親友の妹達に好かれすぎてる
凛:なぁなぁ今日も家に遊び来るだろ?
そう問いかけてくるのは
親友の岩本凛だ小学生からずっと仲が良い
そして僕は潔〇〇で凛も同じ高校2年生だ
〇〇:そうだなぁでも昨日も行ったからな
凛:そう言わずにさ今日もFIFAやろうぜ
僕たちの最近ブームは凛の家でサッカーゲームのFIFAをすることだ
〇〇:でも2週間くらいずっと行ってるからな…
凛:お願いだよ〜アイツも〇〇をがくるの楽しみにしてるんだよ!
〇〇:え〜あの子僕に引っ付いて離れない時あるじゃん
凛:そこを何とかしてくれよ昨日なんて
凛:〇〇兄ちゃんに会いたい〜!って叫んでたんだから
〇〇:まあ仕方ないな今日も行くか!
凛:よーしそれじゃさっさと帰るぞ!
_________________
凛の家に着
凛:ただいまー
〇〇:おじゃましまーす
??: !!
凛:あれ今日はだれも居ないのか?
??:ドタドタバタバタ
??:〇〇兄ちゃん〜!!
??:会いたかったよ〜!!
〇〇:昨日も会ったけどねー
??:だって昨日は〇〇兄ちゃん7時に帰ったでしょ?
??:そこから22時間も会えなかったんだよ!
??:そりゃあ〇〇兄ちゃんロスになるに決まってるしょ!
少し恐怖を与える発言をしたのは年は1つ下の凛の妹の彩ちゃんだ
凛:おいおいそれはちょっと怖いぞ
彩:うるさいわおにぎり静かにしてよ
凛:え?おにぎり傷つく…
〇〇:彩ちゃん?流石に可哀想だよ?
彩:え〜?これくらいしないとダメだと思うけど…?
〇〇:まあ謝っておきなよ
彩:〇〇兄ちゃんがいうなら
彩:兄ちゃんごめん
凛:謝ってくれてお兄ちゃん嬉しい
凛:まあとりあえず今日は〇〇とゲームするからな
彩:え〜〇〇兄ちゃん彩と一緒に勉強しようよ〜
凛:おいおい〇〇にあんまりワガママ言うなよ
彩:だって彩も〇〇兄ちゃんとお喋りとかしたいし…
〇〇:んーじゃあちょっとだけ2人でゲームしてくるから
〇〇:その後に彩ちゃんと勉強で良い?
彩:ホントに!彩と勉強してくれるの!
凛:おい〇〇良いのか?
〇〇:うんいいよ毎日ゲームも飽きるし
凛:そっかじゃあさっさとゲームしちゃうか
凛:そりゃあ!ジャクソンのシュート!
〇〇:はーい残念サリバのシュートブロック〜
〇〇:ホワイト繋いでカウンターからの〜
〇〇:サカが右サイド独走からの
〇〇:ウーデゴールの左足ミドルと
〇〇:ゴールあざす!
凛:まだ負けてない取り返す!
そこに彩ちゃんが来た
〇〇:彩ちゃん?これ終わったらすぐ行くからね
彩:じゃあ終わるまで〇〇兄ちゃんの膝の上に座っていい…?
おおその顔で頼まれたら断れない
〇〇:うん…いいよ!
彩:わーい!〇〇兄ちゃんの膝の上が1番好き〜
本当に高1なのか怪しいもしかしたら中学生かもしれない
彩:〇〇兄ちゃんなんか彩のこと中学生みたいって思ってるでしょ
〇〇:そんなことないよ
彩:それならいいんだけど
〇〇:こっちは彩ちゃん来たから戦力アップだなって考えてたんだよ!
彩:そうなの?〇〇兄ちゃん頑張れ!
凛:おーい彩!こっちの応援は!?
彩:〇〇兄ちゃんの応援しかしないも〜ん!
結果6対0で〇〇の勝利
〇〇:イェーイ!彩ちゃんが応援してくれたからだね〜
彩:やったー!兄ちゃん弱すぎー練習した方がいいんじゃない?
