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ドラムマシンの修理 vol.3

今回は基板とメカニカルパーツの清掃をおこなっていきます。
早速、基板1枚目から。

背面のパターン部分へフラックスクリーナーを吹きかけて、歯ブラシでこすって汚れを落とします。
最後はパーツクリーナーでフラックスクリーナーごと洗い流しました。

上面のジャックとスイッチ類は、接点洗浄剤で汚れを洗い流しました。

だいぶきれいに仕上がりました。

次は2枚目です。
メカニカルパーツがくっついているので、後でこちらも洗浄します。

基板は1枚目と同じ方法で洗浄します。
メカニカルパーツは接点洗浄剤で全体を清掃しました。ボタン部分のみ、エタノールで拭き掃除しています。

もう一つパーツがあるので、こちらも同じ方法で。

清掃は完了しました。

基板のパターンを見ていると、2枚目の基板に断線がありました。

元々あったものか、今回の修理でつけてしまったものかわからないのですが、補修します。

まずは、表面のコーディングをリューターで研磨して少し剥がします。
削りカスはフラックスクリーナーで洗い流しました。

露出した導線に短いリード線を乗せて、はんだ付けをします。

テスターで導通を確認できたので、ひとまず完了です。

この後、一度組み上げて動作確認してみたのですが、問題は解消しておらず、次はコンデンサーの交換をしてみようと思います。

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