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突然動き出す歯車

お母さんが亡くなったのは2019年1月、
わたしには姉がいて、大好きな姪っ子がいて、ある程度仲良しだったと思う。 
わたしは東京、姉と姪っ子は大分に住んでいた。 

雲の中


でも、姪っ子が結構ひどい病気になり、三回忌直前にちょっとしたことで断絶状態になった。
決め手は、 
『もう姪っ子はいないと思ってください。』
という姪っこからの手紙を姉に読まれたことだった。

そこからの衝撃はすさまじく、立ち直れない自分がずっと付きまとい、
事あるごとに涙する日々を繰り返し、あっという間に1年と半分。
その間にお墓参りにはいくけど、家族には会わない事3回。

お供えのお花

で、その姪っ子から突然連絡が来た。

『謝りたいから話しがしたい。』と。

 話してみたら、いつもと同じ普通の時間だった。
ただ違っていたことは、姪っ子は苦しみの中気がついたことがあって、
わたしはまえよりも少し大人になっていた。
『時間薬』はなんとゆっくりと人の心を溶かしていくものなのかと体感。

だけど、傷ついた心自体は実はそのままなことも知っている。
そしてその中に沈んでいる方が実は楽なことも知っている。
だから、私はサブモダリティチェンジで一新することにします。

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