凛:そんなこと言うなよ
彩:じゃあ〇〇兄ちゃん彩のお部屋で勉強しよ!
〇〇:おっけー、凛じゃあ行ってくるな!
凛:おう!俺はFIFAの特訓でもしとくぞ!
________________
彩ちゃんの部屋にて
〇〇:彩ちゃんなんの勉強する?
凛:ん…じゃあ数学!ここの計算が難しくて…
〇〇:なるほどね、ここはね左辺に移行させて…
彩:おー!分かったよ〇〇兄ちゃん
彩:ありがとう!ギュッ
〇〇:彩ちゃんダメだよそんな簡単に抱きついたら
〇〇:他の男子だったら皆んな勘違いしちゃうよ?
彩:それは嫌だから好きな人にしかしない事にするね!
〇〇:うんそうだねそれが良いと思うよ!
彩:〇〇兄ちゃん?ギュッギュッ
〇〇:え?え?好きな人にしかしないんじゃないの!?
彩:もう!彩の好きな人は〇〇兄ちゃんだよ?
〇〇:僕?え?なんで?クラスの男子とかじゃないの?
彩:彩は中学校の時からずっ〜と〇〇兄ちゃん一筋だよ
彩:でもずっと彩のことは友達の妹って感じで見てたでしょ?
彩:だから意識してもらうためにアピールする事にしたの!
彩:〇〇兄ちゃん好き!大好き!
彩:付き合ってください!
〇〇:気持ちは嬉しいよでも今までは彩ちゃんの言ってた通り妹みたいに見てたんだ
〇〇:だから今は付き合うのは難しい
〇〇:だけどこれからはしっかり恋愛対象の女の子として見ていくから
〇〇:まだ待って欲しいな
彩:って言うことは〇〇兄ちゃんのことを好きにさせれば良いってこと?
彩:そしたらいずれは付き合うことが出来るかもしれないってこと?
〇〇:まぁそういう事になるね
彩:じゃあこれからは積極的にアタックしちゃうからね!
彩:覚悟してよ!
〇〇:うん!楽しみにしてるよ!
_________________
〇〇:じゃあね凛と彩ちゃん
凛:じゃあな〇〇FIFA練習しとくわ
〇〇:勝てるようにしとけよ面白くないからな
〇〇:じゃあねバイバイ
ドアを出ると
彩ちゃんもついてきた
彩:〇〇兄ちゃん少ししゃがんで?
〇〇:ん?こう?
彩:チュッ アピール始まりの合図!明日から頑張るからね!
彩:〇〇兄ちゃんバイバイまた明日!
〇〇:バイバイ!彩ちゃん!
〇〇:ハァ…やばい告白されてから彩ちゃんが更に可愛くみえるな…
彩:キャーー〇〇兄ちゃんにキスしちゃった…
明日からどうやってアピールしようかなぁ…
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彩ちゃんに告白され更にはアピールすると言われた僕は
1人で学校へ向かっていた
すると後ろから
??:おはよう!
後ろから挨拶してきたのは
〇〇:おはよう蓮加
蓮加は凛の双子の妹だ
僕は凛と小学生の頃から仲良かったため蓮加とも仲が良かった
蓮加:寂しそうに歩いてたから声かけちゃった〜
〇〇:全然寂しくないぞ
〇〇:静かで優雅な時間だったぞ
蓮加:んっそれは蓮加がうるさいって言いたいの?
〇〇:そんなことはないよ元気なとこは蓮加の取り柄だからね
蓮加:ん〜!そうやって褒めてくれて嬉しい!
〇〇:あ、そういえばなんだけどさ昨日後輩から告白されたんだよね
蓮加:ふ〜ん…って!こ、告白!?
〇〇:そーなんだよちょっとびっくりしちゃってさ
〇〇:ちょっとどころじゃないけど
蓮加:それって…ちょっと待って!
蓮加:ギュッ
〇〇:なっ…!な、何してるの…?
