23年久々のヴラッドセミナー(システマ)
2020年にコロナが流行り出してから早3年。本当に久しぶりにシステマのマスターセミナーが日本で開催されました。
久しぶりにもかかわらず、いやだからこその超人数でのセミナーとなり、会場は大いに盛り上がっていました。
主催のシステマ東京、システマ大阪、そしてスタッフの皆さんありがとうございました。
マスターセミナー自体が久しぶりな上に、その間にシステマを始められた方も多く、毎年のようにマスター達が来ていた時には引っかからないところが引っかかる部分もあり、セミナーの運営の大変さを、見る側からも感じました。
テーマとしては東京がストライク、大阪がムーブメント、それぞれ特別クラスが市民の警護術、ホールドからのエスケープでした。
残念ながら初日は参加できませんでしたが、ヴラッド自体も久しぶりでしたし、関東・関西をふらふらしてる私でもお久しぶりな方も多く見られ楽しい時間を過ごしました。
そしてセミナー恒例の食事会(各自の)が今回は全日程美味しくて、セミナー100%、食事会100%の200%楽しむことができました。
湘南の皆さん(って言ったら怒られたけど、個人名出すのもなので引き続き団体呼びで)ありがとうございました。
※近いうちに九州でウマのすき焼きが食べたいです。
僕が今回のセミナーで特に印象的だったのは、特別クラスのホールドからのエスケープ会でした。主なワークはパートナーの筋肉をつねり、つねられた場所を内側の動きで解消するというワークでした。ワーク自体も良かったのですが、その時に2つの気づきがありました。
1つ目は、ヴラッドに対しての余計な緊張を感じなくなったことです。
東京のセミナーの時はこれがヴラッドの変化なのか、僕自身の変化なのかが分からなかったのですが、人前でデモを受けたことで、ヴラッドとのワークを普段の状態で受けられるようになったんだなと感じました。3年前はヴラッドが会えることに浮ついてしまっており、デモに呼ばれただけで緊張していたので大きい変化でした。逆を言うと普段の実力しか出せないので、日常がより大事になりました。ようやくスタートラインかもしれません。
2つ目はヴラッド自身が1番ミカエルとの差を感じているんだなということです。
常々ミカエルのことをユーモアを交えながら話しているヴラッドですが、今まではそこに出てくるミカエルの話があまりに凄すぎて現実味がないので真剣に聞けていませんでした。
しかし、筋肉をつまむワークの際に、「(動きを返すデモを見せて)このやり方はミカエルが得意だけど、僕は上手くできないから他のやり方でやってる(大意)」と説明して、他のやり方を見せてくれました。
近いニュアンスのことは前から言っていたように思いますが、この時はしみじみ心に入ってしまいました。
モスクワ、トロントで分けてシステマが考えられてしまう時の「トロント」で思い浮かべられるものは、置かれている環境を含めたところで、ヴラッド自体が自身を知った結果の動きであって、それを真似することの意味はシステマにはないのだなと改めて感じました。そのことはヴラッド自身がしばしセミナーの中で口にしていましたが、それを念頭に置いた上で受けるセミナーは一味違いました。
マスター達の言葉は先入観があると受け入れづらいですが、もっと素直に聞いていいはずだなと思います。
個々のワークについて言えば普段やっているワーク、見たことのあるワークが大半でした。
この理由は今まではDVDで1年に1-2回セミナーのDVDでしか見られなかったワークの数々が、ウェビナーやYouTube、そしてトロントに行ったインストラクターからのシェアという環境が整っていることの恩恵だと思います。色んな人の積み重ねの上に今があるなと改めて思います。感謝感謝。
前回のセミナーから3年以上が経ち色々な環境が変わりました。年が経てばそれだけ、教えてもらっていればいい環境から比率が変わってきているようにも思います。
それだけの期間会わなかったヴラッドが1人のシステマーとして僕のことを認識、記憶していてくれたのはなんだかんだ嬉しいものでした。僕の名前は知らないと思いますが、それでも一個人として認識されて友情というか愛情を感じるのはシステマならではでしょうか。
(ちひろさんも似たようなこと言ってた)
写真を撮る時にはパートナーも紹介でき、それを喜んでもらえたので、本当に日本に来てくれて、会えて良かったなと思いました。(見出しの写真はトリミングしました)
改めて、来てくれたヴラデミア夫妻、システマ関係者の皆さん、そしてもちろんミカエルに感謝です。
ps ワークの説明とかは書く気があんまりないですが、こんな感じでいいですか?
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