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赤さんと向き合う

昨日初めてnoteを書いてみたけど、その後からなんの反響もないのに意外に楽しくて、このまま行けばバラエティ番組の放送作家目指せるんじゃないかとか、エッセイ的なものまで出版いけるんじゃないかとか、気持ちだけがブラジルまで行って日本に帰ってこない所まで行ってしまった。地球の裏側まで行った気持ちを月にまで飛ばしてやるつもりで今日もnoteを書いて行きたいけど、やっぱり文字が苦手で本を1冊も読めない俺には、海外旅行や宇宙旅行は辞めて一旦日本で落ち着かせてやりたい。

最近インスタのストーリで赤さんと写真を撮っている同級生を見た時に、めちゃくちゃ敬遠をしてしまう。

自分にもし赤さんができた時に、電車でギャン泣きしている赤さんがずっと家にいるって思うと耐えられないし、経済的にも俺には無理だと思えてしまう。

俺にはそんなことできないからって自分を蔑み、本当にすごいことだよって感じながら相手を敬い、俺とは別次元の住人だからと遠のく的な感じになっちゃう。

実際に去年友達の結婚式で出会った子持ちの同級生とLINEのやり取りをすることになったがまさに敬遠だったし、最後はちゃんと俺の既読無視で終わった。

いつの間にか自分の中でどうも子どもが苦手なんじゃないかっていう意識が芽生え始めて、家庭を持ち始めた同級生と同時に子どもという存在に対しても敬遠をするようになった。

そんな時に歳の離れた兄上に子どもが生まれた。普通は中高生辺りで近い親戚に子どもが生まれて赤さんを身近に感じる経験を経て大人になる的なプロセスがあるんだろうけど、今になってそんなタイミングが訪れたっぽい。

ずっと子どもができないって10年ぐらい悩んでたから子どもができたと聞いた時には俺もそこそこに感動はしたけど、俺がたまたま赤ちゃんプレイのASMRでおぎゃってたら母親から「お兄ちゃんに子ども生まれたよ」っていうLINEが来てしまったもんだから、俺にとっては自分がおぎゃってる時に本当におぎゃーと言って生まれてきたやつという認識になってしまっている。流石にこれに関しては、軽く2,3分は頭を抱えた。

将来その赤さんが大きくなった時に、「お前はおじさんがおぎゃってる時に本当におぎゃーって言って生まれてきたんだぞw」って言ってやった時にはどういう反応をするか面白そうではあるけど、自分がもしその立場になった時を考えるとキモいじゃ収まらない恐怖やトラウマを感じそうだから、やってはいけない禁忌として墓場までは持っていくつもりでいる。

そんな赤さんに実家で出会う機会があった。まじでどんな顔してご対面をすればいいのか分からず、美味しんぼで鮎の天ぷらを食べた時の京極さんと海原雄山について熱く語るハメになり、赤さんをギャン泣きさせてしまった。テレビに映っているとんねるずで笑っている所を邪魔されたのが相当気に食わなかったのか、俺の美味しんぼに対する熱意がニワカすぎて鼻についたのか、機嫌を損ねてしまったらしい。

将来俺が訳の分からないマイナーなアニメの話をニヤニヤしながら語りだしたら「おじさんうるさい!」って言われる未来が簡単に見えてしまった。

これが叔父になった気分なんだろうかって考えたけどまだ頭の端っこに残っている、「おぎゃってる時に本当におぎゃーと生まれてきたやつ」に対しての接し方をこのGWで出会うまでにちゃんと向き合っていこうと思う。


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