本気で痩せるなら知っておきたい自分のこと【3分診断】
このnoteでは「本気でダイエットを成功させるために自分を知る方法」が書いてあります。
数多くのクライアントのダイエットをアシストしてきた私が実践している「相手を理解する手段」や、「人間の本質の見極め方」をご紹介。ダイエットに限らず、人間関係を上手く進めていく上でも使えるテクニックとなります。
この方法は、イリノイ大学・ソーシャルスタイル理論をダイエット・身体作りに応用したものです。このようなダイエット理論が存在するのではなく、ソーシャルスタイル理論×トレーナーの知識を組み合わせたオリジナルです。
人間は、大まかに4つのパターンに分かれます。自分を知るだけでなく、相手を知る手段として非常に優秀なのがソーシャルスタイル理論です。人と関わって生きていくのであれば、一生使える知識です。
やってみて「当たってる!」「当てはまらない」などコメント頂けると、貴重なデータとなります。是非、感想をお聞かせください。(Twitter:@asa_sup)
1.やり方
方法はとってもシンプル。以下の性格欄の中から、自分の性格を10個選んでください。ここで選ぶコツは「本当の自分」を選びましょう。人前に立つための偽りの性格ではなく「本当の自分って?」と自問自答してみましょう。
選ぶ際、上の色に注目。最終的には「〇色が〇個か」で区別します。
一番多い色があなたの性格を示す色となります。
『10個赤色、10個青色』など、極端な性格の人以外は、他の色の性質を併せ持ちます。下の画像を見てください。
色と性格の相関図です。
例えば「赤色」が多い人は、オレンジ色・青色も何個かあるが「緑色」は少なくなります。
ソーシャルスタイル理論上、赤色に属する人は感覚的な人。論理的で安全思考の緑色とは最も程遠い存在となります。しかし、同調力の強いオレンジ、目的達成に長けた青色の一面も併せ持ちます。
ハンター×ハンターの水見式のイメージです🤔(元ネタわからない方すいません🤟)
選んだ数に応じて「自分は赤と青の間かな」みたいな感じで楽しんでもらえたら良いかと思います。
最後にまとめを載せています。10個選ぶ→結果見る→まとめ、の流れで見てください。それではいきましょう。
2.【赤】気持ちが一番・陽キャタイプ
赤の人を言葉にするとこんな感じ。
『社交的で積極的、楽しいは正義!その場のノリでダイエット辞めちゃう系』
赤の人の長所は社交的。明朗で前向き。チャレンジ精神に富むため、やったことのないダイエットでもすぐやってみようとする。一方で、いいかげん。計画性に乏しくルーズ。おまけにムードに弱い。みんな楽しんでいる場面で、自分が食事制限をしていると「なんで自分だけ我慢してるの?今日くらいいいよね?」と感情に流される。
好きな言葉は『夢・希望・可能性』
基本反省しない。失敗しても、次は成功するよね☆となる。また、思い込みが強く、熟慮しない。文章で学ぶより、やって覚えたいタイプ。ちょっとやったら全部分かった気になる。今継続しているダイエット方法より、他の方法が良さそうに思ってしまうとすぐ方法を変える。結果が出る前にコロコロ方法を変えてしまい、結果迷子になる。
また、細かく指導されることを嫌う。いかにも「理論責め」みたいなトレーナーに拒否反応が出る。「いいから早くやり方教えて」とか言っちゃう。
ダイエットを挫折する原因の大半は誰にも興味を持たれていない時、刺激が少ないとき、体型に変化が見えないとき。
挫折する前兆は感情的になりはじめる。
【メンタル面】
人からの賞賛・承認欲求が強い原動力になる。ダイエットの動機は「人から褒められたい」「痩せたらすごいね!って言ってもらえる」など、承認欲が満たされる状況に置くと長続きする。肌の露出が多くなる4~9月に向けてダイエットを始めると成功しやすい。成功したら水着で海に行く、ノースリーブを着たい、など、痩せるための楽しい予定を事前に作っておくと良い。
一方で、誰にも気づかれない。痩せても特に予定がない場合、ほとんど失敗する。「なんでダイエットしてるの?」と自問自答し始めたら最後。
自分が楽しんで行える環境作りが大事。気分が高まるジムに入会してしまう、おしゃれなウェア先に買ってしまうなど、とにかく楽しむことを第一に考える。そのための出費は惜しまない。痩せたら元は取れる。
