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【CWS】2024年 5月振り返り

2024年5月31日時点の戦績は15勝43敗で、アメリカンリーグ中地区の首位クリーブランド・ガーディアンズに23.5ゲーム差の断トツ最下位。勝率.259は両リーグ通じて最低勝率でした。勝率3割未満の球団は両リーグにホワイトソックス以外になく、極めて悪い成績です。開幕前から地区最下位を予想していましたが、予想よりもかなり悪い結果となっています。


5月対戦成績

vs MIN ● 
vs STL ●○○
vs TB ●●〇
vs CLE 〇〇〇●
vs WAS ●〇〇
vs NYY ●●●
vs TOR ●○●
vs BAL ●●●●
vs TOR ●●●
vs MIL ● 

2024年5月対戦成績

4月はDETタイガース、KCロイヤルズ、CINレッズ、PHIフィリーズ、MINツインズの5チームにスイープされました。5月は前半こそスイープをまぬがれ、STLカージナルス戦やCLEガーディアンズ戦では勝ち越しましたが、その後、NYヤンキース、BALオリオールズ、TORブルージェイズというア・リーグ東地区のチームにスイープされてしまいました。しかも、ホームゲームでオリオールズとブルージェイズに喫した7連敗は、ホームゲームでの連敗の球団記録のようです。連敗記録はまだストップしたわけではなく、6月のBOSレッドソックスとのホーム4連戦で勝利し、不名誉な記録をストップして欲しいです。

4月は6勝24敗の勝率.200でしたが、5月は9勝19敗の勝率.321となり、少しは改善されたとポジティブに捉えています。今年は100敗はするという予想をしており、残念ながらこの予想は当たってしまいそうです。そんな最悪なチーム状態ですが、今後の明るい兆しとなる5月に活躍した選手を何人か取り上げたいと思います。

5月月間チームMVP

チームで最も活躍した野手・投手それぞれ1名ずつ、私の主観に基づき選出します。

投手:ギャレット・クロシェ

5月5日のカージナルス戦から、5月21日のブルージェイズ戦まで、4試合に先発し、4勝をあげました。またこの4先発試合で、19イニング連続無失点を記録しました。

5月に唯一敗戦投手となったオリオールズ戦でも、6回を11奪三振と二桁奪三振を記録し、同試合で6回に失点するまで、24イニング連続無失点と好投を続けました。5月は4勝1敗とチームの月間勝利数9勝のうち、半分近くに貢献しました。

野手:ポール・デヨング

ロバートJr. やヒメネスといったチームの長距離砲が離脱する中で、5月はチームトップの5本塁打を打ち、一人気を吐く活躍をしました。

注目の選手

投手:エリック・フェッド

ミネソタ・ツインズ戦では7回を無失点の好投。ボルチモア・オリオールズ戦では、試合に敗れはしたものの、7回途中を自責点0という好投をするなど、5月は5試合に先発して2勝1敗。4月も2勝しており、すでに今季4勝ですので、二桁勝利を達成する可能性が高そうです。

野手:コーリー・ジュルクス

5月15日にトレードでヒューストン・アストロズから新加入のジュルクス外野手は、10試合に先発し、今季初本塁打を打ち、二塁打も4本打つなど、期待に応えています。当初は7番以降の下位打線を担っていましたが、こういった活躍から5月末には打順も上にあがってきました。

6月の見通し

6月のスケジュールは以下の通りです。

vs MIL A-2
vs CHC A-2
vs BOS H-4
vs SEA A-4
vs ARI A-3
vs HOU H-3
vs DET A-3
vs LAD H-3
vs ATL H-1
vs COL H-3

H: ホーム、A: アウェイ、数字は試合数

再建期とは言え、あまりにも打てません。是非新戦力が突然現れて欲しいと切に願っています。クロシェとフェッドという2人の核となる先発投手がいますので、得点力さえ向上すれば、勝率は上がると信じています。


※ヘッダー画像は CWSツイッターの画像より。
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