蓮加:ん〜蓮加から離れさせなくするま・ほ・う
〇〇:魔法じゃないだろ物理的に離れなくさせる締め技だろ
蓮加:このまま学校行こうね〜
〇〇:まぁいいよ蓮加だし
蓮加:ふんふふ〜ん
〇〇:随分とご機嫌蓮加だね
蓮加:そりゃあそうでしょ蓮加の愛しの〇〇だもん嬉しいよね〜
ん?愛しの〇〇?聞き間違いかな?
まぁいいか
〇〇:早く行かないと勘違いされちゃうよ
蓮加:別に蓮加はされていいんだけどね
ん?この発言は良いのかな?
〇〇:蓮加は好きな人とかいるの?
蓮加:まぁ〜いるかな〜昔からの仲で〜
蓮加:同じ高校で〜
蓮加:朝一緒に登校してあげるくらい好きな人かなぁ
えっとーこれは僕かもしれない
でも勘違いかもしれないしね一旦考えをポイ捨てさせます
〇〇:はいはいじゃあ教室着いたから
蓮加:え〜もうちょっと喋らない?
蓮加:奪われたくないしボソッ
〇〇:え?別に良いけどてか凛は?
蓮加:んーと確か寝てたからギリに来るんじゃない?
〇〇:あーじゃあ暇だし話すか
キンーコーンカーンーコーン
絶対これ作曲したやつ音楽のセンスないだろと思うチャイムが鳴った
蓮加:じゃあ〇〇今日は一緒に帰ろうね!
〇〇:うい了解!
ガラガラッ
凛:〇〇おはようお前早いな
〇〇:家早く出たい気分だったからな
凛:蓮加とも喋ってたな俺とは全く喋んないのに
〇〇:凛…お前女性陣に嫌われてるのか?
凛:うるせー!そんなことない!って思いたい…
〇〇:あ!今日蓮加と帰るからよろしく〜
凛:なんだお前ら俺を分別して帰るとは…俺は燃えるゴミかっ!
〇〇:何言ってんだよお前落ち着けよ
凛:だぁーー!なんで俺は嫌われてるのにお前は好かれてるんだー!
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放課後
蓮加:〇〇〜!一緒に帰ろ〜
〇〇:ねぇ喫茶店行かない?
蓮加:え?珍しいねそんなこと言うの
〇〇:まぁ蓮加とこうやって喋るのも多くないからな
蓮加:いいよ!じゃあ早く行こう!
喫茶店着
〇〇:ここの店なんか名前変じゃね?
蓮加:なんて名前?
〇〇:喫茶エルネニーだって
蓮加:なんかアーセナルのボランチの選手みたい
〇〇:確かに
〇〇:エジプト代表にいそうだよね
蓮加:ちょっと何言ってるかわかんない
〇〇:なんでだよ
〇〇:なんでアーセナルは分かるんだよ
〇〇:まぁいいや、すいませんケーキとメロンソーダ2つずつでお願いしま〜す
蓮加:それでさ〇〇って好きな人とかいるの?
〇〇:うーん…好きな人はいないかな
〇〇:でも気になってる人はいる
蓮加:それは誰なの?
〇〇:誰にも言うなよ
〇〇:彩ちゃんだよ
蓮加:え?彩なの!?
〇〇:うん告白されったって話を朝したけどそれ彩ちゃんのこと
ヤバいヤバい彩に先越されるよ…
ここで巻き返さないと…
お待たせしましたケーキとメロンソーダです
蓮加:あ!蓮加が食べさせてあげるよ!
〇〇:別にそんなことしなくて良いのに
蓮加:いいのいいの
蓮加:はいアーン…
〇〇:ほいあーん
〇〇:うん、美味しいな蓮加のおかげだ!
蓮加:じゃあ蓮加にも食べさせて?
〇〇:まぁ仕方ない良いだろう
〇〇:ほいあーん
蓮加:ハムッんまんま
〇〇:1口ちっちゃくてかわいいな
蓮加:んなっ!かわいいって!蓮加かわいい?
