見出し画像

【12】カラオケオールを乗り切る方法。

学生時代にカラオケに行く人は多いと思います。ひとりカラオケや歌い手の動画投稿等が浸透してきた現代では、カラオケはよりポピュラなーものになってきたといえます。

私もご多分に漏れず、カラオケは好きで、中学高校では仲の良い友達と行って採点勝負をしたり、大学生になるとひとりカラオケデビューをして、好きな歌を歌いつくすことがよくありました。

しかしカラオケ好きであっても、苦手なカラオケが存在します。それは、多人数でのカラオケです。
ひとりや気心のしれた友達と行く場合、曲選びなどに対した気を使う必要はありませんが、多人数となると話は別です。何の曲を選べば盛り下がらないのか、ふざけて歌うべきなのか、真面目に歌うべきなのか、様々なことに気をつけなければ、雰囲気から取り残されてしまう危険な場所です。私もよく経験しましたが、密室の中でひとりだけ浮いてしまうとしんどいですよね。せっかく来たのに周りの様子ばかり気にしながらつまらない時間を過ごすことになります。

中高生ではクラスの打ち上げで、大学生や社会人では飲み会後などに、多人数でのカラオケに行くことは多いのではないでしょうか?そして大人になってくると、多人数でカラオケに行ったまま、そのまま世を明かすことがあります。カラオケオールです。

このカラオケオールは時と場合によって、地獄と化すことがあります。アルコールが入り盛り上がる集団、終電はすでに終わっており逃げ出せない時間帯、曲をデンモクにいれても歌っている時の自分を想像して心臓がバクバクし、曲をまったくいれてなくても周りからあいつはノリきれてないのではと思われてるんじゃないかと考えテンションが下がる、替え歌で笑いを取ったり、曲に合わせて踊ったり、気の利いた合いの手をいれたりして盛り上がる中自分はひとり。書いているだけでドキドキしちゃいます。

今回はそんな中で、私が考える多人数でのカラオケやカラオケオールを乗り切る方法を紹介したいと思います。なじめなかった多人数でのカラオケになじむために努力してきたことをまとめたいと思います。

1、2人で歌う用の定番曲をいれておく
まずは歌う曲についてです。曲は出来るだけ2人で歌う用の曲を覚えていれてみましょう。2人用の曲であれば、自分1人に注目を浴びることなく歌うことが出来ます。定番曲であれば、必ず誰かが一緒に歌ってくれます。歌ってくれる人がいるか不安な時は、あらかじめ歌おうと提案しておくか、イントロがかかった瞬間にマイクを誰かに渡してしまいましょう。私の時代は、EXILEやコブクロなどが歌いやすかったです。

さらにこの派生で、定番曲のハモリを用意しておくという方法もあります。ディズニー系など、みんなが知ってる曲は盛り上がります。アラジンの「ホール・ニュー・ワールド」や、アナ雪の「とびら開けて」などはみんな知っててやりやすいと思います。ひとりで歌うことを避け、人を巻きこめば自分に注目されることは少なくなります。

2、序盤に歌ってしまう
すごく勇気のいることかもしれませんが、カラオケが始まって序盤に数曲歌ってしまいましょう。そうすれば、ある程度場のノリに合わせているように見えるので、あとは歌わずに過ごしても浮きません。また序盤であれば、自分が歌う予定で準備していた曲が他の人に取られることもありません。

3、楽な盛り上げ方を知っておく
盛り上げ方には色んな方法があります。自分に合った盛り上げ方を知っておけば、困らなくてすみます。苦手な雰囲気にノレなくても、自分がやりやすい盛り上げ方を知っておけば、そこで自分を出せばいいのです。ここでは私が実際にその場をやり過ごすためにやっていた楽な盛り上げ方をひとつ紹介したいと思います。

「PPPHを最初にやってフェードアウト」
PPPHというものをご存知でしょうか?パンパパンヒューの略で、もともとはアイドルや声優などのライブで観客がおこなう、ヲタ芸の一種だったようです。今では普通のライブやそれこそカラオケ等でも使われるようになりました。J-POPでは主にBメロの時に曲調に合わせて「パンパパン」と手拍子をし、「ヒュー」で声に出して盛り上げます。だいだいの曲でPPPHをする場面があるかと思います。
盛り上げりの定番ともいえるPPPHですが、これを一番最初にやり始めてしまいましょう。最初にやることによって、この人は場に乗れていると思われます。そしてはじめにパンパパンの部分をやることによって、他の人もノッてきます。そしたら最高です。ずーっとPPPHをやり続けるのはきついので、そのまま自分はフェードアウトしましょう。自分発信の盛り上げを他の人に渡せたらもう勝ちです。あとは座ってみんなのPPPHを見ながらメロンソーダでも飲んでましょう。

この派生で「いーやーさーさーのかけ声だけ言う」というテクニックもよく使っていました。

4、ドリンクバーには積極的に行く
もうドリンクバーはオアシスですから。気持ち的にちょっと疲れた時に一回ドリンクバーで気持ちを整えることは大切です。私は自分の曲が終わったタイミングで2回に1回はドリンクバーに行きます。そして飲み物が空の人に飲み物をとってきてあげます。勝手にとってくると好みがわからないので、事前に何飲む?と聞いてもいいですし、今飲んでいるものと同じ飲み物をとってきてもいいでしょう。そうすれば頻繁に部屋から出るやつからみんなの様子を見てる気が利くやつに見られます。そうすると部屋を出やすくなります。長丁場の戦いですから、たくさん休憩しましょう。
余談ですが、ドリンクバーでいっぱい飲み物を飲んでいると、トイレも近くなるのでトイレにも行けます。

多人数カラオケは色んな人から自分が歌ってるところを見られて、苦手な人はとてもしんどいと思います。うまいかわし方や疲れないノリ方、盛り上げ方を学んでごまかしながら参加していきましょう。

それでは、、、

「人付き合いはゲームです。」気持ちを楽に持ってください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?