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迷子ちゃんたちは新参者に嫉妬してるようです



今日は1月3日

1年が終わりまた新たな年が始まった

1年の最後は抱きつかれて終わった

そのときにさっちゃんと初詣に行くことが決定していた

咲月:〇〇くん!1月3日の午前中から行こうね!

気づけば連絡先も交換していて

奈央そして小川ちゃんには

奈央:えっ?さっちゃんだけ交換はずるくない?

奈央:奈央はまだしてないんだけど?

彩:彩もしてないんですけど…

彩:会った順だったら彩が一番最初ですよ!

〇〇:大丈夫だって2人ともするからね?

奈央:それなら許す!

こうなって

耐えたぁ〜みたいな

とりあえず今日はさっちゃんと初詣に行きます

早めに集合場所で待機

咲月:あ!〇〇くん〜!

咲月:おはよう!

〇〇:さっちゃんおはよう

〇〇:じゃ行きますか

咲月:いぇ〜い出発〜!

〇〇:あ、ちなみにどこの神社に行くの?

咲月:隣の街にある小さめの神社だよ

咲月:人が多いのは嫌だからね

と話をしながら移動をする

そこの後ろには…

奈央:あーや…さっちゃんずるくない?

彩:ずるいよね…なんで新参者が〇〇先輩と一緒にでかけてるの?

奈央:あの新参者がぁ…尾行しようあーや

彩:そうしよう奈央

監視隊がいた

〇〇:あははっ!そんなことあったの!?

咲月:そうなのっ!面白くて!

楽しく神社へ向かう

奈央:ねぇ…あの2人距離近くない…?

彩:そうだよね…手つなぐ一歩手前だよ

そして

神社に到着

〇〇:え…意外と混んでるね…

咲月:ここは混まないと思ってたのに…

〇〇:さっちゃんはぐれないように気をつけてね

咲月:待って!〇〇くん!

〇〇:ん?どうしたの?

咲月:はぐれそうだから手繋いでくれない…?

〇〇:いいよギュッ

〇〇:さぁ行こうか!

咲月:うん!

_________

〇〇:さっちゃんはどんなことを願うの?

咲月:えぇなんだろうなぁ

咲月:勉強もできるようになりたいし

咲月:〇〇くんとももっと仲良くなりたいし…

咲月:いっぱいあるから決めらんないよ!

〇〇:ふふ…かわいいね

咲月:えぇ…!急にはずるいよ…!

〇〇:かわいい

咲月:カァァ…嬉しいけど…恥ずかしいよ…

ギュッ

〇〇:さっちゃん!?

咲月:恥ずかしいから…顔見せたくないの…

〇〇:かわいいね

お参りが終わり

〇〇:おみくじあるじゃん引いてく?

咲月:引く!

咲月:大吉出すぞ〜!

〇〇:おぉ気合入ってるね

咲月:いくよ!せーの!

〇〇:大吉!

咲月:し…小吉…

咲月:もう1回引いていい!?

〇〇:いいよ〜

2回目

咲月:せ〜のっ!

咲月:し…小吉…まただっ…!

咲月:もう1回!

〇〇:僕の大吉と交換するか?

咲月:交換はして欲しい…けど!

咲月:自分で大吉引くからね!

〇〇:交換はするのね

咲月:さぁ!もう1回!

咲月:小吉…

〇〇:僕ももっかい引こ〜っと

咲月:わたしももう1回!

咲月:いくよせ〜の!

〇〇:小吉だ!

咲月:小吉…

〇〇:お揃いじゃん!

咲月:お揃い…?

〇〇:僕は大吉が出るよりさっちゃんと同じ小吉がでて嬉しいな

咲月:え…?

咲月:ふふっ…確かに…

咲月:〇〇くんと同じ…嬉しいかも…!

咲月:あーやと奈央に自慢しちゃお!

大吉はさっちゃんにプレゼントして

お守りを購入した

咲月:〇〇くんはなんのお守りを買ったの?

〇〇:う〜んと今年受験だから

〇〇:学業と交通安全に健康のだね

〇〇:あ、これさっちゃんには交通安全のね

咲月:くれるの?

〇〇:うんあげる

咲月:なんで交通安全?

〇〇:この前タイヤ付きのソリ乗ってたでしょ?

〇〇:それで事故られたら困るからね

〇〇:さっちゃんも大切な人だからね

咲月:ありがとう…!

咲月:でもソリは思い出さないでよ〜!

_________

一方、監視隊は

奈央:あぁ!あーや!さっちゃんが!

彩:手繋いでる!

奈央:これはあとでわたし達をなでなでする刑だね!

彩:だねっ!


彩:あれさっちゃん照れてる!

彩:しかもくっついてる!

奈央:あれはさっちゃんは〇〇禁止の時間つくんないとなぁ

彩:あ、移動したよ!

奈央:ねぇさっちゃん何回おみくじ引くのあれ?

彩:大吉でるまで引くんじゃないの…?

彩:なんかさっちゃん喜んでるよ

奈央:大吉でも出たんじゃない?

彩:〇〇先輩いっぱいお守り買ってる!

〇〇:あれじゃあお守り達が喧嘩しちゃうよ

奈央:またさっちゃん恥ずかしがってるし

奈央:あ!〇〇達が帰るみたい!

_________

〇〇:あ〜人いっぱいだったね

咲月:思ったより疲れたぁ…

〇〇:そこの公園で休憩しよっか

咲月:うん!

ベンチに座り一休み

〇〇:なんであそこの神社にしたの?

咲月:あそこのは恋愛の神様が祀られてるらしいの

〇〇:そうなんだ

咲月:だからね…〇〇ともっと仲良くなりたいなぁって

咲月:嫌だった…?

〇〇:大丈夫だよ嬉しいし

咲月:本当…!?

〇〇:もう!さっちゃんはかわいいな!ナデナデ

咲月:やったっ…!〇〇くんのなでなでだっ!

咲月:嬉しい…!

それを見ていた監視隊は…

奈央:あぁ!2人でベンチでイチャイチャして!

彩:もう!〇〇先輩っ!ああやって好きな人が増えてくじゃん!

奈央:あ〜!〇〇さっちゃんのこと撫でてる!

奈央:あーやもう我慢できない!

奈央:突撃しよう!

彩:奈央行こう!

_________

彩、奈央:突撃〜!

奈央:〇〇!さっちゃんとイチャイチャし過ぎ〜!

彩:〇〇先輩!彩も撫でてください!

彩:はい!撫でてください!

〇〇:え?ちょっ?どこから!?

〇〇:ずっとつけてました!

奈央:そう!だからさっちゃんと手繋いでるところも見たし

奈央:さっちゃんがくっついてるところも見たよ!

咲月:え…恥ずかし…

奈央:奈央もしていいよね?

彩:彩もしていいですよね…?

咲月:ちょっと!わたしの〇〇くんだよ!?

咲月:今日からわたしの〇〇くんだからね!?

奈央:さっちゃんのじゃないから!

彩:彩の〇〇先輩だからね!?

奈央:奈央のだよ!?

〇〇:誰のでもないんだけどな…

彩:〇〇先輩は誰がいいですか!?

〇〇:ちょっと…今日もこの流れ…!?



このあと3時間ほどベンチで

くっつかれるわハグを求められるわで

動けなかったようです

帰りはみんなで仲良く帰りました


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