見出し画像

第71回全日本吹奏楽コンクール 銀賞・銅賞ながら「これ金賞取るやろ」

今年もコンクールが終わりましたね。
そのなかで数多くの名演がありました。
金賞を受賞されたところが素晴らしいのはもちろん、
「銀賞」「銅賞」でも「え、これは金賞取ると思ったのに…」という団体は数多くあります。私だけではなくほかの皆さんもそうだと思います。

今回は、私が「え、ここは金賞やろ!」と思った団体を紹介させていただきます✨

【中学校の部】から
前半の部 4番
西関東代表 朝霞市立朝霞第一中学校

→私はこの団体の金賞を疑っていませんでした。なぜなら「上手かった」から(笑)
あの名曲「レ・ミゼラブル」を中学生がいとも簡単に、しかも表情豊かに演奏していて、「こりゃ名演だ」と聴きながらにして思いました。
だからこそ、結果発表で「銀賞」と言われた時は「えっ!?」と思いました。


前半の部 9番
東北代表 仙台市立向陽台中学校

→ここも絶対「金賞」だと思っていました。
もう中学生とは思えないレベルで綺麗に整えてきてるし、難曲をいとも簡単に演奏しちゃって、「中学生のレベルも上がったんだな」とつくづく実感した演奏でしたよ。


【高等学校の部】
前半の部 10番
北海道代表 旭川市立永山南中学校

→ここは課題曲の表現力の高さと、自由曲の緊張感の作り方がお見事でした。特に自由曲は「完璧」と評していいと思います。「うわーずっと聴いていたいなーこの音楽。」って思った名演でした。


【高等学校の部】
前半の部 4番
北海道代表 北海道遠軽高等学校
→自由曲が圧巻でした。当日会場にいたのですが、「ブラボーッ!!」って叫びたかったくらいです(恥ずかしくて言えませんでしたが💦)。あの演奏は間違いなく「銀賞名演」です。独特の世界観を自由曲の出だして作っちゃっていたんですから、素晴らしかったです。もう一回生で聴きたいくらいです…。

後半の部 5番
西関東代表 埼玉県立伊奈学園総合高等学校
→逆になぜ銀賞なのか教えていただいて良いですか?(笑)ってくらい上手かったですよ!いや、金賞を疑わずに結果発表を聞いていたので、「銀賞」と発表されたときは「えっ!?」と驚きました!そのくらい上手かったです。


それから昨日と今日開催された「大学の部」と「職場・一般の部」も、
審査が割れたみたいですね。大学の部では銅賞が6団体、職場一般前半の部は銀賞が2団体のみ。いやーこれはなかなかすごいですね。

十数年前、私が所属していた顧問の先生は、「審査方法がどうであれ、上手ければ金賞を取るんだ」と言っていましたが、うまい団体が多すぎると、票が割れるのも当たり前です。

審査方法に疑問を呈している方が多いようですが、私もその一人です。
特に全国大会は点数制にして、「技術」「表現」を10段階評価、さらに上下カットした方法のほうがいいのでは?と勝手に思っています。

皆さんはどうですか?コメントで教えてください☺


とにかく、出場されたすべての皆様に、一言。
「感動をありがとう!!」


おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?