肌と紫外線と日焼け止めのこと
こんにちは。yukariといいます。
みなさんは、顔に日焼けによる
シミはありますか?
私は30代半ばを過ぎた辺りから、なんとなく
肌の奥から出てきたようなモヤモヤとした
シミに気づきました。
大丈夫と思ってたけどやっぱり肌は正直、
日焼け止めしなきゃなと思いましたが、
日焼け止めって本当に効果があるのかな
とも思っていました。
その他にも、化粧品のことや肌のことは、
わからないことがたくさんあり、
混乱していましたが、触れたくないような
そこまで関心がもてず、放置していました。
ですが、その後、私はシミのできるしくみや
日焼け止め効果について知ることで
今はゴミ出しに行く時にも、さっと、
日焼け止めを塗るようになりました。
自分事になった日焼け対策
若いうちは、シミに対して、あまり自分事に
なれなかったですが、今は自分事に
なりました。
紫外線のことや肌のことを知り
どれくらい防衛すればいいかわかれば、
自分なりに安心できる対策ができると
思います。
私は、気づいたところから
「これ以上、できるだけシミを濃くしない」
「これ以上、できるだけシミを増やさない」
というところを目標にしています。
シミは、日焼け、加齢、
ホルモンの変化など、
さまざまな要因によって引き起こされる
可能性があります。
そのため、日焼け止めだけですべてを
防げるわけでもないのですが、
誰もが浴びている太陽光。
シミがない人の方がまれなのではないかと
思えてしまいます。
すぐに個人でできる対策を知るため、
紫外線を浴びることによる影響ついて
身近な日焼け止めの効果と絡めて
少し詳しくみてみましょう。
紫外線と日焼け止めの肌への効果
まず、太陽光の1つ、
紫外線(UV:ultraviolet)は、
波長によって、
UV-A(およそ315~400nm前後)
UV-B(およそ280~315nm前後)
UV-C(およそ100~280nm前後)
※UV-Cは地上に届かないとされてきた
に分かれます。
日焼け止めやファンデーションの
パッケージの裏をみると、
SPF50+/PA++++
SPF30/PA++
とか、書いていますよね。
下の図に示されていますが
「SPF」は、皮膚の真皮まで到達し、
しわやたるみの原因となる「UVーA」を
「PA」は、皮膚の表皮まで到達し、
シミやそばかすの原因となる「UV-B」を
どれくらい防衛できるかを示す指数となります。
もう少し詳しく説明すると・・・
SPF
=SUN Protection Factor
(サンプロテクションファクター)
SPFは、2~50、さらに50以上は50+と
表示され
数値が高い程、防衛力は高くなります。
少し複雑ですが、考え方としては、
SPFは、紫外線を浴びてから、日焼け止めを
ぬらない場合よりも、肌へのダメージを何倍の時間、遅らせることができるかを
示します。
SPF1=約20分(基準値。個人差あり)
とすると
SPF10であれば、
素肌でUV-Bを浴びた場合より10倍、
肌へのダメージ時間を遅らせることができる
ことになります。
SPF10=約200分=3時間20分
肌へのダメージを遅らせることができる
計算となります。
ですが、個人差があるので、
もしもAさんが素肌では日焼けの影響を
10分で受けてしまう肌だとすると、
SPF10の日焼け止めを塗った効果は100分。
1時間40分後に
素肌の場合と同じ肌へのダメージが
出始めることになります。
ということは1時間40分程度の外出ならよい
ですが、それ以上となると、日焼け止めを
塗り直す必要が出てきます。
日焼け止めは、朝塗ったから一日中
効果が続くということではなく、
定期的に塗り直してくださいと
言われます。
それは、こういう理由からと
ざっくり理解していただき、自分の肌に
合い、安心できる日焼け止めを
選んでいただけたらと思います。
また、安心と思える時間間隔で
塗り直すことをおすすめします。
目安ですが
炎天下に長時間さらされる場合はSPF50以上
野外で、スポーツやレジャーをする程度
であればSPF30程度
少しのゴミ出しや散歩程度であればそれ以下
という基準もあります。
私としてはSPF30以上を塗って、
数時間ごとに塗り直すことを
おすすめします。
PA
=Protection Grade of UV-A
(プロテクション グレイド オブ UV-A)
PAは、UV-Aからのダメージをどれくらい
防げるかの表示で、4段階あります。
PA+~PA++++
+が多いほど、防衛力は高くなります。
繰り返しになりますが、
UV-Aはシミやそばかすの原因となります。
PA+でも効果はあります。
自分の安心感に合わせてお選び
いただければと思います。
また紫外線は目に見えず、
季節によって降り注ぐ量も変化しますが、
年中降り注いでいるため、
1年を通して、日焼け止め対策を
していくとよいと思います。
また日焼け等によりシミができてしまった
場合でも、メイクでシミを隠す方法があります。
シミなどの肌の悩みでお困りの方に
満足いくメイクをご自身でできるように
なって、日々を少しでも気持ちよく
過ごすことにつながればと思っています。
シミのことをもう少しお知りになりたい方は
こちらの記事もお読みください。
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