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声が聞こえる【保育士日記】

こんばんは。さぼてんです。
最近、やっぱり子どもの世界って面白いなあと思うことがありました。

育てている植物に芽が出始めた頃。
水やりは、一日交代制で行っているのですが、自分の番じゃなくても、水やりをじっと見つめ耳に手を当てている子が1人。

「あー!喉が渇いたよー!」ときちんと声色を変えて、芽の気持ちを代弁。水やりを終えると、「はー!お腹がいっぱい!ありがとう」と一人でニコニコしながら喋っているのです。

誰に見られているわけでもなく、一人で芽と対話しているのです。

植物も生きていると当たり前のことを、私たちは「大切にしようね」なんて、教えようとしてしまいますが、そんなこと言わなくたって、目の前のすべてのものを生きていると意識せずとも、向き合っている姿に、ハッとしました。

こういう子どもの純粋さに、気付かされることも多いなと思った日でした。

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