【行動面】
エンジンさえかかれば強い。承認欲が上手く原動力となれば痩せ切る。出来る限り短期勝負。ダイエットが長期戦になるにつれ不利になるのがこのタイプの特徴。モチベーションが高いうちに、多少無理してでも短期的に数キロ落とせるダイエット方法を選ぶと成功しやすい。変化が目に見えてくると気分がノッてくるため、そのまま上手くいく。
「成功したらご褒美」ではなく、短期的なご褒美を小分けに用意するとなお良い。大きなゴールより、小さなゴールを数回作る。
【食事面】
カロリー計算など、細かいことは基本やらないほうがいい。理由はそれだと続かないから。最初だけ、カロリー計算をして「これくらい食べたら痩せて、これ以上食べたら太る」を感覚的に掴んでおく。炭水化物の量(お米、パスタなど)は細かく把握し、後は油ものを避ける、太りそうなものは食べない、などざっくりと分けてしまう。
お菓子やスイーツ、ジュースなど太る原因となるものは全て捨てる。ふと、食べたくなったとき近くにあると誘惑に負けてしまう。また、友人には「ダイエットするからしばらく食事誘わないで」と伝えておく。誘われたら行ってしまう。行けば好きな物を頼んでしまう。
定期的に食欲に負けることさえも計画のうちとすること。ずっとは続かない。10日ダイエット食が続けば、1食だけ好きなものを食べても良い、など気持ちの開放日を設ける。このタイプの人は、気持ちが抑圧されると反発してしまう。
3.【オレンジ】みんなに好かれたい平和主義タイプ
『温和で友好的、私のダイエットが原因で争うなら辞める平和主義系』
オレンジの人の長所は「他者に配慮できる、共感力が強い」こと。そんなに言うならダイエット頑張ってみようかな…と相手に操作されやすい。その一方で、自分で物事を決めることが苦手、人に合わせるのが楽、意見は言わない。自発的に調べて「ダイエット成功させてやる!」と思ってもなかなか上手くいかない。赤の人同様、感情型なため食欲に弱い。
好きな言葉は『優しさ・和・誠実』
周囲の人と上手くやっていきたい願望が人一倍強い。嫌われるくらいなら自分を後回しにする。悩みの多くが対人関係の葛藤。仲間外れ、不誠実な扱いをされるとだいぶ傷つく。
トレーナーとしては、このタイプが一番トレーナーとの相性が良い。誠意には誠意で答えてくれる。丁寧に指導されることを好み、勉強するより体験することを好む。一人では学びたくないから、誰かに教えて欲しいと思う。
ダイエットが挫折する原因の大半は辞める感情になんとなく流されてしまったから、ダイエット以外の要因が大きくなり辞めざるを得なくなったから、何が正解がわからないから諦めてしまう。
挫折する兆候は現実逃避が始まる。
【メンタル面】
『全ての人から好かれたい、よく見られたい』がオレンジの人の潜在欲。これを上手く利用すると続く。第三者から、太っているとどんな印象を与えるか聞いてみると良い。ネットで検索してもOK。まずは現実を受け止める。
次に仲間、もしくは先生を探す。Twitterの「ダイエット垢さんと繋がりたい」のタグの多くはオレンジの人だろう。「あの人も頑張っているし、自分も頑張ろう」が原動力となるのはオレンジの人。自分で1から調べて実践するというより、既に成功している人、ダイエットに詳しいトレーナー、同じ悩みを持つ仲間で成功しそうな人を見つけて自分も乗っかってしまうと上手くいく。
【行動面】
良くも悪くも、オレンジの人は「周囲の環境」によって行動が左右される。周りが意識高い系であれば、自分の行動意識も高まる。しかし、周りが太っている人ばかりだと、自分も太る。
メンタル面同様、周囲の環境作りからはじめる。成功者、トレーナー、成功するであろう人を味方につける。SNSでフォローする、などでよい。
続いて誘惑を排除する。赤の人同様、オレンジの人もまた誘惑に弱い。家の中の太る要因は全て排除する。待ち受けは理想の身体にする、テンションの上がるトレーニングウェアを高くても買う。オレンジの人は環境次第で成功か失敗か分かれる。環境さえ整えば成功する。そのための自己投資を惜しむと、逆に高くつく。
【食事面】
