見出し画像

サッカー日本代表6月シリーズが始まる

どうも、初めまして。
これからサッカーなど自分の好きなことに関して書いて行こうかなと考えています。

今回はサッカー日本代表6月シリーズの選出メンバーを考察していきます。
戦術分析はできないのでその点は悪しからず。

6月シリーズ選出メンバー

5/25(木)にメンバー発表がされ、6/13(火)に背番号も発表されました。

前回の3月シリーズから9人変更され谷、橋岡、バングーナガンデ、半田、町田、藤井、西村、田中、町野が外れ、復帰組で中村(航)、谷口、古橋、川辺、相馬、旗手が初招集の森下、川村、川崎が選ばれました。

選出メンバーは個人的には納得感と新鮮さが感じられて良いと思ってます。

DF登録の選手が少ないので3バックをやるのか、旗手選手などがSBもやるのかが一つ楽しみです。

選手の入れ替わりについて

前回選出され今回外れた選手でバングーナガンデ、田中の2選手が怪我中、谷がポジションを掴めていない以外はどの選手もチームで試合に出ていました。
その他の6選手は新しく呼ぶ選手とチームの核にしたい選手との間で選考漏れをしたのでしょう。
特に3月シリーズで得点を取った西村選手やコロンビア戦の前半で多く起点作りをしていた町野選手はそれぞれ旗手、古橋との兼ね合いがあったと考えられます。

続けて選ばれている選手はこれまでの継続の伝承と今後の核になることを期待されているのでしょう。

予想フォーメーション

3月から大きくは変わらないと思います。

GKは継続でシュミット
DFは4枚でビルドアップを考えて谷口をスタメンに
ボランチに鎌田でキャプテンの遠藤と組ませる
二列目は鉄板の3人で久保と三笘の共存にチャレンジ
ワントップは古橋と悩んで上田の方が序列が高そうなので上田にしました
新しい選手を試すこともそうですが、試合で成熟させることも重要なのでまずは固く行くのではないでしょうか。

3月シリーズからの継続

ボール保持からの攻撃

森保体制続投となり、新たに取り組み始めたのがポゼッションです。
今後必ずボールを持つ時間を長くすることは必要になるのでこの路線を続けて欲しいと思います。しかし、3月シリーズが終わった後に選手が述べていたようにポゼッションすることが目的にならず、速攻で行くべきところとの判断も磨いて行って欲しいです。代表チームはクラブと異なり時間が限られているので長い目で見ていこうと思っています。

新戦力の発掘

W杯後の注目ポイントとしては新戦力の発掘があります。
初招集された選手はもちろん、これまでチャンスが少なかった選手や久しぶりに召集された選手が楽しみです。

最も注目されているのが古橋選手でしょう。
今季日本人最多リーグ27ゴールをあげたストライカーが代表にフィットできるかは大きな注目ポイントです。得点能力に疑いの余地はないので味方とのタイミングのすり合わせや自分のプレースタイルと代表で求められていることの折り合いをどうつけることができるかがポイントだと思います。

もう一人あげたいのは川辺選手です。
筆者が大好きな選手で今回選ばれて非常に嬉しかったです。
BtoBタイプで三列目からもゴール前に飛び出していける選手で今季は9ゴールをマークしています。これまでボランチで主に起用されてきた遠藤、守田、田中、鎌田とは全く異なる特徴を持った選手で今回見たい選手の一人です。

最後に初招集組から川村選手です。
この選手もBtoBタイプで三列目からの飛び出しと強烈な左足が武器の大型ボランチです。サンフレではボランチ、シャドー、WBで出場しているポリバレントな選手でもあります。今回SBが少ないので左SBで使ってみても面白いのではないかと思っています。左利きのボランチ経験者ということでビルドアップで内側に絞ったプレーは苦もなくできそうですし身長もあるので守備時の穴にもなりにくいのではないでしょうか。

他にも中村、旗手、森下など楽しみな選手はいっぱいいるので出場機会が得られるよう練習からアピールして欲しいです。

毎回騒がれること

浅野選手は代表にふさわしくないのか?

