可愛いなぁ…探偵あやめの推理〜毒殺…?殺人事件
今日もあやめが可愛い
これは変わらない真実だ
そして3時のおやつの時間
今日も幼馴染みのあやめとダラダラと過ごしていた
すると小説を読んでいたあやめが
あやめ:わたし名探偵になりたいなぁ
こんなことを言いだした
〇〇:いきなりだね
あやめ:〇〇はわたしがミステリーとか推理が好きなの知ってるでしょ?
〇〇:うんよく小説読んでるもんね
あやめ:だからさわたしも名探偵になりたいんだぁ
〇〇:お〜いいじゃん
あやめ:事件をかっこよく推理して
あやめ:犯人を見つけ出して
あやめ:解決する
あやめ:そんな名探偵に憧れるなぁ
〇〇:じゃあなってみる?
あやめ:なれるの?
〇〇:ちょっと待っててね
2階の自室から1階へ降りて
リビングでは
スゥ…スゥ…
〇〇:トイレ行こ〜っと
〇〇:あやめおまたせ
あやめ:なにしてたの?
〇〇:ちょっとね…
あやめ:ん〜なんか怪しい…
〇〇:なんも怪しくないよ…!
あやめ:ちょっと焦ってない…?
〇〇:そんなことないから!
あやめがジリジリと近づいてくる
〇〇:あと近い…
至近距離のあやめが可愛い
あやめ:あ…ごめん…
あやめ:まぁ…?それならいいけど
あやめ:てか〇〇このチョコレートおいしいね
〇〇:やっぱりそう思う?
〇〇:僕もこのチョコレート好きなんだ
〇〇:昨日買ってきたんだよね
あやめ:わたしもう少し食べたいなぁ
〇〇:う〜んと…確かキッチンの棚に入れたような…
〇〇:あと2つくらいあるはず…
〇〇:じゃあ取ってこようかな?
あやめ:わたしが行くよ?
〇〇:あ、まじ?
あやめ:わたしが食べたいって言ったし
〇〇:じゃあ任せたよ
あやめ:いってきま〜す
あやめの帰りを待っていると
ドタドタドタ!
あやめ:〇〇っ!
焦ってここまで来たあやめが可愛い
〇〇:お?どうしたの!
あやめ:事件が!
〇〇:事件…?
あやめ:来て!
リビングに連れて行かれ
あやめはソファを指差す
あやめ:〇〇のお母さんが…!
あやめ:亡くなってる…
〇〇:え…?
〇〇:お母さんが…?
あやめ:きっとこれは…殺人事件っ…!
あやめ:わたしが名探偵になるチャンス!?
あやめ:〇〇安心して!
あやめ:絶対にわたしが犯人を見つけるからね!
気合が入った様子のあやめが可愛い
あやめ:〇〇…安心してね…
あやめ:でも…〇〇はそれどころじゃないか…
あやめ:お母さんだもんね…
あやめ:大丈夫だからね
あやめ:わたしがいるからね…
ナデナデ
からの
ギュッ
僕を安心させるためにがんばってるあやめが可愛い
あと撫でられてハグされて嬉しい
するといきなり推理っぽいのが始まる
あやめ:まず状況を整理すると
あやめ:〇〇のお母さんがソファの上で亡くなっています
あやめ:机の上には
あやめ:飲みかけのコップ
あやめ:そこにはお茶が入っていたと考えられる…
〇〇:キッチンに急須があったしね
あやめ:そして乱雑に置かれたお菓子のゴミ
あやめ:このお菓子は…!
あやめ:わたしがもう少し食べたかったチョコレート!?
あやめ:もうなくなってるし…
あやめ:チョコレート食べたかったなぁ…
推理に私情が入り込むあやめが可愛い
あやめ:まずはどうやって殺害されたのか…
あやめ:〇〇のお母さんにはブランケットがかかっている
あやめ:もしかして…!
あやめ:ブランケットで傷を隠している…!とか!?
