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インド短信#17:クランチロール、Amazon プライムで視聴可能に

2024年5月28日、Sony Pictures EntertainmentのCEOトニー・ヴィンシクエラ氏は、米国のエンタメ専門業界紙『Variety』とのインタビューで、Crunchyrollがインドおよび東南アジア諸国で「今後数ヶ月以内に」Amazonプライム・ビデオのアドオンチャンネルとしてローンチされることを明らかにしました。

ヴィンシクエラ氏は、Sonyが2021年に買収し、Funimationと統合したアニメストリーミング事業『Crunchyroll』について「Crunchyrollは、今後数年間で成長の主要な推進力となるでしょう。現在、1300万人以上の加入者がいますが、この数は今後もかなり増加すると予想しており、収益と利益も増加するでしょう。Crunchyrollが我々にとって素晴らしい成長エンジンとなることを確信しています。また、AniplexやSony Music Japanとのコラボレーションも強化されています。」

また「Crunchyrollは現在、東南アジアやインドではあまり普及していません。しかし、アメリカではすでにAmazonチャンネルに追加しており、今後数ヶ月以内にインドや他の東南アジア諸国でAmazonチャンネルとしてローンチする予定です。これに伴い、東南アジア向けの作品も増やしています。」と述べています。

インドのアニメ市場への新たな動き

2023年6月には、KC Global Mediaが日本のアニメを視聴できる『Animax + GEM』をAmazonプライム・ビデオでローンチしました。プライム加入者は年間299ルピーの追加料金で利用できるアドオンパッケージとして提供されています。

また、日本勢では『Anime Times』が2023年12月13日に、インドでAmazonプライム・ビデオの専用アニメチャンネルとしてローンチされました。

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