「痩せるレシピ」や、トレーナーの食事方法を丸パクリすべし。やる気のある時に作り置きをしておいたり、コンビニや冷凍食品で代用できる方法も最初に知っておくこと。めんどくさくなったとき「今日くらいいっか」と手を抜くと失敗する。めんどくさくなる自分さえも計画のうちにいれておくべし。そういうときにコンビニや冷凍食品、作り置きの食事を使う。
痩せるための食事は、ネットで検索すると大量にヒットする。「これ以外ダイエット方法じゃない!」みたいな、偏ったダイエット方法を選ぶのではなく、自分のできそうなものを選ぶ。
ダイエットのセオリーは
「動いた量 > 食べた量」
であることをいつも念頭に置いて、食事を摂ると良い。
4.【緑】安定こそ最適解・職人タイプ
『慎重正確几帳面、リスク回避で完璧にこなしたい系』
緑の人の長所は「忍耐強さと計画性」。物事が順番通りに進むことに満足感を覚える。納得するまでに時間がかかるものの、納得さえすれば手順通りにこなしていける。一方で決断に時間がかかる。ダイエットは「やりながら正解を探す」作業に近い。「食事も運動もやっているのに痩せない」沼にハマると抜け出せなくなる。
好きな言葉は『安全・正確・完璧』
神経質、細かい一面がある。そのため世間では「非社交的」であるとされる。自分自身でも「一人で邪魔されず好きなことをしたい」という潜在欲を持つため、群れることがあまり好きではない。コミュニケーションは基本受け身。自分の興味の無い分野の話は退屈で話す気が起きない。
人一倍「失敗」を嫌う。失敗したくないから一歩踏み出せないことが人生において課題となりがち。リスクのあるものや、無計画を嫌うのはそのため。
ダイエットの場合、完璧主義は仇となる。1回暴飲暴食してしまっただけで「ダイエットに失敗した」と思って諦める。どこまで割り切れるかが鍵。
挫折する兆候は理由を探し自ら言い訳しはじめる。
【メンタル面】
最初に知っておかねばならないことは「身体は思い通りに反応しない」ということ。いくら頑張っても体重が落ちない日もあれば、たくさん食べたはずなのに嘘のように体重が減る日だってある。目標設定は必ず誤差の範囲まで決める。
ダイエット方法は王道を選ぶとメンタルが安定する。計算された食事管理、運動管理の元行うと、イレギュラーが発生しにくいため続く。思い通りに反応しない日もあると前記したが、正しいダイエット方法であればほとんど思い通りに事が進む。我流・SNSで見かけた根拠のないダイエット方法を選ぶのではなく、栄養バランスの計算ができている王道ダイエットを選ぶことが近道。
【行動面】
行動目標をあらかじめ設定する。最初は「1日5分だけウォーキングをする」などの簡単なタスクからで良い。徐々に強度と頻度を上げていく。緑の人の特徴で「簡単なタスクをクリアすることで習慣が身に付きやすい」という傾向がある。感情より理性で物事を捉える傾向があるため。
目標は「3ヶ月」「1ヶ月」「1週間」の3つの軸を基準に考える。3ヶ月後の自分がどうなっていたいかを設定し、逆算してタスクを設定する。例えば「3ヶ月後に6キロ痩せる」であれば、単純計算1ヶ月に2キロ、1週間で500g前後減らすことになる。500g減らすためには何をしたらいいのか…、と目標から逆算して、何故これをしなければならないのか、理由を明確にする。緑の人は「自分が納得できないと行動できない」癖がある。挫折しそうになったとき、理由がわからないから、理由を探して言い訳をしてしまう。理由と根拠が大切。
【食事面】
前記したように「食事は王道」の方法を選ぶ。1日3食食べるなら例えば、お昼にボリュームを持たせる、1食をプロテインに置き換える。夜は炭水化物を抜く、など何かテーマを決めると良い。そのテーマは理由がしっかりしているものであること。「1日2ℓ水を飲む」などの目標はあくまでも補助的なものなので、テーマとしては相応しくない。メインをしっかり決める。
お菓子やスイーツを食べてしまっても仕方がないと思うこと。食べたら失敗ではなく「食べた後帳尻を合わせる」こと。例えば、お昼にケーキを食べてしまったなら、夜は炭水化物を一切摂らないなど、帳尻を合わせる。1週間単位で目標が達成できているかを見ること。1日単位で見ないこと。
