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【baseball chat#1】若きブレーブスはなぜ強いのか?

激戦の地区シリーズをメッツと繰り広げているブレーブス。昨シーズンのワールドシリーズ優勝チームではあるが、打撃の要であるフリーマンなどの放出によって戦力ダウンは確実でした。アクーニャも靭帯を損傷しており、完全復帰できるかが分からない状況でした。そんなブレーブスが前評判を覆してメッツと優勝争いをしている要因を自分なりに考えてみました。

若手の台頭

なんと言ってもこのチームは若い選手が多いです。スタメンを見ても4番を打っているライリーはまだ26歳ですし、怪我がちのアクーニャもまだ24歳です。三角トレードで獲得したオルソンも28歳でチーム打点王です。フリーマンはドジャースで首位打者ですが年齢を踏まえるとこのトレードは若返り的にも成功しているトレードだと思います。

ミッチェルハリス2世は意外でした。今シーズンが始まる前にもノーマークの選手でした。21歳のルーキーは新人王を狙える成績を残しています。打率は3割を超えており、19HR 64RBIと21歳とは思えない成績です。OPSも8割越え主に2番に置かれています。流石に21歳時のトラウトほどではないですが、将来スーパースターになる有数の選手だと思います。

ストライダーも今季のブレーブス若手を彩る選手ですよね。スライダーとストライクを合わせたようなストライダーというかっこいい名前も主人公感あります。新人ながらチーム奪三振王で11勝を記録しています。この選手も正直、開幕前までノーマークでした。その他、20勝しているライトもまだ20代ですし、全体的に本当に若いです。

OPS

こんな若いチームながらスタメンの多くがOPS7割5分越えの強力打線です。OPSが10割、9割越えの選手はいませんが、それよりもスタメンが皆んな安定したOPSを記録している打線の方が繋がりやすいと思います。用は打線に谷がないという事です。下位打線であっても油断のできないチームであります。恐ろしいのが今年はプレーオフで結果が残せなくても、まだドラフトの指名権を数多く保有している球団であり、スタメンも若いです。将来5年をみてもずっとコンテンダーになるチームだと思います。

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