもNU'ESTはいつも新人のように新しく感じます。着実に成長しているという感じもします。

▶大衆が私たちを知らなかった時間が長かったからだと思います。私たちはいつも頑張って活動してきましたが、多くの方々に刻印されたばかりなので、まだそう感じてくださっていると思います。それでも上昇の勢いという言葉を自分の口で言うのは恥ずかしいですね(ベクホ)

▶全部メンバー達のおかげだと思います。メンバー達の粘り強さがなかったらこの場に来ることができなかったでしょう。一人でも諦めたかったり辞めたりしたならNU'ESTは今ごろいなかったと思いますが、5人とも皆根気を持って希望を持ってここまで来たのが大きいと思います(レン)

-5人が諦めずに一緒に来る事ができた原動力は何ですか。

▶ただ自然にここまで流れてきました。正直時々大変なこともあり、諦めたいこともありました。一日一日過ぎたら時間が流れていて、チャンスが来てその機会で状況が良くなりました。ただ自然なことでした。(ベクホ)

-昨年心を一つにして再契約を行って一緒に行く時間がもっと長くなりましたね。

▶「皆一緒に行くんだ」という確信がありました。その時期は本当に5人の気持ちが最もぴったり合った時でした。「NU'ESTで一緒にやる?」「君がやるならやる」その気持ちがとても嬉しかったです。今まで一緒にしながらメンバー同士気が合って幸せに活動を続けることができたと思います(JR)

-再契約も終えたこれからのNU'ESTはどんな姿でしょうか。

▶遠い未来を見るのは難しいことです。僕たちにとって一番遠い未来はまず次のアルバムです。今忠実に活動し今の我々に満足しようと努力中です(JR)

▶あまり遠い未来なら雄大で見えません。近い未来から着実に前に進みたいです(ベクホ)

▶誰でも共通して「成功したい」という気持ちがあるのではないでしょうか。僕たちも「成功したい」が究極の目標です。そうなるためには今どうするのかが重要です。それをいつも悩んでいます。今回のアルバムを多くの方々が気に入ってくださっただけに、次はもっと良い姿をお見せしたいと思っています(JR)

-最近、第8集のミニアルバム”『The Nocturne』の活動も成功に終わりました。 今回のアルバムでまた音楽的変身に成功したという評も得ました。

▶今回のアルバム活動はとても良かったです。前回のアルバム『The Table』も従来の感じとはずいぶん違いましたが、また違った雰囲気に挑戦しました。前回のアルバムも音楽番組5冠王に輝きましたが、今回もイメージを変えながら良い反応だったので楽しくて元気が出ました(レン)

-タイトル曲『I’m in Trouble』のメッシュ衣装もすごく破格的でした。

▶ステージのためならば大丈夫ですが、ステージの下では衣装が恥ずかしかったんです。トイレに行く時や水を飲む時とても恥ずかしかったです。でもたくさんの方々に喜んで頂いて私も嬉しかったです(JR)

▶メッシュの衣装が私にとっては一番多く覆われた服でした。ハハ。前は斜めに切られた服、へそまで切られた衣装も着てたんです。今回の衣装がおそらく私には一番多く覆われた服ではなかっただろうか。でも私もJRと似てます。 舞台の上で輝けるなら何でもできます(ベクホ)

▶私は身体作りが難しくて何回も諦めました。私は体を作るのがいつも三日坊主です。 ベクホを見てるとあんなふうに運動をするのもすごいし、体を作っていく姿がうらやましくて。 食事管理もプロのようです。そのためベクホが舞台でさらに輝くことができると思います(レン)

-それならメンバーたちが見た時、今回のアルバムコンセプトは誰が最もよく似合ったと思いますか。

▶(互いに視線を交わして)レン!(ベクホ、JR、アロン、ミニョン)

▶いやいや、違う。(レン)

▶最初のパートでレンが下を見て目を下から上へ上げながら、カメラに向かって見つめる部分があります。とても魅力的で曲へ集中度を高めてくれます。(ミニョン)

▶私だけでなく、NU’ESTは各メンバーごとに自分のカラーがはっきりしています。ミニョンはシャープでセクシーな感じで、アロン兄さんは今回のアルバムの『Mon Dance』という曲をスイートに歌って『クワックダーリン』という今回のニックネームが新しく出来ました。ジョンヒョン(JR)は踊りを最もうまく踊ります。ステージに重みを与えてくれます。ベクホはフィジカルがいいのでステージに充実感を与えてくれます。(レン)

▶コメント準備した?(メンバー)

▶レンの言葉を整理しますと、今回のアルバムはメンバーそれぞれの力量を確認できたアルバムのようです。デビューの頃からこれまでどれほどうまく成長してきたのか、自分たちが自ら確認するような活動でした。(ベクホ)

-ベクホさんはずっとアルバムのプロデュースに参加してきました。今回のアルバムはイメージ変身も大きかっただけに、準備しながら悩みも多かったと思います。

▶いつも「絶対今回の音楽は相反したイメージでなければならない」という思っているわけではありません。今、私たちが一番うまくできることに合わせて歌を作っていたら、気に入った曲ができるようになりました。もちろん今回のアルバムは比較的長い間作業したと思います(ベクホ)

-メンバーたちのアルバム参加度もますます高まっているようです。

▶言いたいことを少しずつもっとアルバムに盛り込みたいという気持ちが生まれるようです(ミニョン)

▶活動をしていると、「私たちがこういう歌を歌いたい」という気持ちが濃くなるようです。参加度が高まるのは当然で自然なことだと思います。(ベクホ)

-最近のアイドル歌手はソロやユニット活動が活発な雰囲気です。NU'ESTもNU'EST Wで一度ユニット活動をしたんですが、今後また他のユニット活動をしてみるつもりはないですか?

