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Q07. 美容院の説明として正しいのはどれ?

次のうち、美容院の説明として正しいものを一つ選んでください。

1.理容師法で規定されている
2.剃刀を使って顏剃りができる
3.美容所という区分
4.理髪店のこと


正解は↓↓↓にあります。















正解は『3.美容所という区分

美容院とは、美容師法で規定されている美容所という区分です。美容室と美容院は同じものですが、正式には美容院が正しいです。
剃刀を使って顏剃りができる床屋とは異なり、美容院では剃刀を使えません。

床屋の正式名称は理容室といい、理容師法にもとづき、散髪や剃刀を使って顔剃りをするのが目的です。理容師免許が必要です。
一方、美容院は美容師法にもとづき、パーマや洗髪、化粧などによって容姿を整えることが目的です。美容師免許が必要です。

どちらの免許も、専門学校に通い国家試験に合格する必要があります。記述試験と実技試験が実施されます。

ちなみに、理容院に月曜日休みが多いのは、第二次世界大戦の名残が残っているためです。当時は電力の供給が追いつかず、休電日が設けられていましたが、電力の消費が大きい理容室は定休日にしていました。それが月曜日だったというわけです。

床屋の起源は古く、1200年代に武士の月代さかやきを剃って、まげを結っていた場所に、床の間が設けられていたことが語源です。床の間がある店が『床屋』になりました。
また、床という言葉が性的な意味を持つことから、床屋は放送禁止用語になています。


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