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【CWS】2024年 7月振り返り

2024年7月31日時点の戦績は27勝84敗で、アメリカンリーグ中地区の首位クリーブランド・ガーディアンズに40.5ゲーム差の断トツ最下位。7月31日の時点でチーム史上最悪の17連敗を記録。この後全試合に勝利しても、シーズンの負け越しが決定するという体たらく。メジャーリーグシーズン最多敗戦数の記録を塗り替える可能性もあるほど、史上最悪のシーズンです。


7月対戦成績

vs CLE ●〇●
vs MIA 〇●●
vs MIN ●〇●
vs PIT ●●●
vs KC ●●●
vs TEX ●●●●
vs SEA ●●●
vs KC ●●●

2024年7月対戦成績

7月は3勝22敗と19も負け越し。4月は6勝24敗の勝率.200で借金18、5月は9勝19敗の勝率.321で借金10、6月は9勝19敗の勝率.321で借金10で、5月・6月と少し状況が改善されたかなと思ったのに、7月を終えて27勝84敗の勝率.243と、年間100敗を超えるの確実な状況です。7月31日現在、ピッツバーグ・パイレーツ、カンザスシティ・ロイヤルズ、テキサス・レンジャーズ、シアトル・マリナーズ、カンザスシティ・ロイヤルズと、6カード連続で、スイープされている状況で17連敗中です。さらにトレードデッドラインで、ヒメネス、デヨング、ファムなどの主軸打者や、フェッド、コペック、バンクスといった先発・救援の中心選手も放出しましたので、打開策も全く見えず、年間敗戦数チーム記録の106敗も上回ることは確実です。それどころか、ニューヨーク・メッツが創設1年目に記録した年間120敗のMLB記録も上回ってしまいそうです。

7月のベストゲーム

7月10日 vs ミネソタ・ツインズ

7月に3勝したうち、投打の主力選手の活躍が光ったのが、7月10日のミネソタ・ツインズ戦でした。
まず先発投手のフェッドが5回を無失点。

6回裏に、ルイス・ロバーツ Jr.が、2ラン本塁打で、3対0とリード。

中継ぎ投手が1点を失い、3対1となるものの、9回にクローザーのマイケル・コペックが登板し、三者連続三球三振のイマキュレートイニングを達成。

投打の主力選手の活躍がかみ合い、3対1でミネソタ・ツインズに勝利。

7月月間チームMVP

野手・投手それぞれ1名ずつ、私の主観に基づき選出します。

投手:マイケル・コペック

7月10日のミネソタ・ツインズ戦で、イマキュレートイニングを達成した、マイケル・コペックを選出。

野手:ルイス・ロバート Jr.

野手では、7月にチームトップの3本塁打・11打点をあげた、ルイス・ロバートJr. 

トレードデッドライン 移籍選手

今年は完全に売り手に回りました。オールスターにも出場したギャレット・クロシェ投手の動向が気がかりでしたが、シーズン中には放出しないことが決まってホッとしました。

三角トレード

ロサンゼルス・ドジャース、セントルイス・カージナルスとの3チーム間で、大型トレードがありました。ホワイトソックスは、ドジャースからミゲル・バルガスを獲得。また、ホワイトソックスは、カージナルスへ先発のフェッド投手とファム外野手を、ドジャースへ救援のコペック投手を放出しました。

放出選手

主だった選手を列記します。レギュラークラスの選手では、内野手1人、外野手2人、先発投手1人、救援投手2人をトレードで放出しました。

エロイ・ヒメネス外野手⇒ボルチモア・オリオールズへ

マイケル・コペック投手⇒ロサンゼルス・ドジャースへ

エリック・フェッド投手⇒セントルイス・カージナルスへ
トミー・ファム外野手⇒セントルイス・カージナルスへ

ポール・デヨング内野手⇒カンザスシティ・ロイヤルズへ

タナ―・バンクス投手⇒フィラデルフィア・フィリーズへ

獲得選手

トレードデッドライン近くで獲得した選手のうち、すぐにレギュラーとして活躍が期待できる選手は以下の2人の野手です。

ニック・センゼル内野手 (ワシントン・ナショナルズから)
外野も守れるユーティリティプレーヤーです。

ミゲル・バルガス外野手(ロサンゼルス・ドジャースから)
彼も内野も守れるユーティリティプレーヤーです。

エースのギャレット・クロシェや、主軸打者のルイス・ロバーツ Jr.といった20代半ばで、これから伸びる可能性のある中心選手を温存しましたので、それほど思い切ったトレードはありませんでした。

注目の選手

投手:ドリュー・ソープ

2000年生まれの23歳、ルーキー投手です。6月22日のデトロイト・タイガース戦から、7月21日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦まで、5試合連続でクォリティースタートを達成。

内野手:ブルックス・ボールドウィン

彼も2000年生まれの23歳で、右投両打の内野手です。7月19日のカンザスシティ・ロイヤルズでMLB初出場し、初安打を記録。

投手:ジョナサン・キャノン

同じく2000年生まれのルーキー投手、ジョナサン・キャノンが7月30日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、7回を投げて、被安打わずかに1本・1失点の好投をしました。後続投手が打たれてチームは敗れましたが、7月は5試合に先発して、3試合でクォリティースタートを記録するなど安定した投球を続けています。

観戦予定

上記のように見どころの少ないチームですが、8月にシカゴ旅行を計画しており、ギャランティード・レイト・フィールドで、ホワイトソックスの試合も見に行く予定です。2016年以来8年ぶりの訪問です。当時はUSセルラーフィールドという名前でしたが、2016年のオフに命名権が移り、ギャランティード・レイト・フィールドに名称変更しました。勝ち試合が見れればいいのですが、勝っても負けても、写真を撮って野球場の雰囲気などをお伝えできるようにnoteに書きたいと思っています。


※ヘッダー画像は CWSツイッターの画像より。
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