25-2 #南葛SC #第57回関東リーグ1部 後期8節 vs #東邦チタニウム 2023年9月16日

25-2
6番加藤って誰?東邦?
と、キョウヘイさんに突っ込まれて、気が付いた。

かとういぶきは24番。
どういう脳内変換されたのか、覚えていない。
ただ、この試合、下平がいなかったせいか、ボールを持ったサイドバックへのサポートの動きが増えた。
それがポイント。
もし仮にリターンパスが来ないとしても、このつまらない動きを、状況に応じて続けないといけない。
理由は簡単で、プレスをかける相手からすれば、パスコースの準備が格段に変わるからだ。
指導者やスカウトがまともなら、そこを見ている。
上のカテゴリーに上がった場合、それができてない回り道の選手は、より若い選手にすげ替えられる。
理由は教えたり、指揮系統を確立させるのが簡単だから。

パスミスが増えるというのも言葉足らずだったが、この試合でパスミスは減った。
それは、パスを出した後、前に行く選手が増えたので、それによって、空いたスペースで受けるパスのパス成功率は上がったと思う。
一方で、動きながらスペースを突く味方へのパスは難易度が上がる。
そういうパスは失敗も多かったと思う。
相澤のパスが良くラインを割ったのも、 視認→思考→キックの実行 のプロセスの狂いのせいだろう。
それでも、そういう動きを増やしていかないと、全体の動きは上がらない。

https://www.youtube.com/watch?v=REhMOfvkU1c
ちょうど、レアルソシエダの久保建英の、レアルマドリード戦の試合のビデオが出た。
彼自身はサイドバックから広めの間合いを保ちながらカウンターの起点になっている。
この試合で彼自身はスペースを直接突かない。
しかし、中央や逆サイドの味方の動きで相手の対面のサイドバックの下がる速度を見ながら調整している。
理由は簡単で、彼はトップレベルの中では足の速い方であって、伊東純也のように際立って速くはない。
そうすると、速度勝負より、加減速で勝負した方が良い。
代わりに、味方が、生まれ来るスペースを突いて、彼のクロスに合わせる。
それに対応する相手の個人や組織のギャップを見ながら、久保はパスかシュートの選択をする。

動き出しが稚拙と言ったのは、この試合の時点では、とりあえず、出したら前に走るだけの選手が多かったから。
ただし、横の動きに制限をかけるのはチームのコンセプトや選手間の約束もあるので難しい。
なにより、一足飛びに複雑な動きができる選手とできない選手がいる。
これが本当に難しい。

こんなもん、選手や指導者の何割が理解しているか知らないし、どうでもいい。
理由は、だからと言って、僕に何かが返ってくるわけでもない。
一方で、書いてた方がすっきりする。
現実社会では、サッカー選手のピークは20歳かそこそこだと言い張ってしまいたい人がいる。
育成も選抜もカオスだから。
何より、うまい選手であふれると思った通りの人間を引き上げるアイドル興業としてやりづらいから。
真実と真実とされることは違う。
馬鹿の語源と同じ。

下がったレベルに合わせなければ、全体の意思統一も大事というサッカーの性質上全体のレベルが下がる。
一方で、中高生の延長のパス出してから動きましたではレベルの差が体現できない。
それでも、最後は予定調和のスコアコントロールなのかもしれないし、個々人の営みはあるいは無駄なのかもしれないが、僕は基本的にサッカーバカの意見を好むというだけの話。

3年前じゃなくて、2年前だった年末の練習試合の確認。
それくらいチームは落ちてしまった。
サッカーとは、人の和とは、それだけデリケートなものだし、それに引きずられて、個人も調子や認識を狂わせてしまう。
そんな中でも、もがいた経験や学びが何らかの形で生きることもある。

確かに、うまい奴、もっとうまい奴とサッカーをする方が、画一的なシステムや作戦でやる方が、一過性にはうまくなる選手が多い。
けれども、うまくいかなくて、腐る時期があっても、悩んで、勉強すると、やはり強くなるしタフになる。
弱点のある味方をなじるより、相手の状況や能力を見極めながら、自分を合わせてやる方がチームとして勝利は近い。
個々の選手は、本音の部分でサッカーを好きなのか、生活手段なのかでやっていると思うが、そこは残りの試合で頑張ってほしいところ。
2023年9月19日16時28分。


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