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[NZD/JPY]トレンド転換から最終ゴールまで全て見えた件について

ニュジ円の上昇はほぼ確定事項だった件

こちらニュジ円(NZD/JPY)5分足チャートになります。チャート内に丸(黄)で囲まれている箇所がありますが、昨日の相場ではこの水準まで到達する根拠がありました。これは結果論ではなく、ポジションを取った当初から最終ゴール地点として設定していた水準になります。今回はエントリー前の分析/ゴール地点設定方法/実際のエントリーポイントについて、そこまでの流れがどのようなものであったのかについて解説していきたいと思います。

[STEP1]短期下落相場からの上昇転換を予知

2枚のチャートは上からニュジ円(NZD/JPY)30分足と豪ドル円(AUD/JPY)30分足になります。まず第一段階として30分足チャートにて短期相場の環境認識をしました。直近ではクロス円通貨は短期下落相場は形成しておりチャート内のレジスタンスライン(水色)に抑えられていたことが確認出来ます。

そして昨日19:30頃のニュジ円チャートを見ると、このレジスタンスラインに3度目の到達をするも一時的に跳ね返されているおりここでの下位足転換を確認Iしてショートエントリーをした方も多いのではないでしょうか。結論から言うと昨日ニュジ円のロングポジションを入れたのはこの付近です。

エントリーした根拠は2つあるので1つずつ解説をします。1つ目の理由については同じオセアニア通貨である豪ドル円チャートをご確認下さい。ニュジ円30分足チャートがレジスタンスラインで跳ね返されたのと同時刻(19:30)の豪ドル円は既にレジスタンスラインを突破しているのが確認出来ます。さらにレジサポ転換も完了しており短期足では高値更新をしたタイミングと重なっているのが分かるので是非自分自身でも確認してみて下さい。

2つ目の根拠は5分足チャートを確認しました。30分足レベルのレジスタンスライン到達した際にダブルトップの形成そしてネックライン実体割れをしており、ここまで上位足チャートが下落相場を形成していることを考えると短期相場の下落転換根拠としては割と強いものになります。しかしダブルトップ完成後の下落では、その数時間前から直近上昇相場の押し安値水準を割ることなくダブルトップ高値を実体更新しています。

豪ドル円との比較と上記根拠によりレジスタンスライン突破前からその後の上昇相場拡大の流れはほぼほぼ確実なものとして判断することが可能になっていました。通貨強弱の観点から見るとニュージー(NZD)よりも豪ドル(AUD)の方が強く、それはオジニュジ(AUD/NZD)を見ても一目瞭然でしたがニュジ円を選択したのはリスクリワードの兼ね合いでそうなっただけです。

[STEP2]エントリー後の上昇最終地点を確認

先ほどの2つの根拠によりレジスタンスライン突破前にロングエントリーをした訳ですが、続いてエントリー後の最終地点の確認をします。そちらについては上の5分足チャートを使っての解説になります。レジスタンスラインを突破した上昇相場の大底部分がダブルボトムを形成しているので、これを起点にしたフィボナッチチャネルを引きました。

レジスタンスライン突破&数pipsの上昇をすることにより、フィボナッチチャネル内の最上段レンジへの突入が確認出来ました。つまり、この時点でターゲットラインはレンジ天井(赤線)水準になるわけですが、そこと昨日の最高値をご確認下さい。ぴったり重なるのが分かります。

本記事1枚目の丸(黄)部分に該当するのがこれになり、これはフィボナッチチャネルの天井部分と一致していたということです。昨日のTwitter更新を見ていた方なら分かると思いますが、ニュジ円がターゲットラインに到達するよりも前にロングポジションを利確してドル円ショートに持ち替えています。

この理由は単純で「ドル円の方が短時間で大きな値幅を取れると思った」から、これだけです。雇用統計発表後ということもありドル円相場はボラティリティが上昇しており、また週末ということでポジション持ち越しを避けたかったので即日決済が狙えるドル円を選択しました。結果的にはニュジ円も昨日のうちにターゲットラインに到達しましたが。

以上がエントリー前の分析から最終ターゲットライン設定までの流れになります。チャート内のフィボナッチチャネルやレジスタンスラインは後から追加したものではなく、エントリーのずっと前から引いていたものになるので結果論ではなく再現可能なものになっています。

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