あやめ:では失礼します
ペラッ
あやめ:傷跡はない…!
あやめ:えぇ…違うのかぁ…
落ち込むあやめが可愛い
あやめ:じゃあ力や器具とかでの攻撃の線はなさそうだねぇ
あやめ:それだったら悲鳴が聞こえてくるはず…
あやめ:う〜ん…小説で多い殺害方法…
あやめ:なにがあったけなぁ…
あやめ:あっ!毒殺!毒殺だよっ!〇〇!
閃いてぴょんぴょん跳ねるあやめが可愛い
〇〇:でもどうやって毒殺するの?
あやめ:それはね何かに毒を盛るんだよ
〇〇:何かって?
あやめ:例えばそれは食べ物とか他にも色々あるけど
あやめ:今回は食べ物の可能性が高そうだね!
あやめ:このお茶はわたしたちも飲んだお茶だね
あやめ:しかもこれは〇〇のお母さんが入れてくれたお茶だし
あやめ:急須は〇〇のお母さん以外触らないはず…
〇〇:確かに…僕も触らないね
あやめ:わたしも触らないからお茶の可能性は薄い
あやめ:じゃあ…チョコレート!?
あやめ:でもわたしも〇〇も食べたよね!?
〇〇:そうだね…
〇〇:それだったら僕達も生きてられないよ?
あやめ:確かに…どうやったんだろう?
混乱するあやめが可愛い
あやめ:誰も見てないところでの犯行だから
あやめ:どこかから侵入した人がいるとか!?
あやめが全部の窓と玄関を確認する
あやめ:開いてない…
あやめ:じゃあ…
あやめ:家の中にいる人…の可能性…
あやめ:もしかして…
あやめ:〇〇…!?
〇〇:え!?僕!?
〇〇:な、なんで!?
あやめ:だってさっき〇〇がリビングに行ったとき
あやめ:わたしは2階にいるから〇〇は自由
あやめ:そして即効性のある毒を〇〇のお母さんに盛って
あやめ:わたしがリビングに行くまでに殺害して
あやめ:わたしを第一発見者にして犯人にしようとしたんでしょ!
あやめ:2階に帰ってきた時にはなぜか焦ってたしね
あやめ:どう!?
ドヤ顔のあやめが可愛い
〇〇:う〜ん…
〇〇:焦ってたのはあたってるね
〇〇:でもそれ以外はあってないかも
あやめ:え〜…?
納得のいってないあやめが可愛い
あやめ:じゃ、じゃあ!なんで!
あやめ:なんで!あんなに焦ってたの!!
〇〇:それは…聞きたい?
あやめ:聞きたい!
〇〇:あやめが可愛いからだよ…!
あやめ:え…!?
〇母:ふわぁぁ…
〇母:よく寝たぁ…
あやめ:えぇ!〇〇のお母さん生きてたの!?
〇母:あやめちゃん…?勝手にこの世からいなくならせないでよ
あやめ:毒を盛られたんじゃ…?
〇母:え…?
〇〇:お母さんはお昼寝中だったってわけ
あやめ:そうだったんだぁ…
あやめ:まずは息をしてるかどうかの確認が必要だったぁ…
〇〇:まぁ名探偵あやめさん?
あやめ:な、なに…?
〇〇:もう一個推理して欲しいことがあるんだけど
あやめ:え!なになに?
〇〇:僕のこの気持ちについてなんだけど…
あやめ:する!する!
あやめ:どんな感じなの!
〇〇:う~ん…あやめといるとドキドキするんだ…
あやめ:お〜!推理が楽しそう!
〇〇:あ、そうだ
〇〇:さっきのチョコレート食べたい?
あやめ:食べたい!
〇〇:お母さんに食べられちゃったから無いな
〇〇:一緒に買いに行く?
あやめ:行く!
〇〇:推理はその後にしよっか!
あやめ:うん!
あやめ:ほら〇〇!早く!早く!
推理結果
今日もあやめが可愛い
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