兄妹の壁を超えたい妹たちの猛アタック!!
僕〇〇には2人の血の繋がらない妹がいます
咲月と彩ちゃん
僕のことが好きすぎるんです…
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すぴすぴ…
僕が寝ていると
咲月:お兄ちゃんの寝顔かわいい…
咲月:お布団失礼して
咲月:えへへ…お兄ちゃんに包まれてるぅ…
〇〇:んん…
咲月:はぁ…!寝返りで顔がこんな近くに!
咲月:どうしよう
咲月:お兄ちゃんかっこいい…!
咲月:唇が隙だらけだなぁ…!
咲月:ちょっと唇にもお邪魔しようかなぁ…
咲月:まぁ義理だし?
咲月:てか家族だし…?まぁいいでしょ
咲月:義理だから最悪結婚できるし
咲月:なんならお兄ちゃんと結婚…
咲月:ありだなぁ!
咲月:よし!家族だしいっちゃおう!
咲月:ん〜
〇〇:ふわぁ…
〇〇:って…!咲月何してんの!?
咲月:はぁ…!起きちゃった…
咲月:せっかくチューしようとしたのに…
〇〇:なんで?
〇〇:寝てるときにそんなことしないの
咲月:だってお兄ちゃんの寝顔かわいいし
咲月:カッコよかったし
咲月:唇が美味しそうだったからつい
〇〇:だとしても兄妹だからね
咲月:えぇ!家族だもん!兄妹だよ!いいじゃん!
〇〇:だめ!兄妹は基本そんなことしないから
咲月:家族なんだよ!いいじゃん!
〇〇:家族でも寝てるときにするのはねぇ…
咲月:チューしたら子ども出来るって言うじゃん
咲月:チューして子どもつくって
咲月:お兄ちゃんの子ども産んじゃおっかな?
咲月:わたしはお兄ちゃんと結婚してもいいよ?
咲月:来年結婚しよ!
〇〇:結婚なんてしないし
〇〇:子ども産んじゃおっかなとか怖すぎ
〇〇:あと僕より良いやついっぱいいるから
咲月:いないよ!
〇〇:いるからねこの世にいっぱい
咲月:ぶぅ…!
〇〇:布団に入るのは良いからさそれで許して
咲月:お布団はいいの?
〇〇:布団はチューよりいいよ
咲月:いぇ〜い!
咲月:お兄ちゃんまだ寝れるからお布団でイチャイチャしよ〜
咲月:チューさせてくれないんだからいいでしょ?
〇〇:まだ眠いし…いいよ
咲月:お兄ちゃん好きぃ…
〇〇:よしよし咲月かわいいな
咲月:ぎゅってして!
〇〇:仕方ないなほら
咲月:いぇいお兄ちゃんあったかい
〇〇:咲月すっぽりおさまるナデナデ
咲月:あぁ…お兄ちゃんのなでなで好きぃ
咲月:もう…お兄ちゃん結婚しよ…?
〇〇:し…ない…
すぴすぴ
咲月:あ、寝ちゃった
咲月:今はお兄ちゃんのぎゅっを堪能するかぁ
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僕たちが寝ていると
彩:お兄ちゃん!
彩:おはよう!
彩:って!さっちゃん一緒に寝てる!
彩:お兄ちゃん!
彩:さっちゃん!
彩:起きて!
彩:もう10時!早く起きて!
咲月:んんぅ…あれ…あーや?
咲月:ねぇ…お兄ちゃん起きて…
咲月:10時だって…
彩:ほら!さっちゃん!早く起きて!
彩:朝ご飯食べるよ!
彩:お兄ちゃんは起こしておくから!
咲月:あーやありがとう
咲月:先に行くね
彩:よし…!さっちゃんがいなくなった今がチャンス
彩:さっちゃんずるいよ…
彩:彩だって一緒に寝たいのに…
彩:彩も布団に入ろうっと
彩:あったかい…
彩:お兄ちゃん…好き
彩:彩だってお兄ちゃんと一緒に寝たいんだよ?
彩:お兄ちゃんまだ起きないなぁ
彩:カッコいいなぁ…
彩:チューしちゃおっかな…
彩:さっちゃんはいないし
彩:ん〜
〇〇:ふぁ…って!?彩ちゃん!?
彩:あぁ…起きちゃったぁ…
彩:せっかくチューできそうだったのに…!
〇〇:何してるの彩ちゃん!
彩:カッコよかったからついチューしたくなっちゃって
〇〇:チューはダメだよ兄妹だし
彩:えぇ!家族だよ!いいじゃ〜ん!
