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クリエイティブ

うっす。
まったくラグビー関係ありませんが、クリエイティブの話を。

本日とある業務でモデルオーディションをやっておりました。
僕はモデルでもなく審査員でもなくコーディネートしてるだけなんですが、審査員が審査しやすいように独自で審査をしながら意見をまとめておりました。

一見冴えないモデルさんでも写真に収まるとビシっと決まってまして、これはカメラマンのクリエイティブなのか、モデルのクリエイティブなのかどっちなのかをずっと考えてました。
どっちもなんでしょうけど。

1人のモデルに対して1つのカットを、色々アングルとか表情とかを変えながら2秒おきぐらいで数十枚撮りながら確認してたんですけど、毎回全然違うし、1枚1枚に善し悪しがあるし、普段アホみたいに「はいチーズ!」とか一発撮りしてるのが恥ずかしくなりました。
めちゃんこクリエイティブ。

で、アングルや表情によってほんとに良くなる人もいれば、まったく良くならない人もいて、その理由を考えながら見てたけど結局答えは出ず。
言葉にできない何かがあるんでしょうね。
現場で立ち会った人と最後に意見交換してましたが、もちろん意見にばらつきはありつつも「こりゃあかん」と思った人については全く触れられませんでした。
逆に僕の中で上位指名してた人は他の人にも印象が良かったようです。
誰が見ても良い人は良いし、良くない人は良くないんだろうな、と。

初見で相手にいい印象を与え、十数人の中でも圧倒的な存在感を出せる人。そしてそれをしっかりと引き出すカメラマン。クリエイティブの塊ですわ。

一方僕の審査について。
各モデルさんの印象だけメモっていってもアレなんで、1~5の点数をつける方式でやってみました。
メインとサブの2人を起用するので、メインとしては何点、サブとしては何点、みたいに。
でも真顔だったら点数低いけど笑顔だと点数跳ね上がったり、みんな普段着で来てるから実際の衣装着たらもっと伸びしろありそうだったりして結局点数だけではなく文字でもメモをとる始末。
しかもそれぞれ1人5分ぐらいでモデルチェンジして数十人見ていくので大変。
アイドルのプロデューサーとかほんとすごいな、と思いました。

当のモデルさん達はと言うと、控室で待ってる間は手汗を拭いたり独自の集中する方法やらをやってたり普通にリラックスしてたり、さまざま。
数ある仕事の中の1つなのか、数少ないチャンスなのかは分かりませんが、望む結果になったらいいですね。

いろんな立場でいろんな角度から見たり考えたりしていましたが、それぞれがそれぞれのクリエイティビティを発揮している良い現場でした。
ありがとうございました。
こういう話は誰かとウダウダじっくり話したいもんですね。
誰か異業種交流会しましょうね。

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