▶ユニットはまだ考えたことがありません。代わりに僕たちのアルバムを聞けば メンバー別のソロ曲が収録されています。ユニットで歌った曲もあります。アルバムの中で様々な試みができるのではないかと思います(ベクホ)

-個人活動もだんだん活発になってきています。レンさんは今回『ジェイミー』で ミュージカルに初めて挑戦しましたね。

▶緊張して毎日負担も感じます。私が演じるジェイミーというキャラクターは比重が多いです。没頭するのは本当に難しいですが、それでも頑張っています(レン)

▶インタビューに来る途中にもずっと台本を見ていました。本当に頑張っています。(アロン)

-ミニョンさんが先輩として一言アドバイスするなら。

▶実際助言ができることはありません。私も『マリーアントワネット』で初めて ミュージカルをしながら先輩からたくさん学びました。ただミンギ(レン)に「やればうまくできる」この言葉しか言えないですね。僕は自分がミュージカルをする時もミンギにいつも「君はミュージカルが上手いと思う」って言ってたんですよ。ミンギの表現力や才能がミュージカルの舞台とよく調和するような気がしました。 それでミンギがミュージカルをすると言った時嬉しかったです。ミンギがただ大変だから弱音を吐いているようですが、いざやればうまくできると思います(ミニョン)

▶ミニョンがミュージカルを始めてから終わるまで「ミンギがやれば上手くしそうだ」って言ってたんです。私も思うにミンギが歌う声もミュージカルとよく合いそうです(ベクホ)

-JRさんは今回『Weplay2』に新しくレギュラーで合流することになりました。特にバラエティの活躍が目立つがメンバーに伝授するだけのバラエティのコツはありますか。

▶実際私がコツをあげられることはなくて…。私よりメンバーたちの方が面白いです(JR)

▶違うよ(メンバー達)

▶私たちの笑いはプライベートなもので、放送用ではありません(レン)

▶私もメンバーからいつも沢山教えてもらってます。コツを言うなら、いつもバラエティーの先輩が「放送では無茶やってもいい」っておっしゃってくれます。先輩たちが「君が礼儀正しいから無茶してもいい」とおっしゃっていただき、そのような言葉が本当にありがたいです。(JR)

-アロンさんはもし出たいバラエティーがあるとすれば、どんなものですか。

▶子犬を2匹飼っているんですが『犬は素晴らしい』に一度出演したいです。一匹は一昨年連れてきた捨て犬なんです。まだ私に心を開いていないようなので相談をしたいです。(アロン)

-子犬の自慢してください。

▶犬自慢って…(笑)うちのノアとコッスニはですね。コッスニは外見が可愛くて、言うこともよく聞きます。ノアは心優しいがまだ幼いので言うことを聞かないですね。(アロン)

▶コッスニは眉毛が可愛くて性格も良くて二重もあります。ノアはハンサムですがいたずらっ子です。アロンさんが犬に変わるなら、ちょうどこんなじゃないかと思います(ベクホ)

-他のメンバーも出たいバラエティーはありますか?

▶私は数回バラエティーに出演してみてトーク番組もいいですが体で何かやったり観察型バラエティーによく合っていると思います。例えば前回行った『ジャングルの法則』にまた行きたいです(ベクホ)

▶ベクホが『ジャングルの法則』に行った時ご飯も食べられなくて大変だと言っていたのに、また行きたいと言ったので「この友達はアウトドアがよく合うんだな」と思いました。(ミニョン)

▶今も一緒に行ったお兄さんお姉さん達と連絡を取り合います。行った時は大変でしたが、数日経ったら記憶が美化されるようです。そのメンバーそのままもう一度行きたいです。

▶「ジャングルの法則」で思い出したんだけど、ジョンヒョン(JR)はもう既によくやってきてて、ミンギ(レン)が行ったら本当に面白そうです。ミニョンは肌も敏感でアレルギーも多くて苦労しそうだし、アロンさんは途中で帰ってきそうです。 ハハ(ベクホ)

-ミニアルバム8集の活動も無事に終え、ある瞬間から安定的に活動を続けています。NU'ESTの次の目標は何ですか。

▶たくさん機会があれば嬉しいです(JR)

▶力がなくなるまで歌手として活動すること?そしてまずミンギのミュージカルがうまくいくこと、ジョンヒョンのバラエティーがうまくいくこと(ベクホ)

-最後にいつもそばで力になってくれたL.O.Λ.Eたちに一言おっしゃってください。

▶9年目になるまで信じてついてきてくれてありがとうございます。今回の活動をしながらファンの大切さをより感じました。いつもステージの前にいたのに、 いないから寂しかったです。 早く時局が良くなって良い思い出を作ればと思います(ミニョン)

▶私も今回の活動でL.O.Λ.Eたちの空白を大きく感じました。何度も録画を何回かしたんですがファンがいなくて、力があまり出なかったです。早く会いたいです。 L.O.Λ.Eたち(アロン)

▶いつももっといいものだけをお見せしたいし、もっといいものだけお聞かせしたい気持ちが大きいんです。これからもずっと努力して成長する姿をお見せします。 いつも愛してくださってありがとうございます。その愛された分だけ幸せにしてあげます。(JR)

▶僕たちがアルバムを持ってくるたびに期待してくださる方々が たくさんいらっしゃいます。その事、いつもありがとうございます。 その期待よりもっと良いものをたくさんお見せしてたくさん聞かせてあげられるように頑張ります(ベクホ)

▶まずコロナが早く終息してほしいです。そうしてこそL.O.Λ.Eたちに会うことができるからです。そして話しすぎて今はL.O.Λ.Eたちたちが皆知っているはずですが、本当に本当に大好きです。(レン)

おしまい

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