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メンタルは強い、弱いじゃない。"上下"だって話。

本日のヤフーニュースに気になる記事があった。

元サッカー日本代表の内田篤人氏の「「メンタルが強い人は誰?」に答えた内田篤人の独特なトップアスリート論」という記事だ。

一部引用すると、このように書かれている。

■ メンタルは「強い」「弱い」じゃない
僕のなかにあるメンタルのイメージは「上下」だ。
よくいわれる「強弱」じゃない。
メンタルが強い・弱いで考えるより、上にあるか・下にあるか。そして大事なのは、上下する波線がなるべく大きく波打たないようにすること。
感情の抑揚を抑えることがいいパフォーマンスにつながると考えていた。
あの日の涙は、もちろんつらかったけれど、メンタルが波打たないためにとても大事だった。

この内容を読んでいて、「もっともだな。」と思った。

昔からウッチーの歯に衣着せぬ物言いと、背伸びしない等身大のコメントが好きではあったが、このコメントこそまさにウッチーの真骨頂。

ウッチーの言う通り、メンタルは強い、弱いではなく、上下の波の振り幅のことだと思う。

続編?で「内田篤人語る「本田圭佑と、長谷部誠そして遠藤保仁」何が違う?」と言う記事も読んだ。

その記事の中で、ウッチーはこのように語っている。

 逆にメンタルが強く見えるのは誰ですか?  って聞くと、決まって挙がるのが「本田圭佑さん」。「長谷部誠さん」とか「遠藤保仁さん」と言う人もいたかな。ちなみに、僕も強く見られているらしい。
イメージとしては理解できるけど、あんまりしっくりこない。
強弱でわけると、強い人が良くて、弱い人が悪い、みたいな感覚があるからだ。

一般的に、メンタルが強い方が良くて、メンタルが弱い人が悪いみたいな感覚は確かに存在するなと思う。

もっと言うと、メンタルが強い人は優秀で、メンタルが弱い人は劣等と捉えられがちな面もある。

あの違和感は、そもそもメンタルが”強い”か”弱い”かと言う尺度で捉えているから感じられたのだと思った。

少し話が変わるが、”ストレス発散”という言葉にも違和感がある。

ストレスはそもそも発散するものではなく、意識して浄化するものだと思っているから。

「あーストレス発散したい〜!」と言いながらめちゃくちゃな飲み方したり、ドカ食いしたりして、余計にストレスを溜めている人も多くいると思うが、

これも”ストレス”に付随する言葉が”発散”だからに他ならない。

仮に”ストレス浄化”という言葉で広がっていたら、自分の体を痛めつけるような解消方法には繋がりづらいんじゃないかと思う。

こういう「この言葉って違和感があるな。なんかしっくりこないな。」を素直に、そしてはっきり言葉にしてくれるウッチーが大好きです。

今日は新たな学びをありがとう、ウッチー。

おじゅん

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