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専門家になるということ

こんにちは😃

今回は普段授業を受けていて感じたことを書いていきます^_^

現在、筆者は獣医学部に通っています。
獣医学部では4年生までに一通りの科目を学び終え、5.6年生では病院実習、卒論に向けての卒業研究、国試の勉強がメインであり、座って受ける授業は少ししかありません。どこの大学の獣医学部もこれは同じです。

先日、4年生の前期が終わり、残りの4年生後期の科目を履修すれば、獣医学の科目のほとんどを学んだことになるという段階まできました。
4年生の前期は科目数も多く、3年生までにはなかった臨床系の科目が始まり、臨床医学に関する知識が大幅にアップしました😄

ただ、これと同時に感じているのが専門的な内容を身につけるにつれてどんどん一般人からかけ離れていくなということです。

勉強する前はほぼ素人と同じです。
ですが、勉強を進めるにつれて専門用語の知識も増え、点でしかなかった知識が徐々に線になり、活きた知識になっていきます。
そうすると、知識の土台がアップします。どういうことかというと、これまでだいたいでしか覚えていなかったことを何回も反復して使うことで、その知識が当たり前に知っていることになっていくということです。

4年生ではさらに実技を行う機会も増えます。
犬の保定をしたり、採血をしたりと授業で学んだことを実戦の場に活かしていきます。
これを繰り返すことで、学んだことを体が覚え、技術として蓄えられていきます。

専門教育は元々は素人でしかなかった人から専門家を養成するのだからすごいものです。
ただ、一度専門家になってしまうと、一般人の素人でしかなかった時のことを忘れてしまいます。
専門家の間では知っていて当然のことでも素人からしたら何それっ!?っていうことも多いです。
実際に動物病院の獣医さんの会話を聞いていると知らない用語だらけです😅

今はまだ一般人と専門家のはざまにいるので、こういうことも考えられるのだと思いますが、専門家になったあとでも、自分が素人で何も分からなかった時のことを忘れずにいたいと思っています😇

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