〇〇:家族でもしません
〇〇:日本にはそんな文化はないの
彩:つくる!お兄ちゃんとチューする文化つくる!
〇〇:がんばってね
彩:あ!あとなんでさっちゃんと寝てるの!
〇〇:いや咲月が勝手に入ってきたの!
彩:彩だってお兄ちゃんと一緒に寝たかった!
彩:ぎゅーもしながら寝てたじゃん!
彩:お兄ちゃんはさっちゃんの方が好きなの?
〇〇:彩ちゃんも咲月もどっちも同じくらい好きだから
〇〇:ね?
彩:じゃあなんでぎゅーしてるの!
〇〇:咲月がチューしようとしてくるからさ
〇〇:チューは流石に良くないからね
〇〇:ぎゅーで我慢してって
彩:じゃあ!彩にも!
彩:彩にもぎゅーして!
〇〇:え?
彩:彩にもやってよ!
彩:彩はお兄ちゃんと一緒に寝れなかったし…
彩:チューもできなければ
彩:ぎゅーもできないの…?
〇〇:だぁ!分かったよ!ほら!ぎゅーするか!
彩:チューのが良いけど仕方ない
彩:わーい!お兄ちゃんのぎゅーだ!
彩:へへへ…お兄ちゃん…のぎゅー…
咲月:ねぇ?まだ起きないの〜?
咲月:あぁ!あーやずるい!なんでお兄ちゃんとぎゅーしてんの!
彩:さっちゃんだってお兄ちゃんと寝てたじゃん!
咲月:あれはいいの!
彩:ダメだよさっちゃん
彩:あとねお兄ちゃんはこのまま彩のこと抱っこしてリビング連れてくんだから
彩:あ、今日の夜はお兄ちゃんと一緒に寝ます
咲月:え?ちょっと!あーや!?
彩:予約完了!
彩:お兄ちゃん!抱っこして!
〇〇:はいはい甘えん坊め
咲月:ねぇ!なんであーや抱っこしてんのぉ!
咲月:わたしも抱っこしてぇ!
〇〇:うるさいよ咲月
咲月:ねぇ!なんでぇ!?
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朝ご飯
3人:いただきます!
咲月:ねぇ!
咲月:なんであーやがお兄ちゃんの隣に座ってるの?
彩:だってお兄ちゃんと寝れなかったもん
咲月:でも!
〇〇:咲月一緒に寝てあげたでしょ?
彩:さっちゃん…いいでしょ…?
咲月:仕方ない…
咲月:お兄ちゃんもそう言うし可愛いあーやのために許そう…
彩:やったぁ!
彩:じゃあお兄ちゃん
彩:食べさせてあげる!
彩:あーん!
彩:おいしい?
〇〇:彩ちゃんが食べさせてくれたからおいしいよ
彩:ねぇ!お兄ちゃんも彩に食べさせて!
〇〇:いいよあーん
彩:はむっ!う〜んあやみ〜!
彩:お兄ちゃんおいしい!
〇〇:よかったね
咲月:なぁ!そこまでは許してない!
彩:いいじゃん!彩はお兄ちゃんと寝れなかったの!
彩:彩が全部食べさせてあげる〜!
咲月:だめぇ!わたしも食べさせる!
彩:さっちゃんはダメです〜
咲月:なんでぇ!
彩:お兄ちゃんは彩の方が良いって〜
咲月:わたしもわたしも!やるの!
これがまだ午前中です…
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時はすぎ
夜ご飯を終えお風呂に入ろうとしていたら
咲月:ねぇ!お兄ちゃん!
〇〇:ん?なに咲月?
咲月:わたしも一緒に入る
〇〇:え?だめだけど
咲月:なんで!いいじゃん!
〇〇:いやいや!兄妹だし!もう高校生!
〇〇:だめだから絶対に
咲月:義理だよ!視点を変えれば家族ではないぃ!
〇〇:いや僕は家族と認識してるから無理だよ
咲月:いいじゃん!朝にあーやとのイチャイチャ見せつけられたし
咲月:夜もあーやと寝るんでしょ!
咲月:わたしのタイミングがないじゃん!
〇〇:でもお風呂は…
彩:お兄ちゃんたちお風呂入るの〜?
〇〇:彩ちゃん僕先に入るからね
彩:じゃあさっちゃんどっち先いく?
咲月:いや!わたしはお兄ちゃんと入る!
彩:え!?ずるい!
彩:彩も一緒がいい!
〇〇:いや…
咲月:ねぇ〜お兄ちゃん!さっき入るって言ってくれたもんね〜
〇〇:言ってない言ってない
咲月:いいじゃん!
