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課題を課題としてこなさないこと

7/11に言葉の企画第二回講座を受講しました。

たくさんの学びと色んな感情にぐわっとなったこと、そして色んなことでめまぐるしかった日々に、言葉の企画のnoteにどうしても向き合うことができなくて。

でも、遅ればせてしまいながらも、阿部さん「それぞれの落とし前をつけて次にいってほしい」という言葉、「それぞれのタイミングで、待ってます。」という言葉に、やっぱり書かないと次に進めないな、と思ったので、このタイミングですが、書こう、と思いました。


課題に取り組んだときの私

今回の課題内容は、

バナナマンさん、フワちゃんさんのどちらかを選び、
その人をメインに据えたテレビ番組の企画書を作成する

というもの。

この課題を見たときに、最初に思ったのは、

「テレビか~。普段見てないな~。」という気持ちでした。

何から取り組めばいいんだろうと悩んでいたときに、阿部さんから届いたメール。

「芦田太郎氏は、テレビをどう考えているかの痕跡をいたるところに残しています。(調べてほしいから、あえてリンクは乗せません)」

調べてみると、おっしゃる通り、芦田さんのテレビに対する熱量や、大切にしていることが詰まった記事がいたるところに残っていました。

それらを読んで熱い気持ちに感動し、自分なりに企画に対してたくさん考えた“つもり”でした。

思いついたまんまに企画書に書きました。伝えるためにはどうするか、伝わるためにはどうするか、も、このときは深く考えられていなかったように思います。

それでもそのときは、自分が見たい内容を作れたからこれでよし!

という気持ちだったことを覚えています。


でも数日後、皆さんの企画書のファイルと共に「伝わりました総選挙」をします。というメールが届いたとき。

「あ、見たくない」という気持ちに襲われたんです。

皆さんの企画書を見ることも、皆さんの企画書の中にある自分の課題を見ることも、嫌だなと思ってしまいました。

その時に、あ~私この課題ちゃんと向き合えてなかったんだなということに気付きました。

思い返すと「テレビあんまり見ないから」というのを言い訳に全部「これでいいや」の連続だったな、と思います。


阿部さんは、100人全員分の企画書に、ひとりひとり“肉声”で講評してその音声を送って下さいました。

私の講評はこうでした。

コンセプトは分かるけど、タイトルも伝え方ももっとあるんじゃないかな~という言葉でした。

仰る通りだと思いました。

考えることをサボっていたと自分でも思っていたから。

ひとりひとりと向き合って、肉声という工夫をして、届けよう、伝えようとして下さっている阿部さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


講座当日の気持ち

芦田さんの熱くて真っ直ぐなお話、具体例がこれでもかと凝縮された企画書などに触れれば触れるほど、そのモヤモヤっとした気持ちは大きくなりました。

テレビの企画というのは、これだけの熱量で、これだけ考えて、これだけ真正面から向き合うものなのに、私は中途半端な気持ちで来てしまったなという気持ちになりました。

セッションと、質問タイムにもその気持ちは、ぐーんと強くなりました。

「自分の企画が選ばれなくて悔しいですね~」「自分の企画結構好きなんですけどね」とお話されている方がいました。

質問タイムには、自ら手を挙げて「自分の企画を講評して下さい」という方もいました。

とにかく自分の企画について語る企画生の、伝えるため、伝わるためのこだわりや、自分の企画への愛に圧倒され、中途半端な気持ちで参加してる自分がすごくすごく嫌になりました。

そんなもやもやした気持ちで、終わりを向かえた講座の最後。

阿部さんが、初回講座でも共有して下さった言葉をもう一度伝えて下さいました。

課題を課題としてこなさない。課題をチャンスとして取り組む。

初回講座で聞いたときより、さらにぐさっと刺さりました。


第三回課題 参加した理由に名前をつける

がんばろうと思って参加した言葉の企画。

こんな気持ちで参加している場合ではない、と心の底から思いました。

何より、毎回毎回阿部さんの企画生に対する丁寧かつ熱い向き合い方に驚いています。

これだけ向き合って下さる方から学ぶのだから、私もしっかりと向き合えるように頑張らねば、と改めて実感しました。

そんな気持ちで出された次回講座「名付けの力」の課題。

その中のひとつに、

「言葉の企画2020」に参加しようと思った理由にタイトルを付けてください。

というものがあります。

言葉の企画2020の開催が発表されたときに、「参加するぞ!」と思ってワクワクドキドキしながら張り切っていた時の気持ちを思い出して、次回以降講座頑張りたいと思います!

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