DAZED KOREA 2020年7月号 NU'EST ミニョン

今日ランコムと一緒に撮影を終えました。 普段もランコム製品を重宝されてるんですってね。
僕は肌がとても敏感な方です。細かいホコリのような物が付いても顔に何かができるし、日光を長く浴びるとすぐ赤くなったり皮がむけて角質が出来るんですが、それに備えてランコム製品の中でも「UVエキスパート」ライン、日焼け止め製品を特によく使います。普段は日焼け止めくらいでファンデーションのように色がつく製品はあまり使わないので、今日「タンイドルロングラスティングファンデーション」を初めて塗ってみたんです。僕らは朝早くから夕方までメイクをしていることが多いです。今日の撮影日だけでも午前10時から午後6時過ぎまでかなり長い間メイクをしていたんですが、不思議なことに肌が楽な感じだったんです。しかも僕の肌が敏感なので、そのような事をよく感知する方です。商品が少し合わなくても顔がかゆくなったりメイクが浮くんですが、今日は最後まで楽でした。メイク室長もメイクが浮いてないとおっしゃってました。

今このようにメイクを落として座っていても透明な肌と唇さえ見ればミニョンさんがどれだけ精魂込めてケアされているのかが分かるようです。健康や肌をケアするミニョンさんだけの秘策があるんですか? 
運動をこつこつ続けています。1週間に4回くらい必ずPTを受けます。また食べる事も本当にしっかり食べます。特に栄養剤です。ビタミン、乳酸菌、酵素、オリーブオイル・・・最近はオリーブ油も錠剤の形で売られています。オリーブオイルが血をきれいにしてくれて、体に良い効果が色々あるというのでよく飲みます。コラーゲンもドリンクタイプ、錠剤など必要なやり方で飲みます。この様に体に良いものを取れば、忙しくて大変なスケジュールをよりスムーズにこなせるのではないかと思いながらです。

この頃いろいろ忙しかったでしょう?
2週間前まで僕らNU'ESTが新しいアルバムで音楽番組の活動をするためかなり忙しかったんです。それが終わってからぐっすり寝て食べたかったものも食べることができています。活動真っ盛りの時は規則的に食べる事は難しいです。朝早くからリハーサルして、立て続けにスケジュールがありますからね。

NU'ESTが披露したニューアルバムの名前が「The Nocturne」です。 夜想曲?
はい、夜想曲と言えば 「夜に聞く落ち着いた歌」という感じですよね。そんな雰囲気の曲が多いですが、今回のアルバムに収録された全ての曲のテーマが「夜」です。多様な感じと解釈を通じて「夜」というテーマを歌に込めた 「ザ・ノクターン」です。たとえば明るい雰囲気の夜もあれば、本当に夜想曲のように落ち着いていて眠る時に聞くのにいい歌もあります。多くの人が共感できると思います。我々が夜に感じる数々の感情を思い浮かべることができるのではないかと思います。

今回のアルバムで「Moon Dance」という曲の歌詞を御自身で書かれました。 歌詞や文章を書くことが好きですか?
歌詞を書くのは好きです。僕が言いたいこと、僕が表現したいことを歌詞という媒介で解き明かすことができるというのは本当に良い機会だと思います。それで(機会が)与えられる度にするようにしています。だからと言って普段文章をたくさん書くわけではありません。その代わり本を読んだり、映画を見たり、興味深いテレビシリーズを見たり、どこかに旅に出たり、日常の経験から歌詞に記したい内容が思い浮かぶと、すぐに携帯電話のメモ帳を開いて書いておきます。だから今回のアルバムのように僕が歌詞を書かないといけない時があれば、 メモ帳をパラパラと見ていいテーマを探すんです。

その偉大さは「メモする習慣」を実践していますね。周りをいつもきれいに片付けるライフスタイルとも関係があるんですか?旅先で宿に到着したらすべての荷物を完璧に片付けるんですってね。住んでいる家もそうですか?
遊びに来る方々の話ではモデルハウスみたいだそうです。少しでも散らかしてはいけなさそうなので、どこか不便だとか。僕の性格はそう、例えばリモコンは必ずリビングのテーブルのティッシュケースの隣に置かないとだめ、財布は必ずここ、車の鍵はここ。でもそうしてると忘れ物をしてオロオロすることが一切ありません。それから生活の質が上がる感じがます。知人たちがたまに私の家に来て掃除してくれと言いますが、僕はいつも受け入れます。でも1回当たり100万ウォン(笑)!代わりに完璧な掃除と整理を保障します。

路上の一人のちびっこがこんなに成長するということをいったい誰が見抜いただろうか。中学生の頃学校の前で焼き鳥を食べている時にスカウトされたそうですね。
『DAZED』読者の皆さんにはじめてお話ししますね。下校途中でした。学校前に粉食店があったんですが、家に帰る途中に友達とそこに立ち寄りました。行く途中一人の女性が下校する生徒たちの名札をずっと注意深く見ているんです。きっと誰かを迎えに来た姉や親戚だろうと思っていました。その時僕は急いで家に帰って友達とゲームをしようと思ったんですが、一緒にいた友達がしきりに焼き鳥を買って行こうとしたせいで喧嘩になってしまい結局ついていったんですよ。そうして友達を待って一緒に出る時に子供達の名札を見ていたキャスティングディレクターの方とばったり会ったんです。僕にアフタースクールとソン・ダムビを知っているかと聞き、「その人達の企画会社だ」と言って僕にもオーディションを受けに来ないかと提案されたんです。当時幼心にまさかそのような人がソウルから釜山まで来るんだろうかと思い、当時はその類の詐欺事件がしばしば報道されていたので疑ったんです。家に帰ってきて母に話すと、お母さんが直接電話して状況説明を聞きました。今5人組の男子アイドルグループを企画中で、現在練習中だという。母の許諾を得て所属事務所の関係者の方々が泊まっていらっしゃる釜山駅近くのホテルでオーディションを受けて現在に至ります。ところで僕は学校であまり目立った外貌の学生ではなかったです。学校にそういう子がいるじゃないですか。外見や才能がずば抜けて全校生が知り、人気も高い子です。僕はそうではなかったんですよ。 そのキャスティングディレクターさんは実は僕を見に来たわけじゃなかったそうです。当時僕の後輩の中に学校で有名な子がいたようです。ところがその子の姿がキャスティングの方向と合わなかったのか、引き返そうとした瞬間僕を発見したということです。折しも僕が強烈な赤色のダウンジャケットを着ていた事をご存知ですか?多分その服のおかげでより目についたのではないかとも思います。

そのミニョンがデビューしてから、いつの間にか9年という時間が過ぎました。
もう9年が経ったということ僕も信じられません。いつからかずっと考えているのですが、僕が一人でこの全ての事をしたなら、こんなに成長できなかったはずです。 若い頃からこの仕事をしてきて多くの人に会いました。多くの方の助言とサポートを通して、これは間違っていて、こう直さなくちゃ、これからはこうしなければという絶え間ない自己反省と方向修正ができたので、今のミニョンがいるんだと思います。 

それでもまだ二十代半ばですが、三十歳のミニョンはどんな姿でしょう。
うーん、もっと格好よくなると思います(笑)。多くの方が僕を見て年を取るほど顔がよくなるとおっしゃってくれます。だから僕もそう信じています。もっと素敵な人になるだろうという。その時は僕がやりたいこともずっと幅広くしていると思います。僕は演技もしたいし、ラジオDJもしたいんです。そんな希望を着々と叶えながら何よりも楽しく、僕を愛してくださる ファンの方々と幸せに、活動しているんじゃないかと思ってみます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?