彩:じゃあ彩と入る?
〇〇:入らないよ!?
彩:いいじゃん!
〇〇:だめです!さっきも言った!
〇〇:もう高校生!
〇〇:だめ!NO!stop思考!
咲月:思考止めたらお風呂入ってくよ?
〇〇:じゃあその考えを葬れ!
咲月:やだ!入る!
彩:彩も!彩も!入る!
〇〇:はぁ…
〇〇:じゃあもうぎゅーも一緒に寝るのもなしね
〇〇:よし!一緒にお風呂入ろう!
咲月:ぐぬぬ…ぎゅーがないのは辛い…
彩:ねぇ!彩の今日の一緒に寝るのは!?
〇〇:残念ながら無しになります
彩:彩我慢する
咲月:わたしも…!我慢しよう…!
〇〇:はーいじゃあお風呂行ってきまーす
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〇〇:はぁ…疲れた…
〇〇:ずっとくっついてくるもん…嬉しいけど…
コンコン
〇〇:はい?誰?
?:お母さんよ…一緒にお風呂入らない…?
〇〇:……?
〇〇:なにしてるの咲月
?:さ、咲月じゃないわよ…お母さんよ
〇〇:ふ〜ん…そういうことするんだ
〇〇:咲月お疲れ彩ちゃんとイチャイチャしてくる
咲月:だ、だめぇ!
〇〇:いや咲月じゃん
咲月:は、はめたな!
〇〇:一緒に入らないって言ったばっかじゃん
咲月:うるさ〜い!
咲月:突撃ぃ!
咲月:ばーん!咲月降臨!
〇〇:ちょっと…バスタオル無しは…
咲月:あぁ…!しまった…
〇〇:……
咲月:……
〇〇:恥ずかしいなら出ればいいじゃん…
咲月:もうみられたからいいもん
〇〇:結局入ってるし
咲月:裸のお付き合いってことでより親密で濃密になれるように
咲月:兄妹の壁を超越して結婚しようね
〇〇:しないよ
咲月:お兄ちゃんの背中おっきい…
〇〇:ちょっ…湯船狭い…!
〇〇:くっつくな…!
咲月:へへ…お兄ちゃん照れてるぅ…!
〇〇:うるせ!
咲月:ずっと背中にくっついちゃお!
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〇〇:はぁ…のぼせた…
〇〇:咲月風呂長すぎでしょ…
彩:お兄ちゃん〜!
彩:一緒に寝よ〜!準備できたぁ!
〇〇:は〜い今行く!
彩:ほら!お兄ちゃん!早く早く!
〇〇:もう布団入ってるし
〇〇:随分準備が早いね
彩:寝る前にお兄ちゃんといっぱいお話ししたいからね!
〇〇:可愛いねぇ
彩:えへへ…お兄ちゃんに可愛いって言われちゃった!
彩:恥ずかしいからお兄ちゃんにくっついちゃう!
〇〇:やっぱり彩ちゃんは甘えん坊だね
なでなで
彩:あ…お兄ちゃん
〇〇:ど、どうしたの彩ちゃん…?
彩:さっちゃんとお風呂入ったんでしょ?
〇〇:え…?
彩:さっちゃんから聞いたよ
彩:彩とは入ってくれないのにさっちゃんとは入るんだ
〇〇:いや!あれは咲月が勝手に入ってきて!
〇〇:朝と同じで!
彩:彩とも一緒に入ろうね!
彩:入らないとは言わせないよお兄ちゃん…?
彩:さっちゃんの裸もみたんでしょ?
彩:彩もバスタオルなしだよ公平にね?
〇〇:はは…機会があったらね…
彩:じゃあ明日入ろうね!
〇〇:あ、明日…
彩:彩はお兄ちゃんといつでも結婚できるからね?
彩:お兄ちゃんがあと2年待ってくれればね
彩:じゃお兄ちゃんそろそろ寝よ?
〇〇:う、うん…おやすみ彩ちゃん…
彩:おやすみ!お兄ちゃん!
こうして幕を閉じた1日
お兄ちゃんは大変なんだと分かったらしいです
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おまけ
咲月:あーやとお兄ちゃん寝たかな…
キィ…
咲月:お、寝てる寝てる…
咲月:隙間に入り込んじゃおっと…
咲月:あーやごめんねお兄ちゃんの隣はわたしって決まってるんだよ
ガシっ!
咲月:んっ……!?
彩:さっちゃん…お兄ちゃんとの時間だから…
彩:邪魔しないで…
咲月:ご、ごめんなさい…!
さっちゃんの侵入計画は失敗した
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