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私が私でいられる理由【バスケと出会って変化したこと】

 今日も元気にオタクをやっているわけですが、ふと思いました。もしバスケがなかったら、私の人生どうなっていたんだ?、と

 私の人生にバスケが介入したことで、どんな変化があったのか考えてみました。

 アクティブになった

 バスケに出会う前は、極度のインドア派でした。土日休みを高確率で家で過ごしていました。今もどちらかというと、インドア派ですが。
 現地観戦を試みることは、外に出ることを意味します。大好きな選手に会いたいという気持ちから、何度も足を運ぶようになり結果的に外に出る機会が増えました。
 また、アウェイの試合に行くために単独で遠出することを躊躇しなくなりました。家に籠り、ただ時間が過ぎるのを待つことが圧倒的に少なくなりました。

今季はとうとう念願の単独長岡挑戦……!

頑張れる理由ができた

 推しが頑張るなら、もう少しだけ頑張ろうと思えるようになりました。試合に全力で挑む推し達。負けた際にはこちらの胸が潰れそうなほど悔しさを顕にします。その一方、活躍して勝利した時には満面の笑みで誇らしげにコート上で拍手を浴びます。

応援する理由の1つはこの𝑺𝑴𝑰𝑳𝑬



 21年生きてきて、何度も(もう諦めてしまおうかな)と思うことがありました。私には無理だろうと感じることもありました。しかし、どんなにチャレンジングなことであっても遠藤は、正面から戦ってきた。それなら私もやれるだけやろう、と立ち向かうようになりました。

自分に向き合えた

 これがバスケ(推し)と出会って、最も変化した部分です。2度転機がありました。初めは中学3年生頃です。

 かつて自分が心底嫌いでたまらなかったです。これといった目標もなく、毎日を浪費するように生きてきたことに失望していました。
 しかし、バスケと出会い、趣味"として追うようになりました。毎日の何気ない部分がきらめき、幸せに満ち溢れてると感じることが増しました。当時バスケを見て楽しんでる自分のことは、「そんなに嫌いじゃないかも」と実感していたと思います。

 楽しんでた矢先、人生の中で最大の危機を迎えます。高校生活です。高校の雰囲気を一言で表せば「出る杭は打たれる」。中高一貫校を事実上の編入という形で、私は入学をしました。おまけに、私は自由奔放・好きという気持ちに全力疾走という性格。そんな私はすぐさま異端児扱いをされました。

 結局私は、自分を二の次にし、周りに合わせることにしました。集団に紛れて、適当に相槌をうっていました。1日ずつ自分という存在の輪郭がぼやけていくようでした。個性がどんどん水増しされて、薄く、味気なくなっていく自覚がありました。
 ですが、当時の私にとって、個性を潰すことより孤独が何より怖かったのです。

 勉強が忙しい中で訪れたホームゲームで、そんな自分の行動を死ぬほど後悔することになります。久しぶりに見た遠藤祐亮は、相も変わらずディフェンスで会場を何度も湧かせていました。また、オフェンス面に力を入れ、外れたとしても何度も何度も打ち続けていたのです。決めきらない姿に野次がとぼうと、やりきる姿に心打たれました。

ホームであろうとアウェイであろうと、遠藤は遠藤

 遠藤はいかなる時でも、自分の強みと個性を理解してやるべきことをこなしていました。私は何をやっているんだろうと思いました。当時自分を潰してまで、周りに合わせてた生活。1日ずつ自らの手で私を壊しているような感覚でした。遠藤祐亮が好きな自分を、自分で潰してしまうところでした。

 その日から怖いと思いながらも、自分の気持ちを優先できるようになりました。大好きなものを隠すことなく、ありのまま過ごすようになりました。その分周りの目は厳しかったです。心無いことを言われることも多々ありました。
 けれども、頑張れば週末は大好きな遠藤のプレーを見れると奮い立たせました。

 遠藤のように自分の個性を誇りに思い、大好きなバスケに猪突猛進でのめり込んでいく中で自分がまた好きになれました。遠藤のおかけで、私は自分と向き合い、己を取り戻すことができました。

おわりに

 バスケがいなかったら、遠藤がいなかったら、私は私じゃなかったのかもしれない。これが考えてたどり着いた結論です。
バスケがあったから、遠藤祐亮を好きで応援してるありのままの自分に自信を持てていると思います。

 遠藤を通じて、自分が精神的に成長できました。私も遠藤のように、誰かに寄り添えたら、誰かの成長に貢献できたらというのが目標です。それが今はアルバイトでやってる塾講師としての、やりがいに繋がってるのだと思います。

 私が遠藤の背中に勇気をもらい一歩踏み出せたように、だれかの背中を押せるような存在になりたい。ここ数年はそんなことを感じるようになりました。

 バスケが、遠藤祐亮が、ある人生は最高だと胸張って言えます。今シーズンも悔いなく応援するよ!!!

7年間追いかけ続けた、大好きな背中ァ!

 

 
 

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