〇〇:おう!もちろんかわいいぞ!
〇〇:学年でも1、2を争うレベルだ
〇〇:なんなら1位だぞ
蓮加:えっへへ…へへ…へへへへへ…
〇〇:おーい蓮加や地上に戻ってこ〜い
蓮加:ぬわっ!照れすぎた!
〇〇:ホントだよ照れすぎて照り焼きだな
蓮加:何言ってるの?
〇〇:ごめんなさい
蓮加:〇〇今日は一旦うちによって帰ってね
〇〇:まあいいぞどうせ送ってこうと思ったし
蓮加:わーい嬉しい!早く帰ろ〜
会計終了
帰り道にて
蓮加:〇〇?今日蓮加に好きな人聞いたじゃん?
蓮加:それ誰だと思ってる?
〇〇:ん〜3組の橋岡とか?
蓮加:全然違う!
〇〇:じゃあ1組の高島とかか?
蓮加:的外れ!どこに矢撃ってるの?
蓮加:私の好きな人は〇〇!〇〇なの!
〇〇:へ〜2組のやつなんだな俺と同じクラスのやつか〜誰だ?
蓮加:ねぇ?聞いてる?〇〇なんだけど!
〇〇:ほ〜なるほどね…って僕!?
蓮加:そうだよ!何回も言ってるでしょ!
〇〇:なんで僕なの!?他にも良い人いっぱいいるでしょ!
蓮加:いやいや!〇〇が1番なの!
蓮加:昔から凛と〇〇と一緒にいてどんどん〇〇の優しさとか
蓮加:おもしろいところとか
蓮加:素直なところとかを知っていって好きになってたの!
蓮加:でも〇〇は蓮加にのこと兄妹みたいにしか思ってないでしょ?
〇〇:まぁ確かにそうだね
蓮加:ほらやっぱり…
〇〇:でも別に振った訳じゃないからさ…
蓮加:ということは!蓮加に惚れさせれば良いってコト!?
〇〇:唐突なちいかわ構文だし
〇〇:まあそーゆうことになるね
蓮加:じゃあ今から積極的になるね!
〇〇:昨日彩ちゃんもそんなこと言ってたよ…
蓮加:ねぇちょっと〇〇しゃがんでよ
〇〇:ん?何?
蓮加:チュッ
蓮加:はいアピールスタートの合図だよ!
〇〇:姉妹揃って同じことして…
蓮加:よーしじゃあ手を繋いで帰ろ〜ね!
蓮加:〇〇大好きだよぉ〜!
〇〇:なんか大変になりそうだな…
_________________
蓮加:ただいま〜!
〇〇:今日もおじゃましまーす
彩:〇〇兄ちゃん〜!
〇〇:おー彩ちゃん昨日ぶりだね!
彩:あー!蓮加ねぇ〇〇兄ちゃんと手繋いでる!
彩:ダメだよ!〇〇兄ちゃんは彩の彼氏になるの!
蓮加:彩?〇〇は蓮加のことが大好きなの!
蓮加:蓮加の彼氏になるのだから諦めて!
彩:むぅ…それは出来ないよ!彩の〇〇兄ちゃん!
蓮加:蓮加の〇〇!
凛:おう〇〇来てたのかってどうしたんだ?
蓮、彩:〇〇(兄ちゃん)は
蓮加:蓮加か
彩:彩か
蓮、彩:どっちを彼女にするかって話!
〇〇:ちょっと凛大変なんだけど今
凛:おい!なんで俺は嫌われて〇〇は好かれてるんだよ!
蓮、彩:そんな話より
蓮加:蓮加なの?
彩:彩なの?
蓮、彩:どっちなの!?
蓮、彩:さぁ選んで!!!
〇〇:ちょっと急すぎだよぉ〜〜〜〜!!!
今回かなり長めになってしまいました
僕もここまで長くなるとは思いませんでした
アーセナルのお話がちょいちょいありましたね
わからなかったら調べてみて下さい
ここまで読んでくださりありがとうございましたまた読んでくださいね
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