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ジャニーズ記者会見、コンサルの「質問NG記者リスト」に思うこと

いやはや。

私は、どのように漏洩したのか、詳細は認識できてないのですけれど、呆れて笑うしかないのですけれど、一応現時点での私の考えを、まとめておこうと思い、つぶやきだけでなく記事に残しておくことにします。

2023年10月2日に行われた、ジャニーズによる、「ジャーニー喜多川氏によるタレント性被害」についての記者会見で、漏洩した「NGリスト」。

目的は、「特定の記者に、質問させないためのもの」、と推測されていて、それを、会見の運営に当たった「FTIコンサルティング」が、否定したという情報はないので、たぶんその通りなのでしょうけれど。

私もそのような、大勢に説明して質問を受け付けるという大規模な会議を、開催した経験があるから言えるのですけれど、普通、あらかじめ用意しておくのは、せいぜい「質疑応答で想定される質問と、その回答」だけ。

会見自体に2時間という枠を設け、「質問NGリスト」を作成して、時間が来たら会見を打ち切るというのは、これはもう最初から逃げる気満々。露骨な隠ぺい体質。

もう一度言いましょう。

最初から逃げる気満々の、隠ぺい体質!


それなら別に、会見を開く必要はないし、質疑応答だって、必要ない。やってもやらなくても同じ。やる意味なし!(怒。

だったら各社からの質問を、ファックスか何かで受け付けて、すべてに公開で回答する、という手段の方がマシなのですが、それだと時間がどんどんたってしまい、被害者救済がされないままうやむやになっていくという、ある意味「日本における慰安婦問題」にされてしまいそうな気がしてなりません。

結局日本人って、そういう醜くて、汚くて、いやらしい、隠ぺい体質なのかと、がっかりせざるを得ません。いやはや。

さらに腹立たしいのが、NGリストを作成した「FTIコンサルティング」が外資系であり、「アメリカ様の御意向をうかがわないと、何もいえましぇーん」と、何を語る気もないようで。まあ、そういうNGリストの作成も、アメリカ様が指示した、マニュアルに従ってのことなのかも知れませんが、「ちょっとは自分で考えろ」と、私なんかは言いたくなります。まあ、そんな気質だから、私にはサラリーマンは、うまく務まらなかったのでしょうが(笑。

と、長々と書いていくのもわずらわしいので、ここからは箇条書きで。

・NGリストを漏洩させたのは、それを撮影された、メガネの女性? だとしたら、わざと記者にそれを見せつけているように見えますね。外資系に務め、記者の選別を行う立場にいるという、優越感とか、選民意識がそのような行動をさせたのかなと、邪推せざるを得ない。

・私は会見をリアルタイムで、つぶさに見ていたわけではないので細かいニュアンスまではわからないけれども、明らかに運営と、ジャニーズの方々が上から目線で、とても謝罪のためとか、説明のための会見とは思えないものですね。結局彼らは、当事者意識も責任意識も感じていない、ただの傀儡なのでしょう。本当の責任者はどいつだと、徹底的に追及したくなります。ビッグモーターの隠蔽記者会見と、全く同じ。

・井ノ原快彦氏は、1回目の記者会見から、ガス抜きのためにいるとしか思えない。つまり会議の紛糾と、それをいさめる井ノ原氏の「神コメント」は、台本通りのもの、想定の範囲内、計画通り、なのだろうと推測せざるを得ない。やはりタレントとか、役者に経営とか社長とかの責任者を任せるのは無理だし、やらせるべきではない。

・2回目の会見を、「被害者不在」といってるメディアがありますが、ほんとそうですね。3回目の会見以降で、ジャニーズとその性被害者の、対談を公開でやるべきではないのか。そうしないとこの問題は、常にジャニーズ目線で模索され、完全な解決には至らないように思えます。つまりこれまでの会見は、「欠席裁判」。これは社会人としてあまりに常識がなく、理不尽なパワハラ行為です。

以上、このニュースに関しては、もやもや、もやもやとしている人が多数いると思われます。今後何年もかけて、徹底的に精査、議論していくべき日本のマスコミの課題です。がんばれ日本のメディア。

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