「ゼロから始めるにはどうするか」の話

おはようございます。
タイトルの通り、「ゼロから始めるにはどうするか」について整理したいと思います。ラグビーする環境をどうやって作っていくか、っていう話です。結果的にはラグビー以外にも当てはまるんじゃないかとは思いますが。

シチュエーションとしてはよくある話かと思いますが、
・自分自身のネームバリューがない
・ラグビーが好きなので常日頃からプレーしたい
・とはいえガチじゃなくてエンジョイプレーをしたい

のイメージです。

都内なら物理的に人が多いため、おのずとラグビー人口も比例して多かったりしますが、地方だとなかなか、ってところもあるんじゃないでしょうか。
僕も地方出身なので良く分かります。ラグビーやってた人が転勤で引っ越してくるのを待つ日々を思い出します。
そういった中で、今の自分ならこうする、っていうことをまとめたいと思います。

必要不可欠な3原則は以下の通りだと思います。
・告知する
・ほんとにやる
・間口を広げる
これらについて1つずつざっくり解説します。

①告知する
これなしには始まらないと思います。とにかく告知する。人に伝える。
「●月●日にあの場所でラグビーごっこやるんでやりたい人カモン!」
でいいです。それを各種SNSでドカーンと発信します。
この『告知』には「活動報告」も含まれます。事前発信、事後発信どっちも大切。
ただ、テキストを垂れ流すのではなく、クリエイティブをしっかりやります。そのほうが多くの人の目にとまります。最近はiPhoneがあればなんでもできますし、ラグビー界は優しいので元ラガーのデザイナーみたいな人を探して声を掛ければパパっと無償で作ってくれたりもします。僕もできる限りのサポートはしますし。
プロモーションは本当に大切です。どんなにいい商品があっても、その存在を知らないと誰も買いません。

②ほんとにやる
1か月前から告知したにもかかわらず自分しか来ないのはザラだと思ってください。普通です。日本人は照れ屋なのでそう簡単には来てくれません。しかし、ほんとにやるのが大事。一人でもいいから、当日の写真をSNSで発信します。河川敷にボールが転がってるだけの写真でもいいし、一人で「ペットボトル当て」とかのチャレンジ動画撮ったやつでもいいし。ここで大事なのは「そういう会が実在する」ということを認知させることです。

③間口を広げる
これはかなり大事です。ラグビーをやってる人は大体チームに入ってるし、昔やってて今やってない人は何らかの「チームに入らない」理由を抱えています。なので、こっちは「チーム」ではなく「ただその日に暇なラグビー好きが遊ぶ会」のスタンスでいきます。これであればどこかのチームに入ってる人も掛け持ちで参加しやすいし、今やってない人も「ガチじゃないなら」とかで参加しやすいです。過疎ってる既存クラブ同士の合同練習に発展したりもします。あとチーム登録とかが無いから運営がすごく楽(保険云々はさておき)。極論ですが「ラグビーやるならチームを作るな」とか思ったりします。

他にもいろいろありますが、ミニマムとしてはこのあたりかと思います。やれば必ず人は増えます。だって今までそんな場が無かったのだから。同じような気持ちの人は実はけっこういて、ただ場が無いからやってなかっただけです。場を作りましょう。場さえ作ってしまえば年齢、男女、キャリア問わずメンバーが少しずつ増えてくるはずです。1年ぐらいやってたら20人ぐらいは定期的に参加してくれるメンバーできるんじゃないですかね。コンテンツ次第のところもありますが。

再三ですが、ラグビーに限らずプロモーションは本当に大事です。特にSNSは場所が関係ないので、地元の人だけじゃなく世界中に発信することで地方からたまたま来た人も参加してくれる可能性があります。僕も都内で遊んだ時に長野、大阪、福岡とかから別件のついでに遊びに来てくれた人もいました。間口を広げたプロモーションが後々活きてきます。

以上、本当にざっくりですがまとめてみました。もちろん他にも大切なことがたくさんありますが、一旦このへんで。

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