お嫁さんその2

嫁さんは、親ひとり子供一人の母子家庭でした。


お母さんが結婚した相手は寿司職人で、新築の家を建ててしあわせな結婚生活だった、そうです。

だが、博打に手を出し新築の家も借金の形になり。家にも借金取りが来たそうです。



ある日乳飲み子の嫁さんを、旦那が蹴って出て行ったそうです。

それをみて、我が子を守るため家を出たそうです。

家を出て、親子で相当な苦労をして嫁さんを育てたようです。



お母さんは男なら大会社の社長が務まるくらいの人物で、面相見のいい親分肌の人でした。


なんで自分と結婚させたのか理由を聞くと、『あなたが、少林寺拳法をやっているから。』と言われました。


そんなことで結婚生活が始まりました。

その頃の自分は人の話はまるで聞かず、「ねばならない!」「こうするべき!」の人間でした。


嫁さんを自分の考えで縛ろうとしていた。言う事を聞かない!まるで仇のような。

と考え生活していました。



途中で嫁さんの精いっぱいの抵抗で、『お前なんか、嫌いだ!!』と言われ、言われた自分は嫌なら出ていけと思っていました。

そんな生活をしていまし。



2021年12月25日にコネプラのパート1を再受講しました。

前回は2018年8月11日に受講したのですが、その1ヶ月後の9月からうつ状態になり冬眠していました。


再受講の洞察で、「嫁さんと仲良くするにはどうした良いですか?」と聞きました。

答えは、『手を握り、目を見て、話すこと』と来ました。


そんな恥ずかしいことできない。と内心思いました。


もう一度洞察をすると同じ答えでした。

『やるしかない!!』


正月休暇、九州に帰省し、手を握り、目を見て、話をしました。


「アレ!」普通に会話できました。今まで戦ってきたけど、と妻に話すと。


『私は、一度も戦ったことは有りません。』と言われました。



100戦して、150敗したのは?

何だったのでしょうか?

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