見出し画像

病気休暇を経て職場に戻った話


復帰

 約3ヶ月の病気休暇を経て、いざ職場へ。こんなに出勤がドキドキするのは、異動の初日くらいではないでしょうか。今まではなんともなく、ただ当たり前のように公共交通機関に乗り、職場にたどり着いていたのが嘘のように感じました。
 1月の間は短時間勤務と聞いていたので、まだ気持ち的には楽ではありました。個別指導支援を担当したり、T2として見て回ったりが今の所の業務。今まで、担任しか経験がなく、上手くこなせるか心配でした。


取り戻しつつある喜び

 いざやってみると時間はあっという間で、すぐに退勤時間になりました。きっと、仕事に夢中になることができていたのでしょう。仕事に夢中になれる自分が戻ってきた。前のように子どもを前にして話をし、教え、笑える、あの時のあの感覚。この感覚を少しずつではありますが、取り戻すことができたのは、本当に幸せでした。もう無理かもしれないとすら感じていたのですから。
 勤務終了の時間になって、心の中ではあと1時間くらいいようかなという気持ちがありましたが、まだ復帰2日目で、欲をだすと今後に響くかもしれないという心配もあったので、子どもたちには「またね!」と挨拶をし、その場を後にしようとしたら、「先生、さようなら!」と元気に返してくれました。担任でもない、これまでになんの関わりもなかった私にそう言ってくれたことがとても嬉しかったのです。
 早く完全復帰したいという気持ちもなくはないですが、しっかりと調整をしながらぼちぼちやっていきたいと思います。それが自分のためでもあり、私の家族、そして、職場の子どもたちのためになると信じて。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?