合唱部の思い出その8
中学校3年生の時のNコンの自由曲は1年生の時と同じく高野喜久雄作詞 高田三郎作曲の「水のいのち」から『川』だった。
Risoluto(決然と)から始まるかなり「覚悟」「想い」のいる曲だが、冒頭の拍子記号が4分の4拍子➡4分の2拍子+8分の5拍子➡4分の5拍子➡4分の2拍子+8分の5拍子➡4分の4拍子➡8分の6拍子➡8分の12拍子…曲の重厚さと変拍子とでパニックだった。
又、最初の「なぜ」の入り方も難しかった。ただ激しく入るだけでは口周りに力が入るだけ、自分は一生懸命でも相手に伝わるとは限らない。(伝わらない。)まずは「発声」なのだ。体の使い方、息の吸い方、息の通し方、母音の響かせ方等、それができてからの「表現」だ。思うに「表現」についてこれほど考えた(悩んだ)曲はなかったと思う。
ただ、この曲を歌い続けていたら、知らず知らずの内にブレスが『深く』なっていた。中学生には少し早い(技術的にも音楽の解釈的にも)曲かも知れないが、少し背伸びの曲に挑戦することも時には大切なことだと思う。
(続く)
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