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blue_lace_moon
余計な事はしたくないの先に
余計な事はしたくない
誰しもそのように思う事はあると思う
昨日会社で
人事制度に関する話し合いを行った
頑張った人が報われるようにと
五年前に新しい人事制度になり
「本当に良くなったのか?」
管理職者間で意見交換をした
結果
「 良くも悪くも、変わっていない 」
そんな感想
過去に労働組合の執行委員をしていた事や
人事制度の設計にも関与した事もあり
それなりの知識を得て経験を積むと
人が仕事で報われ
やる気を出すかどうか
と
人事制度が良いか悪いか
は
あまり関係が無い事がわかる
ただ人の性として
制度に逃げた方が楽なので
世の中は成功事例のコンサル話が溢れていて
ダイエットと同じか・・・
そんな事を考える
それでも
次の世代の事を思うと
「今のままで良いのか?」
葛藤がある
大きく変えずに
小さい事から
できる事から
やってみよう
投げかけてみても
反応は薄い
周囲の心の声が聞こえる
「余計な事はしたくない」
と
昔の私なら
「今のままなら
あんたらが否定してた過去の上司と一緒やで」
自身の正論をぶつけてただろう
でも
ちょっと自身で変わったかなと思うのは
「余計な事はしたくない」
という周囲の思いを受け止めた
その先に
なんとなく点と点が繋がる予感
そういう事を感じる事がある
だから自身の正論をいうのを
ぐっと抑えて
「 みんなの意見が聞けて良かった 」
そうやって話しをまとめた
次の日
皆から少し笑顔が見られ
「少しは余計な事をしようかな」
そんな雰囲気になっていた
なんとなく点と点が繋がる予感
その勘を信じて進む
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