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捧げる生き方

自分の中にある損得感情を超えて、相手の幸せ100%を願って行動する。

これが捧げる生き方であり、”奉仕の精神”なのかなと思う。

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本日、妻のおじいちゃんの葬式に参列した。

葬儀は、緊急事態宣言中ということもあってか、親族のみの比較的少人数で行われた。

おじいちゃんに最後のご挨拶をし、火葬された後残った遺骨を骨壷にみんなで入れた。

さっきまで遺体として眠っていたおじいちゃんが、骨だけとなり骨壷におさまっているという事実が不思議な感覚だった。

「死んだら骨だけ残る。死んだらこの世には骨しか残らない。」

おじいちゃんの遺骨を見ながら、ふとそう思った。

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よく言われることだけど、あの世にはお金も権力も持っていくことはできない。

この世に残せるのは、骨だけなのか。

いや、違う。

世のため人のために熱く生きた心・情熱は確実に残り、後の世につながる。

偉人と呼ばれた人は、まさしく情熱を残してこの世を去っていったと思う。

自我をなくし、目の前の人の100%の幸せを願い、熱く生きる。

その日々の積み重ねが、後の世につながる大きく温かな炎となる。

私はそう思う。

鬼滅の刃の煉獄杏寿郎が残したものも、まさにその類のものだ。

自分を守ろうとする弱い心と戦いながら、少しでも”奉仕”の気持ちの割合を100%に近づけていきたい。

それが、”悟る”ということなのではないだろうか。

そして人は、何かを通して”悟る”ために生まれてきたのではないだろうか。

おじゅん





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