迷子ちゃんが後輩になりました
〇〇:はぁーなんだよこんな最高の晴れの日に模試とかふざけてるだろ
土曜日それは学生にとって最高な日
まさに原点にして頂点…的な日である
そんな日に模試
〇〇:だぁーー!!もう!誰か代わりに受けてくれよ!
そんなこんなで学校へ向かっていた
〇〇:まあーとりあえず数学は適当に解いて寝て
〇〇:国語は記述は適当に埋めとくか
〇〇:英語はなんか書いときゃ当たるか
模試のサボり方を考えていると
??:え〜とあの…!
??:すいません…!
何やら駅前で助けを求めている女の子がいる
〇〇:あのー大丈夫?なんかあった?
??:あ…!ここに行きたいんですけど…
〇〇:ここって僕の通ってる学校なんだけど
〇〇:僕今から向かうんだけど一緒に行く?
??:え!いいんですか!
〇〇:いいよ一緒に行こうか
学校に向かって歩き始めた
〇〇:あ、名前はなんていうの?
彩:わ!私は小川彩って言います!
〇〇:僕は速瀬〇〇高校2年生だよ
彩:私は!1年です!
〇〇:小川ちゃんは僕と同じ学校ってこと?
彩:そうです!〇〇先輩と同じです!
〇〇:〇〇先輩って仲良い後輩がいないからいい響きだなぁ〜
彩:てことは彩が1番目の後輩ですか?
〇〇:そうなるね後輩第一号ってことこれから仲良くしてね
彩:はい!彩も仲良い先輩がいないんで〇〇先輩が彩の先輩第一号です!
〇〇:そういえば何で小川ちゃんはあんなとこで道に迷ってたの?
彩:実は…いつもとは違うところから来たんです
彩:いつもは自分のお家から行くんですけど今日はおばあちゃんの家から電車を使って初めての駅で降りて
彩:かなりパニックパニックで
〇〇:あーそうだったんだ小川ちゃんは今日は何しに学校に行くの?
彩:彩は模試です!
〇〇:あーじゃあ僕と同じだ
彩:え!〇〇先輩も模試ですか!彩と同じなんですか!
〇〇:僕は大切な土曜日が潰れるから嫌だけどね
彩:それは彩も思います!
〇〇:やっぱりそうだよね〜
〇〇:それより小川ちゃん自分のこと彩って言うのかわいいね
〇〇:僕はかなり好きだな
彩:なっ…いきなり…かわいいは反則です…
彩:あと…子供っぽいって思ってません…?
〇〇:いいね照れてるところもかわいいね
〇〇:子供っぽさもかわいいから問題ないよ
彩:ひえ〜やめてください〜褒め殺ししないでください〜
〇〇:あははごめんね何か意地悪したくなっちゃった
〇〇:おっと結構時間がギリギリだから急ごうか
彩:はい…行きましょう…
褒め倒して顔が赤い小川ちゃんを連れて学校に着
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〇〇:よし学校に着いたよ
〇〇:模試頑張ろね〜集中するんだよ〜じゃあね
彩:はい!頑張りましょう!
〇〇がいなくなる
彩:うぅぅ…あんなにかわいいって言われたら絶対今日の模試集中できないよ…
____________
〇〇:ふぅ〜模試長かったな〜
〇〇:よーし早く帰って昨日のリバプールの試合でも見ようかなぁ
彩:あ!〇〇先輩!模試お疲れ様です〜!
〇〇:お、小川ちゃんじゃんどうだった?
彩:全然出来ませんでしたよ
彩: (〇〇先輩のせいでね!!)
〇〇:そっかまぁ難しいもんね
彩:〇〇先輩は今から帰るんですか?
〇〇:うんそうだね帰るつもりだけど
彩:〇〇先輩?今から一緒にお昼食べにいきません?
おっと…かわいいな…破壊力抜群でバルベルデのミドルシュートみたい
彩:ダメ…?ですか…?
〇〇:うん…この後何もないから行こうか!
彩:やったー!〇〇先輩ありがとうございます!!
