＃聴いてみた　第1977回N響定期公演その１

2月 4日に放送されたNHKFM「第1977回N響定期公演」を、らじるらじる📻で聴いてみた。

曲目

「チェロ協奏曲 イ短調 作品20」
尾高 尚忠:作曲
（チェロ）宮田 大、（指揮）尾高 忠明、（管弦楽）NHK交響楽団
～2023年2月4日 NHKホールから生放送～

「カティンの墓碑銘」
パヌフニク:作曲
（指揮）尾高 忠明、（管弦楽）NHK交響楽団
～2023年2月4日 NHKホールから生放送～

「管弦楽のための協奏曲」
ルトスワフスキ:作曲
（指揮）尾高 忠明、（管弦楽）NHK交響楽団
～2023年2月4日 NHKホールから生放送～

尾高 尚忠「チェロ協奏曲 イ短調 作品20」

今回のN響定期公演は日本とポーランドの近現代の作品という興味深いプログラム。第1曲目は尾高 尚忠「チェロ協奏曲 イ短調 作品20」だった。この曲は初めて聴くが、実に堂々とした存在感を曲の冒頭から放つ。ある時はダイナミックに劇的に、そしてある時はしみじみと郷愁を誘うのだ。作曲は1944年、戦争真っ只中の時代。厳しい戦時下でしかし名曲の華は開花する。

チェリスト　宮田　大

チェリストは宮田　大。チェロが歌心をもって豊かに鳴り響く。この40分間にも及ぶ大曲、名曲名演奏ここに極まれり。👏👏👏👏👏👏👏👏
アンコールは滝廉太郎作曲 荒城の月。沁みいる演奏。この選曲も素晴らしい👏👏👏👏👏👏👏👏