もはや代表発表時の風物詩ともなってしまっているこの問題。
サンフレサポの筆者としては正直悲しくなってしまいます。
様々な意見があることは当たり前ですが、言われるほど代表選出はおかしいのかといつも疑問に思っています。

リーグでの得点数の比較

浅野選手は今季ブンデスで3ゴールでした。今回選ばれているFW起用が考えられる選手は古橋27ゴール(スコティッシュ)、前田8ゴール(スコティッシュ)、上田22ゴール(ベルギー)であり最も少ないです。今回は選ばれていませんが町野選手は今季ここまで8ゴール(Jリーグ)マークしています。ポジションは違いますが三笘7ゴール(プレミア)、鎌田9ゴール(ブンデス)、川辺9ゴール(スイス)、久保9ゴール(リーガ)、中村14ゴール(オーストリア)旗手6ゴール(スコティッシュ)、堂安5ゴール(ブンデス)、伊東6ゴール(リーグアン)、遠藤5ゴール(ブンデス)、守田6ゴール(ポルトガル)と今回招集のMF以上の選手のほとんどより少ない得点数でした。
所属のボーフムで最前線での起用がほぼないとはいえ同じようなポジションで出ている選手と比べても少し物足りなさを感じてしまいます。

浅野選手は得点が取れない?

今季の得点数比較をすると得点は圧倒的に少ないですが、得点が取れない選手ではありません。セルビアのパルチザンに所属していた20/21シーズンは18ゴールとシーズン途中での契約解除(給料の未払いなどが原因)まで得点王争いをしていました。
ここでよくあるのが「とはいってもセルビアでしょ?」という声です。
リーグレベル問題は難しい部分ではありますがこの成績で過去とはいえ得点が取れない選手というのは難しいでしょう。

何故呼ばれているか

リーグでの成績は振るっていませんが筆者が考える理由は3つあります。
1つ目はプレー関与率です。
多くの人が活躍を期待する古橋選手、上田選手に比べ代表選においてプレーするエリアが広いと感じています。古橋、上田はよりストライカーとしてゴール前で仕事をしようとするイメージですが、浅野選手は降りてきてポストプレーなどをする頻度が高いように感じます。そのため孤立している時間が少なく、ポゼションの助けになっていると思います。

2つ目はゴールへの意識です。
浅野選手はチャンスだと感じたらとにかくシュートを打ちに行きます。ここは賛否ある部分だと思いますがFWらしいのではないでしょうか。決めきる力があればさらに良いのでしょうが、チャンスを多く作り出す、チャンスの場面に顔を出せているのでしょう。高いゴールの意識が重要な場面でゴールを奪える「持ってる」ところにつながっているのでしょう。

ボーフムの監督は記者会見で「タク・アサノはどのディフェンスも常に忙しくさせるプレーヤーだと考える。いかにたくさんの危険なシチュエーションに入り、そこにいるのか。彼に欠けているのはゴールだ」と述べています。



3つ目は監督の意図を最も汲めている
彼が使われる理由は森保監督が求めるものを体現できているからでしょう。
前プレで守備スイッチを入れ、裏への飛び出しで深さを取り、降りてきてポストも試みる。求められている部分が出せているから代表に選出されているのでしょう。

以上3つに加えブンデスでスタメンの座を奪っていることは代表選出に相応しいと言えるのではないでしょうか。海外組が増えてきたとは言え4大リーグでスタメンとして出場している選手はまだまだ多くはありません。FW起用が考えられる選手では浅野選手しかいないため、ここは一つの評価ポイントなのではないかと考えています。
もちろん得点があるに越したことはありませんが代表チームが機能するためには
必要であると考えられているのでしょう。

最後に


長くなりましたがここまで読んでくださった方がいればありがとうございました。
今後もこのように自分の考えなどをただただ書き連ねていこうと思います。

明日から始まるキリンチャレンジカップが楽しみです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?