〇〇:後輩第一号大切にしないとね!
彩:じゃあここの近くに美味しいトマトを使ったお店あるんで行きましょう!
〇〇:よし!行こうか!
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お店に着
〇〇:なんかここの店の名前変じゃない?
〇〇:ジョルジーニョパスタだって珍しい名前
〇〇:なんかイタリア代表にいそうな名前だよね
彩:確かにそんな感じがしますね!
〇〇:アーセナルにもいそうだよね
彩:ちょっと何言ってるか分かんないです
〇〇:なんで分かんないんだよイタリアまではわかるのに
〇〇:まぁいいや何にする?
彩:彩はいつもの「トマトソース2倍ですよ〜トマト麺の具材はトマトのみですよ〜パスタ」にしようと!
〇〇:なんか不思議な名前だね僕はじゃあ…「カルボだよカルボですよ卵奮発しちゃおうかなパスタ」にするかな
彩:おー!それも美味しそうですね!彩はずっと「トマトソース2倍ですよ〜トマト麺の具材はトマトのみですよ〜パスタ」なんで食べたことがないです!
〇〇:それ全部言わないといけないの?
〇〇:じゃあ分けてあげるよ「カルボだよカルボですよ卵奮発しちゃおうかなパスタ」これ長いね
彩:それ全部言うの長くないんですか?
〇〇:小川ちゃんも言ってたでしょうよ
「トマトソース2倍ですよ〜トマト麺の具材はトマトのみですよ〜パスタ」と「カルボだよカルボですよ卵奮発しちゃおうかなパスタ」が着
〇〇:んー小川ちゃんの「トマトソース2倍ですよ〜トマト麺の具材はトマトのみですよ〜パスタ」真っ赤だね
彩:それを言うなら〇〇先輩の「カルボだよカルボですよ卵奮発しちゃおうかなパスタ」も真黄色じゃないですか
〇〇:そうだねオムライスみたいな配色だね
彩:何言ってるんですか?
〇〇:ごめんなさい
彩:ん〜美味しいです〜!
〇〇:お〜すごい美味しいね!この店誘ってくれてありがとね!
彩:いえいえ、あ!その「カルボだよカルボですよ卵奮発しちゃおうかなパスタ」分けてください!
〇〇:いいよ、はいどうぞアーン
彩:って〇〇先輩…それはか、かかか、間接…キ…ってやつなんじゃ!
〇〇:え?僕は気にしないけど?
彩:あ、彩が!彩が…気にするんですよ…
〇〇:え?じゃあいらない?食べちゃうぞ
彩:あ〜!食べます食べます〜!
彩: ハムッ!ハムハム
〇〇:ん〜1口が小さくて可愛いね〜
彩:んなっ!可愛いって…かわいい…カワイイ…
〇〇:おーい今すぐこっちに戻ってこ〜い
彩:はっ!…は、恥ずかしいです…
〇〇:顔がこの「トマトソース2倍ですよ〜トマト麺の具材はトマトのみですよ〜パスタ」みたいに赤いね〜
彩:やっ、やめてください!
〇〇:ん〜かわいいね〜
食べ終わり
〇〇:おいしかったね〜
彩:はい…おいしかったです…
〇〇:じゃ小川ちゃん帰るか送ってくよっ
彩:ありがとうございます!
〇〇:お家はどのあたり?
〇〇:こっちの方です!
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移動完了
〇〇:へ〜こっちの方か…って僕の家の隣じゃないか!
彩:え!じゃあいつでも〇〇先輩に会えますね!
〇〇:うん…そうだねじゃあねバイバイ
彩:さようなら!!〇〇先輩!
彩:学校でも仲良くしましょうね!
そう言って小川ちゃんを無事に送り届けた
〇〇:ん〜なんか小川ちゃんなんかすげえかわいいな
〇〇:ん?家ここならあそこの駅知ってると思うんだけどなぁ…
小川ちゃんのかわいさに沼り始める〇〇
これからの学校生活で小川ちゃんと広く深く関わってくことを
〇〇はまだ知らない
to be continued
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