5.【青】やると決めたらやる・カリスマ気質タイプ
『目標達成のためなら多少の犠牲は厭わない、プロ根性系』
青の人の長所は「責任感が強い・意志が強い・行動力がある」。やるときめたらとことんやる。多少の犠牲は仕方がないとさえ思う。そのプロ根性から、何かにのめり込むと周りが見れなくなることがある。そのため「冷たい人」と思われることがあるが、本人はそれも仕方がないと割り切っている。
好きな言葉は『確実・信念・決断』
青の人が太っている場合「痩せる必要性が理解できない」ことが多々ある。太っていても仕事はできるし、健康にも影響がない。痩せなくてもいいや、と思ってしまう。本気で痩せるきっかけが無いから太っているパターンが多い。
もともと能力の高い人が多い。自分にとってダイエットが必要だと自覚することができれば、自ら学び実行に移す。
青の人は損得勘定が強い。「太っていると自分にどんなデメリットがあるのか」を自覚するときっかけが芽生える。体型のせいで能力を過小評価されるような出来事があるとスイッチが強烈に入る。挫折する兆候は「他人を正論で責め始める」。
トレーナーとしてよくも悪くも、青の人はきっかけさえあれば、こちらから鼓舞しなくても勝手に痩せる。目的を明確にし、論理的体系的に伝える。無駄なおしゃべりを嫌い、無駄話を聞くのを嫌う。僕の仕事の話になるが「富裕層」はこのタイプが多い。これを読むあなたがもしトレーナーなら、このタイプの人々とどう付き合っていくかが課題となる。教養のない脳筋トレーナーを嫌う。
【メンタル面】
内容が重複するが「動機付け」に力を注ぐこと。
厳しい言葉をあえて使うと、どんなにエリートであろうと、デブの時点でエリートと思われない。あなたの能力がいくら高かろうが、人は見た目で判断される。
実際に、ボディマス指数(人間の肥満度を表す体格指標)では、肥満であればあるほど頭が悪いというデータもある。世界的に見てもエリートに肥満がいないのはそのためだ。体型のせいで発言力が落ち、他者からの評価も落ちている現実を受け止めよう。あなたなら改善できることも知っている。
【行動面】
よく「やる気の問題」と聞くことがあるだろう。これは青の人に向けての言葉だ。青の人は能力がある。本当にやる気の問題。
絶対に痩せてやろう、と思えば自分で学び、何とかできる力を持っている。行動は自身の判断に任せる。とにかくやる気を出そう。
【食事面】
ひとつだけ、絶対にやってはいけないのが『過度な食事制限』だ。早く目標達成したい気持ちはわかるが、過度な食事制限は身体を壊す。
青の人が挫折する要因に「自分の信念が脅かされたとき・自信がぐらついたとき・結果が出せないとき」がある。栄養不足は信念を脅かし、自信を削いでいく。青の人の挫折の要因は全て「過度な食事制限」からくる。
言い方を変えたら、過度な食事制限にさえ気を付けていたらなんとかできる。焦る気持ちと向き合い、目標達成のために正しいダイエットを学び実行してほしい。
6.最後に
この方法はソーシャルスタイル理論のほんの触りの部分を簡単にまとめたものです。詳細に掘り下げていくともっと詳しく知ることができます。
今回は当てはまりやすい4分割で行いました。だいたい、人はこの4つのどれかに当てはまります。時間があれば、自分以外の色の特徴を見てみてください。「あの人は〇タイプだなぁ」と思い読んでいくとたくさん発見がありますよ。
今回の内容は僕の持つ知識のほんの一部を紹介しました。これを丸パクリしてご自身で使用してもらってOKです。
トレーナーの方でこれを見ている場合は、丸パクリ注意です。簡易的に作っています。鵜呑みにしてクライアントに当てはめると痛い目を見ます。参考程度でお願いします。
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自分の診断結果はこうだった、など@メンション付きで紹介してもらえたらリプ返しにいきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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