すっぴん(suPRin!)の私に胸を張れるように…
言葉の企画、今回の課題は、未来の自分を企画する。
課題提出の前に病気が見つかり完全にふて寝をしていたので、課題に本気で向き合えませんでした。
いや、それは言い訳で、自分らしさや、自分の軸を見つけきれていない自分と向き合いたくなかったから。
正直納得いく企画を出せませんでした。
だからもう一度考え直したい!
と思ったものの、どうしてもまだ自分の中で納得いく着地点が見つからず。
今回は第一回課題と絡めて、“好き”に焦点を当てた企画書を出しました。
でも、あらゆる人の企画に触れて、今日の講座を受けて、私のキーワードは本当に“好き”でいいんだろうか。
と思って少しばかり考えてみたことをここに残しておこうと思います。
好きを取材して感じたこと
そもそも、私はなんで“好き”をキーワードにしたんだっけかというところから考えてみました。
それを考えるきっかけをくれたのは、以前アップした出町さんの好きの取材。
好きを聞きたいと思ったこと。
好きを聞いたことで、出町さんが話してくれたこと。
それらをもう一度よく考えてみました。
大人になると、良く見られたいと思ったり、虚勢を張ったり、嘘をついたり、自分でも知らないうちにそうなることが多い気がします。
取材や人の話を聞いているときも、ああ、これは本当に思っていることじゃないな、と思うことも何度もありました。
でも、好きなもののことを話しているときって、人間ってすごく正直な気がするんです。
私は、そこに詰まった“その人らしさ”を聞き出す瞬間が好きなんじゃないか、と。
そして、それをどうにかして紡いでいきたいんじゃないか、と、以前の取材で改めてそう感じました。
そういえば屋号の理由
そういえば、私の屋号suPRin!(すっぴん)の由来。
人や商品・サービスのすっぴん(suPPin)の良さに、ペンを一本足してPRします。
すっぴん=その人らしさ。
ずっとお気に入りで、そばにいてくれていた屋号に原点回帰しました。
人や、商品・サービスの“らしさ”を紡いでいきたい。
私がしたいのは、ずっとずっとそこにあったのかもしれないなと思いました。
好きが引き出す“らしさ”はひとつじゃない
そして、好きは、語り手の“らしさ”を引き出すだけじゃない。
対象物の“らしさ”を語れるのも、そのものを好きな人だけだと思っています。
私が企画した、お酒の味わいをカレシのタイプで表す『ポン酒カレシ』だってそうでした。
それぞれの日本酒の“らしさ”を、その“らしさ”が好きな私が伝えられる方法を…。
そう思って始めたのがきっかけでした。
なるほど、“らしさ”は“好き”の奥にある、だから、私は“好き”という言葉をキーワードにしたかったのか、となんとなく理解できたような気がします。
言葉で企画すること
今のお仕事としては、経営者さんのお話を聞いて、それを言語化するお仕事をしています。
そんなお仕事や取材で、“らしさ”を聞き出し引き出すことに注力してきました。
もちろん、そこもまだまだ修行中ではありますが、次は、それを伝わるように、伝えるために、アウトプットの方法を企画していきたい。
ただ、すっぴんをそのまま届けるだけでなく、ペンを一本足して企画にしていきたい。
そのためにやっぱりコピーを頑張りたい。
コピー×取材×日本酒 なんて肩書きをつけているものの、コピーと本気で向き合うことからずっとずっと逃げていました。
書けない自分を見たくなかったから。
どうせ私なんてと思う自分と、私だって頑張れば、の自分が2人いて。
でも、無意識の領域にある“らしさ”を発掘して、それ自体を企画に変えてきたコピーの力をいくつも見てきました。
すっぴんにペンを一本足して、“らしさ”をより“らしく”伝えられるように。
逃げません。
私もすっぴんでいられるように
suPRin!という屋号を持っていると恥ずかしいことがあります。
それは、電話に出る時。
「すっぴんのフジオカです。」と言わないといけないこと。
いや、めちゃくちゃ化粧はしてるんですけど。と心の中でそう唱えています。←
最近誕生日を迎えた時に、ある友達から「背伸びしなくてよくなるといいね」そんな言葉をもらいました。
小さい時から直らない、虚勢を張ったり、背伸びをする癖。
つま先がじんじん痛むくらいずっとずっと背伸びをしてきました。
無駄に着飾ってすっぴんを見せることがまだ上手くできません。
自分のすっぴんも魅力的に思えるようになることも、私の大事な目標。
まだまだ、迷ってばっかりの毎日で、全部投げ捨てて逃げたくなって泣いてばかりの私ですが、それでも、とにかく自分ができることに全力で取り組みつつ、
「すっぴんのフジオカ」に胸を張れるように、頑張っていきたいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?